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レオナルド・ダ・ヴィンチは我が家の玄関のバラなのですが、今年は特にきれいに咲いてくれています。おもての木をばっさりの切ってしまったおかげで、日照ばっちり、肥料もばっちりで、花つきも咲き方も抜群です。
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レオナルド・ダ・ヴィンチのいいところは、花持ちのいいところです。雨が降っても花が傷むことはないし、すこしぐらい強い風が吹いてもびくともしません。これが、イングリッシュローズだったりすると、咲きはじめて2,3日すれば散ってしまうし、雨でも降ろうものなら、雨の重さで花首をもたげてしまいます。
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イングリッシュローズは花びらは薄くて、たいへん繊細できれいに咲いた一輪は最高なのですが、株いっぱいに咲き誇る姿を見ることは難しい。グラハム・トーマスなどはとにかく樹勢が強いので、一斉に咲くことはありますが、その後の花びらの掃除もたいへんです。その点、このレオナルド・ダ・ヴィンチはそう簡単に花は散りません。3日で散る花と、10日ぐらいきれいに咲き続ける花、仮に咲く花の数が1/3だったとしても、同時に咲いている数は上ですよね。
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残念ながら香りはありませんが、ずっと満開のままが維持されて、散った花びらのゴミを出さない。これはたいへんすばらしいことです。色はガートルード・ジェキルの目の覚めるようなピンク色ではありませんが、これくらい一斉に咲けば、華やかと言わずしてという雰囲気になります。枝に沿って花が並ぶ感じはいいでしょ。