今年は、一気に咲いて一気に終わってしまった感じがする。例年ならまだ6月の最初は結構きれいな花が咲いているものなのが、今年は5月後半は疲れきってしまったといった雰囲気で、花は真夏の花のように小さく、くじけたような花ばかりである。
その中で、一応ちゃんと咲いてくれているのが、レオナルド・ダ・ヴィンチです。四季咲きではないのですが、春の花は長持ちで、6月もずっと咲いてくれていたりします。同じロマンチカシリーズのフロリバンダであるギィ・ドゥ・モーパッサンもまだまだ頑張って咲いてくれていますが、花はちょっと小さめかな?
昨年は太い枝を2本も失ってしまって、今シーズンの花はあきらめていたのですが、ところがところがちゃんと咲いてくれるじゃないですか?世の中にはつるバラとして出ていますが、本来はフロリバンダらしい。シュートが元気よく伸びてつるバラのような雰囲気だけど、それほど伸張はしないし、下の身近な枝にもちゃんと花をつけてくれる。つるバラのパワフルな感じとはちょっと違います。
花もまだ咲いてくれていますが、シュートも伸びてきて、来年の準備?を始めてくれています。昨年2本失ったためか、今年は3本ほどりっぱなシュートが出ている。つるバラの基本は、シュートをうまく伸ばすことなのだが、そのためにはやや大胆な枝の整理が必要なんだろうとふと思った。そういえば、つるディンティベスも昨年もう巨大化しすぎてどうにもならなくて、バシバシ枝を剪定したら今年はいっぱい花をつけてくれた。
シュートを伸ばすためには、案外今の大胆な剪定もいいのかもしれない。
バラの写真をデジカメからスマートフォンのカメラで撮るようになって、Facebookでの投稿のほうに移っておりました。改めて、過去の投稿をみるとブログのほうが、過去がわかっていいなあと思いまして、再度復活です。 以前に比べて株が老化して花の数も減ってしまっていますし、私自身も歳をとりまして、パワーが落ちております。それでも再度頑張りますので、我が家のバラ、よろしくお願いします。
土曜日, 6月 02, 2007
木曜日, 5月 31, 2007
ミミ・エデン、この春も...
花芯のピンクから外側に白、さらにうす緑のグラデーションが素敵で、人気のミミ・エデンですが、この春もいまいちの花しか咲かせることができませんでした。
3年前はなかなか世間には出回っていなかったこのミミ・エデンですが、最近はどこでも苗もみかけるようになりました。花はきれいだし、花もちはいい、さらに大きくはならない。一見たいへん優良な品種な気がします。しかし、なぜかこの春もうまくきれいな花を咲かせることができませんでした。
最初のころはとにかくうどんこ病にかかり、まともにつぼみを育てることができませんでした。葉は比較的丈夫なのですが、つぼみと茎がうどんこ病に弱いのです。
我が家はうどんこ病の胞子が飛びまくっている環境です。うどんこ病に強いという品種であってもうどんこ病にかかります。もちろん、殺菌剤を散布して対策してもです。
そんな感じですので、ミミ・エデンにとってはたいへん過酷な環境なわけです。
昨年の秋に鉢の土替えをし、春先はたいへん元気に成長してくれていました。つぼみのつきも他の品種と同様たいへんよく、今年は完璧と思ったのですが、あまりにたくさんつぼみがついたせいか、つぼみが生長しきれなくなってしまいました。5月になって風の強い日、暑い日が続いたのが原因でしょう。それで弱ったつぼみが、うどんこ病にやられてしまいました。他は花がついているので、なかなか薬剤は散布できません。気が付くとぽろぽろとつぼみが落ちていき、咲くには咲いたのですが、株を覆うような咲き方をさせることが今年もできませんでした。
つぼみはいっぱいついたけどが今年は多く、マザーズ・デイあたりはつぼみが全く開いてくれず中途半端な状態で落ちてしまいました。つぼみの時期の環境が悪かったみたいです。
とりあえず秋の花に期待するとして、ケアーしていくことにします。
3年前はなかなか世間には出回っていなかったこのミミ・エデンですが、最近はどこでも苗もみかけるようになりました。花はきれいだし、花もちはいい、さらに大きくはならない。一見たいへん優良な品種な気がします。しかし、なぜかこの春もうまくきれいな花を咲かせることができませんでした。
