水曜日, 8月 01, 2007

クリームなグラハム・トーマス

 5月ごろの写真を整理していて、ううんこのクリーム色の花なんだたっけってなやんだんです。クリーム色というと、チャイコフスキーあたりしかないのですが、黄色い花も退色するとクリーム色になります。同じ時期の花を見ているとどうもグラハム・トーマスのような気がします。
退色してもきれいだったよね。いまは、最初から色が薄いし、気が付くとコガネムシにやられているし、葉っぱは黒点病で落ちてしまっているしで、もうふんだりけったり状態。秋の花が待ち遠しいです。
まあ、グラハムトーマスは今も花をつけてくれています。葉もちゃっと残ってはいます。秋はどうなんでしょうね。返り咲いてくれるかなあ?
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また突然奏です。

 2歳男の子、奏です。実は8月1日、今日はお母さんの誕生日なんです。
薔薇もきれいな花が咲いていないので、かわりに出演させていただきました。最近ちょっとあついのでかみをむすんでみたんです。かわいいでしょ?おねえちゃんがかわいかったのでちょっとまねをしてみたんです。
さて、おとうさんの薔薇ですが、かなりくじけています。はっぱがすんごくすくなくなっちゃって、かなりくじけているみたいです。でもね、ちっちゃなはっぱも出てきてるんです。奏も応援しているんです。じゃね。
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土曜日, 7月 28, 2007

夏のレディー・マリー・フィッツウィリアム

 夏のレディー・マリー・フィッツウィリアムです。アーリーモダンローズですが、けっこう元気です。初期のハイブリッド・ティーはなんかすこし弱々しい雰囲気がするのですが、実際はけっこう丈夫で暑い時期になってもしっかり花をつけてくれます。
でも、夏の暑い時期はゆっくり花を見てくれる人も少ないし、花を咲かせるよりは秋にパワーを復活させるためにじっとしてくれたほうがいいような気もします。
 実はほとんどは黒点病で葉を落としてしまい今は葉無しのまるで冬のような状態になっているものもあります。でも枯れたりはしないのが立派。気が付くとちゃんと新しい芽が出てきています。黒点病など気にしないという人がいるけど、それはそれで正しいのかもしれない。基本的に木にパワーがあれば、しっかり復活するものなのだ。虫に食われ、コナジラミに吸われ、ボロボロになった葉がついているよりは、いっそ落葉してしまったほうがいいという考え方もある。問題は復活の手助けをしてあげることかな...
でも、実際のところくじけていることは確か...
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水曜日, 7月 25, 2007

ケンブリッジキャッスルですがわりときれい

 南の庭はおもいっきり黒点病にやられて枝ばかりになっていまってかなりくじえているきょうこのごろです。その中にあってなんとか葉を保っているのが、イングリッシュローズ組です。このケンブリッジ・キャッスルはイングリッシュローズではないのですが、噂ではなんちゃってイングリッシュローズという話が広がっています。実はこのケンブリッジキャッスル、つぼみの特徴からはイングリッシュローズのオセロではという話。花の大きさを考えると、オセロは小さめらしいのでそうではないという立場もありますが、どうみても雰囲気はイングリッシュろーずです。病気にも強いしね。
 黒点病対策ですが、ダコニールの散布、感染してしまったものにはサプロールと一応殺菌剤は散布していたのですが、やはり一度感染してしまって、高温多湿な環境が続くとどうにもならないというのが現実です。今年はダメですね。感染が始まったら、その葉はすぐに切り捨てないといけませんね。それをさぼると、薬の散布ではもはやどうにもならない感じです。気候をあまくみていたのが失敗でした。後は、復活を祈るのみです。
まあ、それなりにきれいに咲いてくれているものもあるので、いいとしましょう。失敗もときにはありです。
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土曜日, 7月 21, 2007

梅雨時期のセプタード・アイル

 イングリッシュローズは過酷な状況でも強いですね。オールドローズも頑張ります。モダンローズ組は台風以降だめですね。黒点病が蔓延してしまいました。強いと思っていた品種も暑さによる株の弱りと、中途半端な雨で、ダメダメ状態です。
イングリッシュローズも黒点病には感染しますが、広がりが遅くその間に対処できます。広がりの速いのはつるオレンジ・メイアンディナあたり、ほんに1日か2日で蔓延し、1日で葉を落としてしまいます。もっとも、葉を落としてもつるオレンジ・メイアンディナはしっかり復活しますのでそれほど心配はしていません。落ち葉の掃除がちょっとくじますがね。
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火曜日, 7月 17, 2007

