土曜日, 6月 06, 2009

紫燕飛舞も終わり

  ずっと咲きつづけてきた紫燕飛舞も終わりました。最後の花です。四季咲き性があるし、チャイナと言われてはいたのですが、チャイナにしては大きくなりますし、葉もチャイナよりもずっと大きく、純粋なチャイナではないと思われていたようですが、やはりチャイナじゃなくて、ブルボンローズだったとのことです。
  しかし、四季咲き性は強く、かなりチャイナの性質が入っているような気がします。花つきはよく、ひらひらとした花は香りもよく、すばらしい品種だと思います。
 ほんとうにつぎからつぎへとつぼみがついてくるので、次からつぎへと花をつけてきたのですが、この花で終わったようです。もっとも、これからさらに2番花がつきますので、、一段落といったほうがいいのかもしれません。
  紫燕飛舞は接ぎ木でなくて、挿し木でもしっかり育ちます。北側に適当に挿しておいたものが2株育っていて、そちらもきれいな花をつけてくれます。根は強そうで、しっかり成長しますので、特に接ぎ木にする必要がないバラだと思います。
  ほんとうに花つきがいいにもかかわらずしっかり成長し、病気にも比較的強い。比較的と書いたのは、ちょっとうどんこ病になったり、ハダニがついたりするのですが、基本的には丈夫です。かといってつるバラのようには大きくならないので、小さめのオベリスクに添わせればそれなり味わいが出ると思います。
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月曜日, 6月 01, 2009

粉粧楼の2番花咲くが、ハダニに...

  粉粧楼の2番花が咲いています。粉粧楼やスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンのように花びらが薄くて枚数が多い花はなかなかベストの状態で花をみることが難しい。雨でも日差しでも花が痛んでしまいますし、このような花に限って病害虫にも弱い。どちらもうどんこ病には弱いし、ハダニにも弱い。粉粧楼は花つきもよく、丁寧に育てられればほんとうにきれいななのですが、今からの時期暑さや害虫から守ってあげるのはなかなか厳しいのが実際です。
  今年はほんとうにきれいな花がいっぱい咲いてくれたのですが、5月ですでにかなり暑い日が多かったためか、ハダニがすでにかなり発生しています。ハダニは強い水流で洗い流せばいいのですが、実際のところ完全に洗い流すのはかなり困難です。全体的になんとなく水で洗う程度ではほとんど効果はなく、葉を1枚1枚洗う感じで噴射してあげないと、すべてを洗い流すことは難しいようです。
 これが粉粧楼ぐらいの小さな鉢植えならいいのですが、つるバラだとこの程度の対策はなんの役にも立たないのが実際です。つるディンティベスがまたハダニに弱くて、もうしっかりハダニの害が出ています。ハダニの農薬は4種類ぐらい用意はしているのですが、連続して使用することができないため、どうしても対策が遅れてしまいます。
  現在用意している殺ダニ剤は、オサダン、コロマイト、テルスター、バロック、さらに、アクテリック、マラソンもありますが、なかなか完全の抑えることができないのが実際です。もっと徹底してやらないとダメなんでしょうね。それに対応が遅いと増えてしまってどうにもならないのが実際です。まあ、枯れてしまうことはないのですが、葉の見栄えがよくなくて夏のやる気がなくなってしまうのです。
 ハダニ以外にもコナジラミもしつこいです。ブラッシュ・ノアゼットの葉の裏に発生してるんです。コナジラミはちょっと早め対策はしているので、今年はまだひどい状況にはなっていませんが、夏になると大発生してしまうのです。きっと...
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日曜日, 5月 31, 2009

スイート・チャリオットのいいところだけを

  香りのあるミニバラ、スイート・チャリオットです。写真をみると、きれいに房咲きになっているようですが、いいところだけ撮ったということで、実際のところはまだ株が充実していなので、枝にまとまりがなくて、株元の葉も枯れていたりして、いまいちきれいではありません。
 しかし、花をアップで撮ればほんとうにきれいな花で、ミニバラにはめずらしく香ります。接ぎ挿しの新苗を昨年買ったものですが、接ぎ挿し苗はいまいち扱いが難しいです。幹が短いスタンダード苗という感じで、接ぎ口が高い位置にあるので、いまいち株元のバランスが悪いのです。さらにそのノイバラの台木がなかなか太ってくれなくて、ひょろひょろっとした感じになっているのです。
  接ぎ挿しの新苗は安かったので昨年4本買ったのですが、アーチを飾ろうと思っていたフェリシアは枯れてしまいましたし、マリ・パヴィエとオールド・ブラッシュも同じように株元が充実していなくてなんとなくひょろひょろしっていてバランスがわるいのです。
 やはり根に直接接ぎ木したものとくらべると途中にノイバラの幹が介在しているので、その部分の充実が難しいようです。まあ、時間がたてばしっかりしてくるとは思っています。
  接ぎ挿しとは関係ないのですが、ミニバラをしっかり育てるのは難しいですね。株が太くしっかりしていくわけではないので、定期的に更新をしていかなかくてはいけない。弱った古い株をほっておくと、そこから枯れ込んでいって、根まで弱ってしまうことも多いし、実際難しいと思います。夏の暑さやハダニにも弱いし、ミニバラは気をつけて育てる必要があます。
 ミニバラは難しいと思っていながら、気がつくといろいろ買っているわけで、この前もエブタイドといっしょに、チョコフィオーレを買ってしまいました。テディーベアやチャーリー・ブラウン同じだと思っていてもなんとなく手が出てしまいました。まあ、植えるところ考えなくてもいいから気楽に買ってしまうんですね。
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