最初のころはとにかくうどんこ病にかかり、まともにつぼみを育てることができませんでした。葉は比較的丈夫なのですが、つぼみと茎がうどんこ病に弱いのです。
我が家はうどんこ病の胞子が飛びまくっている環境です。うどんこ病に強いという品種であってもうどんこ病にかかります。もちろん、殺菌剤を散布して対策してもです。
そんな感じですので、ミミ・エデンにとってはたいへん過酷な環境なわけです。
昨年の秋に鉢の土替えをし、春先はたいへん元気に成長してくれていました。つぼみのつきも他の品種と同様たいへんよく、今年は完璧と思ったのですが、あまりにたくさんつぼみがついたせいか、つぼみが生長しきれなくなってしまいました。5月になって風の強い日、暑い日が続いたのが原因でしょう。それで弱ったつぼみが、うどんこ病にやられてしまいました。他は花がついているので、なかなか薬剤は散布できません。気が付くとぽろぽろとつぼみが落ちていき、咲くには咲いたのですが、株を覆うような咲き方をさせることが今年もできませんでした。
つぼみはいっぱいついたけどが今年は多く、マザーズ・デイあたりはつぼみが全く開いてくれず中途半端な状態で落ちてしまいました。つぼみの時期の環境が悪かったみたいです。
とりあえず秋の花に期待するとして、ケアーしていくことにします。
水曜日, 5月 30, 2007
ギィ・ドゥ・モーパッサンとロマンチカ・シリーズの話
ギィ・ドゥ・モーパッサンが少し遅れて今咲いています。もう他の花はほとんど終わってしまって、モーパッサンだけがちょっと寂しげに咲いております。
京成バラ園芸の大苗を昨年の1月に植えたものですが、昨年の生育はいまいちで、今年はすこしは元気になってきたのですが、まだまだパワフルに咲くには至っていません。花が遅かったのもそのせいでしょうか?もっとも、おなじメイアンのシリーズのレオナルド・ダ・ヴィンチも遅咲きなので、そもそも遅咲き種なのかもしれません。
まあ、病気にはかかっていないので、この調子で生育していけば来年はもっといい雰囲気で咲いてくれると思っています。地植えですが土の具合がちょっと悪いのかもしれません。
この花は、メイアンのロマンチカ・シリーズのフロリバンダ種です。アンティークタッチのバラとか書かれていますが、花びらが多いカップ咲きで、一見オールドローズを感じさせます。イングリッシュローズも同じようなところを狙っているのですが、性質は全く異なります。もちろんオールドローズのそれとは全然違います。
まず樹形はイングリッシュローズは枝は細くシュラブという雰囲気の枝の広がりをしますが、このモーパッサンなどはいわゆる普通のブッシュローズの樹形で、枝も自立できるくらいしっかりとしたものです。
花もオールドローズ風に見えるのですが、花びらは厚く、モダンローズらしいしっかりとしたものです。おかげで雨風には強く、花もちはイングリッシュローズにくらべてずっといいと思います。
花の色も鮮やかで、写真映りもたいへんきれいですが、花の付き方はイングリッシュローズのように枝がしなりながら咲くやさしい雰囲気が感じられないのがちょっと残念です。たぶん、フラワーアレンジメントの素材にはいいんじゃないかと思います。
メイアンのロマンチカシリーズには、つるバラのピエール・ドゥ・ロンサール、レオナルド・ダ・ヴィンチ、HTのオーギュスト・ルノアール、ロマンチカシリーズには入っていないようだけどアンティークタッチとして扱われているチャイコフスキーが庭にあります。どれも地植えにしていますが、実はうまく育っているのはレオナルド・ダ・ヴィンチぐらいでしょうか?ピエール・ドゥ・ロンサールは昨年秋に植えて再生中、オーギュスト・ルノアールはどうもつぼみがボールになってしまって×(原因調査中)、チャイコフスキーは樹形のコントロールがうまくできずグラハム・トーマスの影に隠れて見栄えが悪い。丈夫で育てやすいのが特徴であるはずのメイアンのシリーズですが、なかなかうまくいかないものです。秋には綺麗な花が見られるようにしっかり管理していこうと思っています。