モナコ組台風にやられる

 台風は直撃をせずまあそれなりに通り過ぎていってくれたといっていいわけなのですが、それでも風は強く、南側に地植えしてしているモナコ組(ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコとプリンセス・ドゥ・モナコ)は強風で倒れてしまった。まあ、根元を踏みしめて元に戻してはいるが、きっと細かな根はやられたに違いない。
 台風では豪雨にはならなかったのですが、連続した中途半端な雨は黒点病を蔓延させ、強風は痛んだ葉をもののみごとに吹き飛ばしてしまった。結果は写真にも載せられないような、枝ばかりの株である。オレンジ・メイアンディナやローズ・オオサカなどはほとんど葉を失ってしまった。黒点病は蔓延が速いので注意はしていたつもりだが、ここのところの仕事やらなんやらの関係で、予防薬を散布を怠っていたのがいけなかった。まあ、ゆっくり復活を待つしかない。
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水曜日, 7月 11, 2007

雨の大阪

 雨の中で、いかにも薔薇という感じで咲いているローズ・オオサカである。ちょっと雨に濡れているところなども、いかにも赤い薔薇という感じである。
まだ、株が充実していないので、本格的な花をつけるのは来年以降なんだろうが、楽しみな品種ではある。新苗を植えてその年の秋からきれいに花をつけてくれる品種もあれば、大苗を植えて2年か3年たってやっと充実してきれいな花をつけてくれるものがあるようだ。このローズ・オオサカはどうなのだろう?たぶん、秋にはそれなりにきれいな花をつけてくれそうだ。
 なかなかきれいな花をつけてくれなかった代表選手は、ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズだろう。すぐに黒点病やうどんこ病にかかるし、花もくじけた花しかつけてくれない。えだもすぐに枯れてしまう。ハズレだったと思ったら今年は、けっこう育って、いっぱい花をつけてくれた。大輪のハイブリッドティーは株がある程度充実してこないとダメなんだろうね。実は大輪の品種はそのダイアナとプリンセス・ド・モナコぐらいなので実のところよくわからない。このオオサカもそのつもりでいるのだがどうなのだろう。
 赤い大輪のハイブリッドティー。薔薇の定石という感じである。主張が強すぎて、他の花とはなかなかなじんでくれない。でも、写真に撮るにはまさにこれであるという強さをもっている。さて、どんなふうに秋は咲いてくれるのやら..
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赤旦紅心なんですよ

 赤旦紅心なんですよ。普通のミニバラに見えますね。暑くなって、色が薄く出ています。本来はもっと濃い赤紫色をしています。
チャイナはほんとうによく返り咲きます。元気に育ってくれていれば、常に蕾をつけてくれるって感じですね。問題は元気で育っていてくれればという点です。暑さにはあまり強くないようです。多分問題は根にあるような気がします。いろいろな苗を購入していますが、同じところから購入したものは、暑さに対しては同じような性質を共有しているような気がします。
ノイバラの根は暑い時期、休眠をするという話を聞いたことがあります。夏の暑い時期にしっかり活躍してくれる性質の根だとやはり暑さに強いんじゃないですかね。
 台木は普通にノイバラといいますが、実際はいろいろ雑交していろいろな品種が存在するんだと思います。実際、近くの野原にも真っ白のもの、ピンクがかったもの、いろいろなノイバラがあったりします。きっと根もいろいろあるんじゃないですかね?
きっと鉢植え向きの台木、地植え向きの台木はあると思うのですが...
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火曜日, 7月 10, 2007

グルース・アン・アーヘン

 この花は残念ながら5月の花ですが、グルース・アン・アーヘンはよく咲いてくれます。以前にも書いていますが、フロリバンダという分類ではありますが、ポリアンサの系統はぜんぜん関係していません。
しかし、よく咲きますし、完全な四季咲き性をもっています。さらに丈夫でということがないくらいの優等生です。
 5月の始めに、強い風のために接木した部分が折れてしまったのですが、丁寧に縛っておいたらみごと復活してくれています。ほんとよかったです。接木したところは最初の1年くらいは弱いですね。しっかりついていると思っても力が加わると簡単に折れてしまいます。新苗の時期に大きな力がかからないように添え木をしてあげておかないと、ある程度大きくなってから、折れてしまうことがあるようです。まあ、この木は復活しました。
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土曜日, 7月 07, 2007

