我が家の玄関の前で無数の花をつけてくれているのが、レオナルド・ダ・ヴィンチです。ここのところ雨が続いていますが、雨が降ってもぜんぜん気にしないとう雰囲気できれいな花をつけてくれています。
とにかく、花持ちがいいんです。イングリッシュ・ローズのようにひらひらとした感じではないのですが、花びらの多い中輪の花がいっぱい咲きます。花持ちがいいですから、そう簡単に散らないわけで、おかげでさらに満開に見えます。
色が濃い目のピンク色、ガートルード・ジェキルのような鮮やかなピンクではないので、比較的に地味に見えるのですが、一面にバランスよく広がる姿は、なかなか壮観です。我が家ではピエール・ドゥ・ロンサールと並んですばらしいつるバラだと思います。
このレオナルド・ダ・ヴィンチ、メイアンのロマンチカシリーズのベースになる品種で、その後も交配種がいろいろ出ています。ギィ・ドゥ・モーパッサンやオーギュスト・ルノアールなどもこのシリーズですね。もちろんピエール・ドゥ・ロンサールもシリーズに入っていますが、傾向はちょっと違います。雨への強さはレオナルドにはかないません。
つるバラとして大きく育つのですが、もともとはフロリバンダで登録されているもので、シュートが何メートルの伸びることはありません。最初のころは結構元気に枝を伸ばしますが、株が大きくなって安定してくると、適当にうまく枝を更新しながら、樹勢を維持してくれます。
実は、最初は根が貧弱な苗で、これきっと育たないだろうと思っていたのですが、3年ぐらいたってから株がしっかりしてきて、水道管水漏れ事件によって元気がよくなって現在のように大きく育って玄関をかざるようになりました。
枝変わり品種にレッド・レオナルド・ダ・ヴィンチがあって、こちらもちょっと興味あるのですが、はっきり言うと植えるところがありません。アーチにいいかあと思っているのですが、もう既にアーチにはポンポネッラを植えてしまっています。そういえばポンポネッラはちょっとレオナルド・ダ・ヴィンチに似ています。花はすこしポンポネッラのほうが小さめでコロコロっとしていますが、花色や枝ぶりが似ているようなきがします。ということでポンポネッラにも期待をしています。ポンポネッラは遅咲きで、今やっと花がつき始めたところです。
バラの写真をデジカメからスマートフォンのカメラで撮るようになって、Facebookでの投稿のほうに移っておりました。改めて、過去の投稿をみるとブログのほうが、過去がわかっていいなあと思いまして、再度復活です。 以前に比べて株が老化して花の数も減ってしまっていますし、私自身も歳をとりまして、パワーが落ちております。それでも再度頑張りますので、我が家のバラ、よろしくお願いします。
木曜日, 5月 26, 2011
火曜日, 5月 24, 2011
トゲトゲのカーネーション
カーネーションのようですが、これはバラです。ピンク・グルーテンドルスト、ハイブリッドルゴサ、日本のハナマスの交配種になります。花はハマナスのように大きくありません。香りもありませんが、枝の棘が多く鋭いところはハマナスです。
今年はは、このトゲトゲ・カーネーションがきれいに咲いてくれています。例年は虫にやられたり、雨で花が傷んだりするのと、開花が一斉ではなくすこしづつずれたりして、きれいに咲きそろうことがないのですが、今年は気候によるところが多いのしょうが、きれいな花がそろって咲いてくれています。
このピンク・グルーテンドルストは接ぎ木ですが、もともとハマナスですから、挿し木でもどんどん増えます。もっとも挿し木をする時に、棘が邪魔にあんってうまく刺さらなかったりするのですが、そのあたり丁寧に挿してあげれば、かなりの確率で発根してくれます。もっとも挿し木の場合は、地下茎で伸びるので、広がらないように注意する必要があるかもしれません。ハマナスは地下茎で伸びていきますから...
我が家にあるのは、ピンク・グルーテンドルストですが、元はF.J.グールテンドルストで赤色、その枝変わりがピンクで、さらに枝変わりのホワイト・グルーテンドルストがあります。F.J.グルーテンドルストというのは人の名前で、ピンク・グルーテンドルストの作者です。ここで疑問なのが、大元の赤は、F.J.グルーテンドルストという名前だが、作者はちがうのです。
赤「F.J. Grootendorst」1918年 de Goey オランダ
ピンク「Pink Grootendorst」1923年 F.J. Grootendorst オランダ
白「White Grootendorst」1962年 Paul Eddy アメリカ
ということなのです。不思議です。de Goeyという人はなぜF.J.グルーテンドルストという名前をつけたのでしょうか?また、その枝変わりの作者がF.J.グルーテンドルストなのでしょうか?ちなみにF.J.グルーテンドルストはポリアンサのマザーズディの作者でもあります。
枝変わりシリーズというとこのグルーテンドルストが有名ですが、もっと有名?なのが、アイスバーグ・シリーズがあります。アイスバーグ、ピンク・アイスバーグ・ブリリアント・ピンク・アイスバーグ、バーガンディー・アイスバーグです。ブリリアント以外は我が家にあります。グルーテンドルストシリーズも赤と白が欲しいなと思ったりもするのですが、なにせトゲトゲで扱いにくい。3株もあったら血まみれになりそうで手が出ません。
今年はは、このトゲトゲ・カーネーションがきれいに咲いてくれています。例年は虫にやられたり、雨で花が傷んだりするのと、開花が一斉ではなくすこしづつずれたりして、きれいに咲きそろうことがないのですが、今年は気候によるところが多いのしょうが、きれいな花がそろって咲いてくれています。
このピンク・グルーテンドルストは接ぎ木ですが、もともとハマナスですから、挿し木でもどんどん増えます。もっとも挿し木をする時に、棘が邪魔にあんってうまく刺さらなかったりするのですが、そのあたり丁寧に挿してあげれば、かなりの確率で発根してくれます。もっとも挿し木の場合は、地下茎で伸びるので、広がらないように注意する必要があるかもしれません。ハマナスは地下茎で伸びていきますから...
