土曜日, 9月 23, 2006

ツートンカラーのスカーレット・オベーション

夏でもよく咲いたスカーレット・オベーション。本来は花びらの外側が白っぽく、内側が濃い色をしているのだが、この花はツートンカラーになって咲いた。
オランダDeRuiterのミニバラは素敵なものが多い、コーヒーオ・ベーションも素敵だし、ホワイト・ピーチ・オベーションも是非欲しいバラの1つである。
そのスカーレット・オベーションは、くじけ鉢苗を正月に半額処分で購入したものだが、京成バラ園芸の苗でその後たいへん元気に育って咲いてくれた。今年からは玄関の花壇に地植えにしたのだが、さらに元気に育っていっぱい花をつけてくれている。
ミニバラということになっているが、少し大きめに育つので花壇に植えても見栄えがする。病気にも強く、房咲きになる花はとっても素敵である。おまけに、こんなツートンカラーの花も咲いてくれる。 Posted by Picasa

金曜日, 9月 22, 2006

230万年前の光が降りそそぐ秋

明日は娘たちの幼稚園の運動会なので、朝は慌しいと思う。たぶん、バラの話題を書くのは遅くなりそう。というか、咲いてくれそうな花が無い状況。また、過去の花でお茶を濁すことになりそうだがゆるして欲しい。
とはいえ、秋が進んでいる雰囲気は感じる。夏だったら、虫にほとんどやられてしまう新しい芽がすくすく伸びているし、つぼみもコガネムシにもやられない。例年より弱々しい感じはしないでもないが、来週くらいからミニバラなんかが花をつけてくれるのではないかと思っている。
バラとはなんの関係もないが、台風が過ぎ去った後は晴れの日が続き、夜は星がきれいである。肉眼ではそれほど見えない星も、双眼鏡があれば本当に素敵な夜空がそこにある。星の写真も載せたいが、残念ながら撮影する道具がない。この時間はアンドロメダ星雲が真上に見える。230万年前の光だと思うとそれだけで...

ジャックカルチェも耐えて咲く

台風に耐えて咲くシリーズ?です。つぼみがあるんで剪定をせず残しておいた枝に花が咲きました。ジャックカルチェは、他のバラとちょっと違って、つぼみが開くというより、中から吹き出してくるような感じで咲きます。花首もすごく短いため、一見バラには見えなかったりします。
咲き方は季節によって違います。この花は真っ白に見えますが、春の花ははっきりとしたピンク色です。この写真では、昨日のブラッシュノアゼットのようなポンポン咲きに見えますが、春の花は最初はクォーターロゼット咲きで、それがさらにどんどん広がっていくような感じで、たいへん素敵です。
夏でもつぼみがつき、たいへん丈夫なバラです。枝は多く、横に広がりますので、十分なスペースをとって植えるときれいな株になると思います(我が家はそうはなっていません)。剪定も適当に切っておいても、枝が伸びてつぼみがつきます。
豪華な雰囲気はしませんが、オールドローズらしいやさしさがあります。 Posted by Picasa

木曜日, 9月 21, 2006

復活1号ブラッシュノアゼット

ブラッシュノアゼットが夏のくじけ状態からいち早く復活しています。台風にもめげず、花を咲かせてくれていました。
ブラッシュノアゼットは雰囲気的には弱々しく感じるのですが、復活のパワーはすばらしいです。写真のようにつぼみはどんどん出てきて、秋の花の準備をしてくれています。実は、夏もずっと咲いてくれていましたが、日差しの強さとマメコガネの攻撃でとてもお見せできるような状態ではなかったのです。その後、ちょっと早めに剪定をしておいたら、こんなふうにつぼみがあがってきてくれたわけです。
朝、お水をやりながら見回ってみると、台風でくじけた葉の根元から小さな芽が膨らんでいるのがわかりました。下葉が無くなってしまって、かなりかっこ悪くなってしまいましたが、着実に秋に向かって展開をはじめているようでした。とりあえずは安心ということでしょうか... Posted by Picasa

