土曜日, 5月 10, 2008

マーガレット・メリルですがあまり咲かないのです

  マーガレット・メリルは育てやすいバラで初心者向きと本にも書いてあったりするのですが、うちのマーガレット・メリルはあまり元気に育ってくれません。一応日は当たるし、悪い環境ではないはずですが、周りの植物に負けてしまうようです。
 近くには、クレマチスやブラックベリーやクリスマスローズなどがあるのですが、春大きくなる前に周りの植物が茂ってしまうし、うどん粉病や黒点病にもやられて、生育できないようなのです。もっと成長してある程度の高さになってしまえばいっぱい日を受けられるのですが、そこまでいけないようです。
  とりあえず今の時期には花を3つぐらいは咲かせることができるのですが、それ以上は無理みたいです。今年は病気になっていないので、この後うまくいけば生育できるかもしれませんが、今年は例年以上にクレマチスのアルバ・ラグジュリアンスが元気いいので、やはり難しいかもしれません。
 もう少し枝が伸びてくれればいいんですが、シュートをたくさん伸ばすような性質はないようです。フロリバンダでもアイスバーグのようにいっぱい枝を伸ばす品種もあれば、プレイボーイがそうなのですが新しい枝がなかなか出てこないものがあります。
  このマーガレット・メリルはフロリバンダというよりはハイブリッドティーのような感じです。花もきりりとしていてハイブリッドティーみたいです。香りのすばらしい名花ということのようですが、我が家のはなかなかその特徴を表現しきれないようです。
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金曜日, 5月 09, 2008

なぜソレイユ・ドールがどこのホームセンターにもあるの?

  ほとんど期待もしていなかったソレイユ・ドールですが、いっぱい花をつけてくれました。鮮やかなオレンジ色で、それほど整っていないロゼット咲きなのですが、いかにもオールドローズっぽいワイルドな花をたくさん咲かせてくれました。
 このソレイユ・ドールですが、欲しくて買ったものではなくて、300円で売られていた処分苗なんです。600円に値下げされていたものがさらに300円ということで、ホームセンターの片隅に寂しく置かれていました。そういうのを見ると思わず救ってあげたくなるもので、なんとなく買ってしまったものなのです。
  ソレイユ・ドールですがハイブリッドフェティダという分類をされています。ロサ・フェティダは中東を原産とする黄色の花で、モダンローズに黄色を導入するもとになったものです。ソレイユ・ドールはその過程で作出されたもので、この品種をもとに黄色のハイブリッドティーができていったということです。
 残念ながら四季咲き性はないようで、秋は花をつけてはくれません。この後もう一度返り咲くとは思いますが、早々と店じまいをはじめております。もうちょっと花もちがいいといいんですが、花びらは薄いし花形も不安定なのですぐ終わってしまうのです。
  個人的にはそれほどうけのいいバラだとは思えないのですが、なぜかホームセンターでよく見かけます。モダンローズでもオールドローズでももっと見栄えがよくて花もちもよくさらに四季咲き性の花があるのになぜこんなのがいっぱい売られているのか疑問でしかたありません。
 原種に近いバラですが、強いバラではありません。黒点病には弱く、高温多湿には弱く、それほど樹勢も強くはありません。ロサ・フェティダよりは育てやすいとは思いますが、なぜそれほど売られているのでしょう?もっとも、それほど売られてなかったらもっと高くても買うかもしれません。
  ただ、写真の撮り方によってはたいへんあじわいのあるバラです。花の形の変化もおもしろいし、香りも独特なものがあります。なにより早咲きで、庭を明るくしてくれるのがいいと思います。でもやはりなぜどこにでもあるのかわかりません。大量に売られているピエール・ドゥ・ロンサールがいったどこに植えられているのかという疑問に匹敵する疑問なのです。
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流浪のスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン

 ディッシュで作ったような造花のような薄い花びらのつるスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンです。我が家に来て4年目なのですが、実は初登場なのです。それには理由があります。
  苗を買ってきて花が咲いたら全然違う品種だったという話はたまに聞きます。経験がある方も多いと思います。このスヴニール・ドゥ・ラ・マルウメゾンなのですが、たぶんつるスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンなのです。ちなみに、スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンは一応ブルボンなのですが、ティーと交配されていて、実際には四季咲き性があり、大きさも1m以内で鉢植えもできる品種ということになっています。一方、つるスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンは枝代わりで、大きさも4m以上になるという品種。四季咲き性もありません。
 