我が家にあるのは、ピンク・グルーテンドルストですが、元はF.J.グールテンドルストで赤色、その枝変わりがピンクで、さらに枝変わりのホワイト・グルーテンドルストがあります。F.J.グルーテンドルストというのは人の名前で、ピンク・グルーテンドルストの作者です。ここで疑問なのが、大元の赤は、F.J.グルーテンドルストという名前だが、作者はちがうのです。
赤「F.J. Grootendorst」1918年 de Goey オランダ
ピンク「Pink Grootendorst」1923年 F.J. Grootendorst オランダ
白「White Grootendorst」1962年 Paul Eddy アメリカ
ということなのです。不思議です。de Goeyという人はなぜF.J.グルーテンドルストという名前をつけたのでしょうか?また、その枝変わりの作者がF.J.グルーテンドルストなのでしょうか?ちなみにF.J.グルーテンドルストはポリアンサのマザーズディの作者でもあります。
枝変わりシリーズというとこのグルーテンドルストが有名ですが、もっと有名?なのが、アイスバーグ・シリーズがあります。アイスバーグ、ピンク・アイスバーグ・ブリリアント・ピンク・アイスバーグ、バーガンディー・アイスバーグです。ブリリアント以外は我が家にあります。グルーテンドルストシリーズも赤と白が欲しいなと思ったりもするのですが、なにせトゲトゲで扱いにくい。3株もあったら血まみれになりそうで手が出ません。
月曜日, 5月 23, 2011
クィーン・オブ・スウェーデン、写真映りもよし!
イングリッシュローズのクィーン・オブ・スウェーデンです。ほんとうにきれいな花をつけてくれてます。これぞカップ咲きという感じで、開ききることがないんですね。きれいな形をたもったままでいます。散るまで同じ形をしています。
イングリッシュローズはどれも写真映りがいいのですが、このクィーン・オブ・スウェーデンは特に優秀です。花びらの密度が高いこと、直立性ですべての花がみんな上を向いてくれるので、うまく複数の写真を撮ることができます。
直立性と書きましたが、極端に直立性です。どの枝もまっすぐに上に伸びるんですね。ディスタント・ドラムスあたりも直立性が強い品種ですが、それよりもはるかに直立します。ほんとうにスラっとしてきもちいい感じです。
いまのところ高さが1mぐらいなので、ちょうどいい位置に花が咲いてくれているのですが、この後成長して樹高が高くなると、この直立性はちょっとよくないかもしれません。上から見えなくなってしまいますからね。大きくなっていくんでしょうかね。まだ2シーズン目なのでわからないところはあります。でも、もうちょっと株を大きくしたいという気持ちはあります。花がきれいですから、もっといっぱい咲かせてみたいという気にはなります。
植えてある場所が、アイスバーグの横に植えてあるのがちょっといけなかったなあと思っています。玄関の王様はアイスバーグで、きょうあたりもいっぱい花をつけています。アイスバーグは横張りにうまく株が広がるタイプなので、クィーン・オブ・スウェーデンはタイプが違って、目立たなくなってしまうんですね。かといって高さがたくなると、花は見にくくなるだろうし、難しいところがあります。
アイスバーグの横にバーガンディー・アイスバーグがあれば色のコントラストがいいだろうなあと思ったりして、このクィーン・オブ・スウェーデンを動かそうかと思うこともあるのですが、下手に移植すると弱ってしまうかもしれないし、もうちょっと様子見というところです。
とにかく、花の美しさはすばらしいクィーン・オブ・スウェーデンです。
イングリッシュローズはどれも写真映りがいいのですが、このクィーン・オブ・スウェーデンは特に優秀です。花びらの密度が高いこと、直立性ですべての花がみんな上を向いてくれるので、うまく複数の写真を撮ることができます。
直立性と書きましたが、極端に直立性です。どの枝もまっすぐに上に伸びるんですね。ディスタント・ドラムスあたりも直立性が強い品種ですが、それよりもはるかに直立します。ほんとうにスラっとしてきもちいい感じです。
いまのところ高さが1mぐらいなので、ちょうどいい位置に花が咲いてくれているのですが、この後成長して樹高が高くなると、この直立性はちょっとよくないかもしれません。上から見えなくなってしまいますからね。大きくなっていくんでしょうかね。まだ2シーズン目なのでわからないところはあります。でも、もうちょっと株を大きくしたいという気持ちはあります。花がきれいですから、もっといっぱい咲かせてみたいという気にはなります。
植えてある場所が、アイスバーグの横に植えてあるのがちょっといけなかったなあと思っています。玄関の王様はアイスバーグで、きょうあたりもいっぱい花をつけています。アイスバーグは横張りにうまく株が広がるタイプなので、クィーン・オブ・スウェーデンはタイプが違って、目立たなくなってしまうんですね。かといって高さがたくなると、花は見にくくなるだろうし、難しいところがあります。
アイスバーグの横にバーガンディー・アイスバーグがあれば色のコントラストがいいだろうなあと思ったりして、このクィーン・オブ・スウェーデンを動かそうかと思うこともあるのですが、下手に移植すると弱ってしまうかもしれないし、もうちょっと様子見というところです。
とにかく、花の美しさはすばらしいクィーン・オブ・スウェーデンです。
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