水曜日, 9月 20, 2006

夏もずっと咲いていたパットオースチン

台風でつぼみと新芽を落としてしまったパットオースチンですが、夏もずっと咲いてくれました。この花は8月の写真です。やはり、暑さにちょっとくじけていますね。他の花が、すごく小さい花になってしまうのに、パットオースチンはそれなりの大きさで咲いてくれていました。ただ、暑さでもっと2日、さらにコガネムシの攻撃があれば1日でボロボロになってしまってかわいそうでした。
本来は、今日あたり夏の花の最後が咲く予定でしたが、残念なことに台風でつぼみが全滅してしまいました。もうつぼみもとりあえず伸びてきた新芽も無視して、もうちょっとかっこよくカットしちゃいました。パットオースチンはシュラブらしく枝は細めです。なんとなく涼しげにスイスイと伸びています。他のバラが、かなりまじめに剪定したり誘引したり支えたりしなくてはいけないのに、パットオースチンは自然樹形が味があり、それでいて花もよくつきます。やはり、デビット・オースチンが奥さんの名前をつけただけの花ですね。 Posted by Picasa

火曜日, 9月 19, 2006

ディンティベスのアップ

前にも書いたが、うちにはつるバラのつるディンティベスとブッシュローズのディンティベスがある。どちらも同じ花が咲くが、つるディンティベスのほうがパワーがあるせいか春は大きな花が咲く。この花はブッシュのほうである。夏の花でどちらかというと小さめの花なので、アップでマクロ撮影した写真である。ディンティベスは花芯がたいへん美しい。ディンティベスの限らず、一重のバラの魅力はこのおしべなんじゃないかと思う。ジャクリーヌ・デュ・プレなんかも花の雰囲気としては同じ仲間だと思う。でも、この紫がかったピンク色はなんともあやしく、いっぱい咲いたときのあやしさはディンティベスの独特な雰囲気です。
つるもブッシュも何度も返り咲きます。つるディンティベスは一期咲きと書いてある本もありますが、春から秋の終わりまで多くはありませんが花をつけます。ブッシュのほうが完全な四季咲きです。花もちが悪いのが欠点ですが、そういう点はどうでもいいと思う花です。はかなさやあやしさを感じるバラですね。春の花を考えるとつるディンティベスが素敵ですが、扱いやすさからはブッシュタイプがお勧めです。つるディンティベスの太いシュートは凶悪?です。 Posted by Picasa

月曜日, 9月 18, 2006

台風13号

台風13号の被害は思ったより大きいようだ。古い葉っぱが吹っ飛ぶのはしかたないと思っていたが、この前剪定をした後に出てきた新芽がみんな台風の風でやられてしまった。つぼみがついていたパットオースチンやジュビレ・デュ・プリンス・ド・モナコなどは、みんなつぼみが落ちてしまった。特にパットオースンはもうすぐ咲きそうな大きなつぼみがオレンジ色をしていたのにだめになってしまった。
今日も花はいくつかついていた。ブラッシュ・ノアゼットとか、メヌエット、レッドムーンあたりですが、やはり風につぼみがやられて、写真を載せる気にはならない。
ということで、過去の写真を探して、これはきれいだけど別の写真を載せちゃったという、モーニングブルーでお茶をにごすことにしよう。この花は、写真写りがすばらしい。というか、紫系のバラはほんとうにきれいに撮れる。赤がいまいちの写真しか撮れないのと逆に、本物より青みがかかってきれいに見えるのだ。実際は、青紫のバラはそれほど青くは見えないだが、写真では青いバラがあるような錯覚をする。これも赤がうまく表現できないのと同じ理由なのかもしれない。
あったら欲しいと思うのが、青系のイングリッシュローズ。きっと素敵に違いない。 Posted by Picasa

日曜日, 9月 17, 2006

アルキミストもう1度

もう1度シリーズを始めます。つるバラの私のおすすめはアルキミストです。以前の写真はたくさん咲いているものだったので、今度は1輪が写っている写真です。
つるバラという分類ではなくモダンシュラブで分類されていることが多いと思いますが、枝は太くグングン伸びます。
我が家では北側のお風呂とトイレの窓格子に誘引しているのですが、北側にあまり日が当たらないにもかかわらず、1年で3,4mは成長します。とげはかなり鋭く、防犯用にうってつけです。
花は、最初は普通のバラのように咲き出し、だんだんロゼッタ咲きに変化していきます。この写真ぐらいの時が色も花形もきれいです。一期咲きなのですが、花はけっこう長く咲き続けます。モダンローズなのですが、どことなくオールドローズの雰囲気を感じさせ、たいへん素敵なバラだと思います。
みなさんも防犯用を兼ねていかがでしょうか?ただし、枝は太く、計画的に誘引しないととんでもないことになるかもしれません。肥料はほとんど必要としません。下手に肥料をたくさん与えるとやはりとんでもない大きさに成長するような気がします。ひなたで肥料をやったらどうなるだろうかという興味はあります。試してみる勇気のある方のお便りまっております。 Posted by Picasa