 3年前に新苗を購入して植えたら、元気よくのびるはのびる。そもそも1m以内のブッシュだと思っているので、伸びる枝をどうすることもできません。枝はどちらかというと細めで自立もしてくれません。しょうがないのでフェンスに縛っておいたらお隣さんから苦情。しょうがないのでつるディンティベスが植えてある南側のベランダの下に引越しました。
 しかし、ここは砂が多く雨もかからない。結局は、水不足でどんどん枯れこんでいきました。枝も9割以上枯れてしまい、もうダメだなと思ったので、引っこ抜いて転がっていた菊鉢に植えて、エアコンの排水パイプを鉢に導いて目立たない隅のほうにおいておいたら、少なくとも枯れることはなくなんとか生命維持。昨年はつぼみもついたのですが、残念ながらつぼみのままボールになって枯れてしまいました。しかし、それからなんとなく弱いながら(葉はうどどんこだらけ)も枝を伸ばしていることに気がつきました。
  黒い菊鉢はあまりいけていないし、鉢の底から根も出てしまっている。これじゃダメだと思い。大きめの鉢に植えてアーチ状の支柱を使って枝を誘引してみました。
 かわいがってあげれば、それなりに育ってくれるし、つぼみもつくもの。結果がこの花です。つるでなければ、きれいな花をずっとつけていたはずなのですが、間違ってつるスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンだったために、3年間に4回も植え替えられる運命だったわけです。
 じゃあこれで大丈夫かというとそうでもない。つるバラにしては元気がないし、花も少ない。花は独特できれいなんだけどね。来年はどうなることか...
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木曜日, 5月 08, 2008

ガートルード・ジェキルを見て

  アブラハム・ダービーとは対極にあるというか、実際の場所は近くに植えてあるんですが、ガートルード・ジェキルを見てください。
 西側の道沿いの花壇なのですが、左側は比較的派手な花が集まっていて、右側はどちらかというとおとなしいというか渋めの花が集まっています。意図してそうしたわけではなく、なんとなく気がつけばそうなっていました。
  左側組は、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アブラハム・ダービー、タモラ、赤い小輪だけどなぜか目立つランブラーのレッド・ムーンといった目立つお花組。右側組はブラッシュ・ノアゼット、ピンク・グルーテンドルスト、つるテディベア、そしてガートルードジェキルというやや地味目の組です。
  ガートルード・ジェキルは昨年新苗で購入して植えているので今年が始めての花です。まだ枝は細くそれほど成長していないので、まだまだ控えめなのかもしれません。イングリッシュ・ローズですが、アブラハム・ダービーやグラハム・トーマス、ウィリアム・シェークスピア2000あたりの派手は雰囲気とは異なり、オールド・ローズの雰囲気を残した落ち着いた花です。もっと成長するといっぱい花がつくようなので、来年は派手組みに入るのかもしれませんが、今年は落ち着いたいい雰囲気で咲いてくれています。この雰囲気もいいと思います。
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水曜日, 5月 07, 2008

アブラハム・ダービーいかがでしょう?

  イングリッシュローズのアブラハム・ダービーが開花しました。なかなかすばらしいです。いかがでしょう?あまりにきれいなので、同じ花の写真ばかり4枚も載せてしまいました。背景はマーガレットです。これもまた花盛りなのですが、アブラハム・ダービーの場所をどんどん侵食しているのが実際です。西側の花壇なのですが、ここ結構場所きびしいんです。
  このアブラハム・ダービーは輸入苗です。植えて2年目になります。昨年、時期としては春先になって植えた株で、昨年はいまいち生育してくれませんでした。秋は咲くには咲いたのですが、あまり枝が伸びることもなく、昨年と比較してもたいして成長していません。
 本来ならアブラハム・ダービーは四季咲きでありながら2,3mには生育するはずなのですが、いまだ高さは50cm程度しかありません。マーガレットにも負けてます。
 やはり根と環境が問題なのでしょう。強い他の植物が周りから攻めてきていますし、土も砂が多くあまり水もちもよくなさそうです。まあ、それでも牛糞堆肥やピートなどを入れているんですが、まわりが元気になるだけのようです。やはりノイバラの根のパワーが必要なようです。この株の根はロサ・ラクサかロサ・カニナあたりで、ぶよぶよしたゴボウのような根でした。まあ、乾燥には強いはずなんですが、西日にも負けていたようです。
  いろいろ場所や生育には問題があるのですが、今年の最初の花は一流です。完璧な美しさですね。写真だとピンク色しか見えませんが、微妙に混じるオレンジや紫はなんともいえない色合いです。
 アブラハム・ダービーはモダンローズ同士の交配なので、オールドローズ的なやさしさは感じられません。葉っぱもそうですし、花も華やか雰囲気で、繊細な雰囲気ではありません。同じイングリッシュローズでもガートルード・ジェキルなんかは、葉もつぼみもほとんどオールド・ローズというのとはだいぶ違います。
  イングリッシュローズというカテゴリがあったりしますが、品種によって雰囲気はだいぶ異なります。共通するものは何かというと、それはきっとデビッド・オースチンの感性なんじゃないかなと思います。そう思ってみると、やはりイングリッシュ
ローズの共通性はだれでもわかる気がします。
 そうそう、アブラハム・ダービーと対極にあるガートルード・ジェキルも咲き出しました。また、花や葉・枝の雰囲気を比較してみることにしますね。
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火曜日, 5月 06, 2008