ちなみに春のセンチメンタル

 春のセンチメンタルを探してみました。やはり春の花はみずみずしい。ね、違うでしょ?
夏もきれいに咲けば、四季咲きって魅力なんでしょうが、実際は春と秋しかきれいに咲かないんですよね。夏はストレスがかかって...
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色が濃いセンチメンタル

 暑くなると色が薄くなる品種と色が濃く出る品種があるようだ。センチメンタルも2番花が咲いていますが、最初のころの花とは全く違うような色で咲いています。センチメンタルは白地にかなりくっきりとした赤い斑が入るのですが、濃いピンク色で斑もあまり目立たない花が咲いています。
 一般に赤紫系の品種は暑くなると色が薄くなるようです。ピンク色の品種などは白くなってしまうものが多いようです。黄色系も色が薄くなってしまいます。グラハムトーマスが返り咲いているのですが、あの山吹色の濃い黄色とは全然違ったクリーム色のような色になってしまっています。クリムゾン・レッドといわれるウィリアム・シェークスピア2000も花の色は濃いピンク色で咲いています。
まあ、きれいに咲いてくれていれば写真を載せて紹介するのがいいのですが、今は雨ですぐやれてしまってなかなかいいタイミングで写真が撮れません。ごめんなさい。
 7月はいろいろ本業が忙しくて、ゆっくり記事を考えている時間がとれません。実はコガネムシは襲来してきているし、薔薇の香りの実験室系の話もいろいろあるのですが、なかなか手がつきません。
今日あたりちょっと雨が小雨になっているときに写真をとってみましょうかね...
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火曜日, 7月 03, 2007

アイスバーグは基本ですね。

 雨が降るようになってきたので、くじけていたバラもすこしは復活してきたきざしがあり、小さいですがつぼみをつけてくれています。まあ、見栄えのするような花は咲かないとは思いますが、それでも少しは楽しみが出てきました。ハダニや黒点病との戦いだけではね。
 アイスバーグはまたいっぱいつぼみをつけています。咲くのはもう少し後になりそうですが、例年どおりいつでも元気です。この写真は、5月の写真です。やはりこのころの写真を見ているとすこし元気になります。暑い夏はいやですね。これからは暑さに強い品種が評価されるでしょうね。温暖化はまずいですよ。
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日曜日, 7月 01, 2007

ポールセンのパティオヒットシリーズ、コーネリア

 7月になりました。7月というと夏になったという7月とは違った爽快雰囲気を感じるのですが、実際のところは梅雨真っ只中なんですよね。子供のころは夏休みがもうすぐという思いがあったのでしょう。今も6月より7月のほうがいいような思い込みがあります。
7月になったからといってきれいな花があるというわけではなく、暑さでくじけた花だけになってしまいました。ここは秋に備えて、枯らさないように丁寧に水やりをするくらいしかありませんね。そうそう虫退治もね。
 ところで、この花はポールセンのパティオヒット・シリーズのコーネリアです。ポールセンのミニバラのシリーズは一番小さなものがパレード・シリーズ、それより大きめの花をつけるシリーズが、パティオヒット・シリーズとパレス・シリーズです。パティオヒットとパレスは実は同じ品種ですが、小さめのポットで挿し木苗として出回るのがパティオ・ヒット、接木苗?で大きめの鉢で出回るのがパレスのようです。接木苗かどうかは見ていないのでわかりませんが、小さめのフロリバンダという雰囲気です。
この写真は6月のはじめのころのものです。実は一番花が終わったくじけ苗の処分品を買ってきて、植え替えておいたものなのです。もうすこし早く開花すれば、もうちょっときれいな花を見られたのでしょうが、当たり前の小さな黄色い花になってしまっています。
実際は8cmぐらいの花になるはずです。これも秋に期待しておくことにします。
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土曜日, 6月 30, 2007

パッとしませんが...