紫の園、しぶいね。

  今シーズンの新入りは紫系が3種類。ラプソディー・イン・ブルー、ミスティー・パープル、そして紫の園です。ラプソディー・イン・ブルーは鉢苗で購入したので昨年の秋から花が咲いていますが、ミスティー・パープルと紫の園は大苗だったので、この春がデビューです。それまでは、ミニバラのモーニング・ブルーがいい感じだったので、紫系をいろいろ探していました。
  ミスティー・パープルと紫の園は朝倉のグリーン・サミット福岡店で買ったのですが、4月30日で倒産閉店してしまいました。グリーン・サミットはいろいろおもしろい苗を仕入れていたので、かなり残念です。ですので、最後に買った苗がこの2株というわけです。ちなみに最初に買ったのはホワイト・ストリームでその次が確かアイスバーグとつるディンティベスです。
  さて、紫の園のですが、しべが最初は明るい黄色で紫色の中にほんとうに映えます。紫の園というぐらいで、紫なのですが、ラプソディー・イン・ブルーのような濃い紫ではなくて、淡いかなり青味のある紫なので、黄色との対比でほんとうに青く見えます。
 青っぽいバラはいろいろあるのですが、華やかさと渋さをあわせもっていてなかなかいい感じです。まだ、最初のシーズンのなので、株が充実してなくて、うどんこ病にもなっていたりするので、本調子でないのですが、充実してくればもっといいんじゃないかと思います。
  つるディンティベスもそうなのですが、一重とか半八重のバラは花もちが悪いのが普通です。特にしべのきれないバラは、すぐに変色してしまいます。紫の園もそうで、黄色がきれいなのは1日だけみたいです。きっとこのはかなさがいいんでしょうね。
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月曜日, 5月 05, 2008

グラハム・トーマス第1弾

  グラハム・トーマスも1輪だけですが花をつけましたので、載せておきましょう。これからたぶん100を超える花をつけると思いますが、1輪だけでも目をひきます。これがいっぱい咲くんですから楽しみでないわけがありません。
 イングリッシュ・ローズではパット・オースチンも咲き始めています。パット・オースチンも花の数はグラハム・トーマスほどは多くありませんが、オレンジ色の渋い色が素敵です。お楽しみを...
  イングリッシュ・ローズは基本的に病気には強いのでほっておいたのですが、グラハム・トーマスもパット・オースチンもうどんこ病にやられてしまいました。今年はどうも葉が茂りすぎてしまったのがいけないのでしょうか?やはり株の数が増えてくると葉の干渉も目だってきて、ほんと植える場所や鉢を置く場所に困ってしまします。どうしましょう。
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赤旦紅心がきれいです

  例年よりすこし遅めですが、やっとバラの花が咲きはじめました。3日には久留米の石橋文化センターのバラフェアに行ってきましたが、花はまだほんの少ししか咲いていなくて、公演で子供と遊んできたという感じでしたが、昨日ぐらいからいっきに花が咲き出しました。写真をアップロードできていなかったので、ちょっとタイムラグがありますが、まずはチャイナあたりから赤旦紅心を紹介しますね。
  チャイナはほんとうに花つきがよく、こぶりですがたいへんかわいい花をつけます。赤旦紅心以外に庭には粉粧楼、紫燕飛舞、エルモサがあります。紫燕飛舞は実はチャイナじゃないらしいので仲間に入れてはいけないようですが、花はなんとなくチャイナっぽいです。6月には注文しておいた新苗のオールド・ブラッシュも仲間に加わる予定です。
 チャイナは四季咲き性が強く、花つきは抜群なのですが、枝が細いので風雨にはあまりつよくなく、うどんこ病にもかなり弱いのが困り物です。
 我が家の大きな問題点は風が強いこと。風が強いので、鉢は倒れるし、葉もつぼみも痛みます。うどんこ病には風通しをよくしと書いてあったりしますが、風が強すぎると葉やつぼみが痛むため、いくら薬剤でケアをしようとうどんこ病の嵐になってしまします。
 
 今年はかなりいいかんじたったのですが、ここ1週間ぐらい風が強くてダメージが広がってしまっています。赤旦紅心はことしはどうにか元気に花をさかせてくれています。ちょっとうれしかったので、最初に載せてみました。
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