 ここのところの暑さのせいで、すこしぐらい雨が降っても元気回復というわけにはいかないようです。パット・オースチンは暑くても結構咲いてくれるのですが、地植えにもかかわらず、葉に元気がありません。
ということで、パッとしないパット・オースチンです。明日からは、過去の花にもどってきれいな花を振り返ってみたいと思います。きれいな花が咲いてくれたら、またリアルタイム版に戻していきたいと思います。
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金曜日, 6月 29, 2007

タモラはいいですよ

 梅雨に入っていますが、蒸し暑いだけでそれほど雨は降ってくれていません。しかし、水が足りなくてへとへと状態から、厳しい日差しが弱まりそれなり水が供給される状況に転じたので、すこしはまともな花も見られるようになりました。
実は、結構花は咲いていて、ラ・フランスやシャルル・ドゴールなども咲いていたりするのですが、写真を載せるほどきれいじゃないので、悩むところなのです。
まあ、そんな中でもきれいな雰囲気で咲いてくれたのがタモラです。イングリッシュローズの中では、アンブリッジ・ローズと比較され負けてしまう品種ですが、我が家では素敵に咲いてくれて人気の高い品種です。
 春や秋のベストな時期に最高の花をつけてくれる品種、夏や晩秋の花が少ない時期にもそれなりの花をつけてくれる品種、時期によって評価というものは異なるものです。
今からの時期はそれほどいい花はつけてくれないのですが、しっかり成長してくれたり、ちいさいけどきれいな花をつけてくれると、それなりに愛着がわくものです。
タモラは矮性で他のERに比べるとそれほど強い主張をしない品種ですが、花つきは抜群で1年を通じて花をつけてくれます。春にも秋には杏色のたいへんきれいな花をつけてくれるし、今の時期は今の時期で、小さいけどさわやかな感じの花を咲かせてくれます。
 今の時期に咲くということは、いったいいつの時期に生育するんだということになるのですが、確かの四季咲き性の強い品種は肥料をやる時期も悩みますし、シュートも出てくれなかったりします。花つきのいい品種をどうやって充実させるかは、やはり摘蕾と適切な剪定なんですかね。いろいろ実験してみることにしましょ。
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水曜日, 6月 27, 2007

スカーレット・オベーションはよく咲く

 暑かろうが、寒かろうが、雨が降ろうが、乾こうが、それでもいつも花をつけてくえるのがこのスカーレット・オベーションです。deRuiterのミニバラは、オプティマのシリーズもオベーションのシリーズもたいへん花つきがいいのでうれしい。
 このスカーレット・オベーションはその中でもさらに花つきがいいような気がする。とにかくいつでもつぼみがついている。それも1つや2つということはまずない。まとめてつくからびっくり。雨が少なく暑いきょうこのごろなのに、しっかり花をつけてくれるのはうれしい。そのぶんなかなか成長しないのだが、ミニバラだからあまり成長してくれるのも困るのでいいのだが、枝の更新を考えていくと花がつかない枝がすこしあってもいいような気がする。まあ、シュートが欲しいわけだ。
 環境の問題は成長にはっきりあられてくる気がする。雨が少なかったり暑かったりすると、実は花はよくつく。葉の成長は悪くてもシュートも出やすくなる。やはり種を残そうという力なのだろう。このあたりの性質をうまくコントロールできるようになると、思ったように成長させることができるのだろうと思うだが、なかなか思ったとおりにはならないのが実際です。
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日曜日, 6月 24, 2007

雨の粉粧楼

 梅雨も週末から本格化し、今日もじめじめしたうっとうしい梅雨の日でした。雨がそれなりに降ってくれているので、庭のみどりはすこし落ちついた雰囲気ではありますが、バラの花は写真を撮りたくなるようなものはなかなか見つかりません。
あまりきれいではありませんが、粉粧楼が咲いて雨に濡れていました。粉粧楼は花びらが薄いので、雨に濡れるとボールになってしまうので、雨に濡れないところにおいてはいるのですが、実は雨に濡れたぐらいがやさしい感じがします。
 粉粧楼は四季咲き性が強く、いつでもつぼみをつけてくれるのですが、病気にも暑さにも弱いので、きれいに咲くのは年に1回か2回ぐらいです。まだ、完璧にきれいに咲かせたという気持ちになったことはありません。
まあ、花はたいへん繊細で綺麗なのですが、丈夫に育てることが難しく、いつも病気や虫にやられてしまっています。今年も最初はよかったんですがね...
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