京成バラ園芸の大苗を昨年の1月に植えたものですが、昨年の生育はいまいちで、今年はすこしは元気になってきたのですが、まだまだパワフルに咲くには至っていません。花が遅かったのもそのせいでしょうか?もっとも、おなじメイアンのシリーズのレオナルド・ダ・ヴィンチも遅咲きなので、そもそも遅咲き種なのかもしれません。
まあ、病気にはかかっていないので、この調子で生育していけば来年はもっといい雰囲気で咲いてくれると思っています。地植えですが土の具合がちょっと悪いのかもしれません。
この花は、メイアンのロマンチカ・シリーズのフロリバンダ種です。アンティークタッチのバラとか書かれていますが、花びらが多いカップ咲きで、一見オールドローズを感じさせます。イングリッシュローズも同じようなところを狙っているのですが、性質は全く異なります。もちろんオールドローズのそれとは全然違います。
まず樹形はイングリッシュローズは枝は細くシュラブという雰囲気の枝の広がりをしますが、このモーパッサンなどはいわゆる普通のブッシュローズの樹形で、枝も自立できるくらいしっかりとしたものです。
花もオールドローズ風に見えるのですが、花びらは厚く、モダンローズらしいしっかりとしたものです。おかげで雨風には強く、花もちはイングリッシュローズにくらべてずっといいと思います。
花の色も鮮やかで、写真映りもたいへんきれいですが、花の付き方はイングリッシュローズのように枝がしなりながら咲くやさしい雰囲気が感じられないのがちょっと残念です。たぶん、フラワーアレンジメントの素材にはいいんじゃないかと思います。
メイアンのロマンチカシリーズには、つるバラのピエール・ドゥ・ロンサール、レオナルド・ダ・ヴィンチ、HTのオーギュスト・ルノアール、ロマンチカシリーズには入っていないようだけどアンティークタッチとして扱われているチャイコフスキーが庭にあります。どれも地植えにしていますが、実はうまく育っているのはレオナルド・ダ・ヴィンチぐらいでしょうか?ピエール・ドゥ・ロンサールは昨年秋に植えて再生中、オーギュスト・ルノアールはどうもつぼみがボールになってしまって×(原因調査中)、チャイコフスキーは樹形のコントロールがうまくできずグラハム・トーマスの影に隠れて見栄えが悪い。丈夫で育てやすいのが特徴であるはずのメイアンのシリーズですが、なかなかうまくいかないものです。秋には綺麗な花が見られるようにしっかり管理していこうと思っています。
月曜日, 5月 28, 2007
コンフェデレーション、ちょっと変わってます
産経新聞メディックスが出しているNew Roses 2006の中で、京阪園芸の小山内健氏がすすめていたので、思わず注文してしまったバラです。
最初に届いたときからちょっと枝ぶりが違うので、およよっと思っていたのですが、育ててみると確かにちょっと変わったバラでした。
一応ハイブリッドティーで、花もハイブリッドティー的な花のつき方なのですが、枝の伸び方がちょっと変わっています。
枝は一般に上に向かって伸びます。横張りの品種もよこに出る枝が多いだけで、出てきた枝は上に向かって伸びていきます。まあ、自分の重さなんかで横に広がってしまうわけですよね。
このコンフェデレーションは枝が上ではなく斜めにまっすぐ枝が伸びていきます。それも1m以上横に伸びていってその先に花が咲いたりするわけです。地植えにするところがなかったので、ちょっと大きめの鉢に植えていたのですが、はっきりいってまとまりが悪くて困ります。うまく剪定をして、上のほうに枝を伸ばしてあげないといけません。普通は、横に枝が出るように工夫しますが、これは逆です。横に出ないようにしないといけません。
さて、花は鮮やかなピンクで、かなり重厚な咲き方をしてくれました。New Roses 2006の写真では平咲きのような感じでしたが、実際は高芯咲きからロゼット咲きに変化していきます。枝が長すぎるので風の影響をうけて少し花が痛んでしまっていますが、うまく咲かせれば、ピンクな鮮やかな素晴らしい花になると思います。
まだ、今年は最初なので、そのうち株が充実してくれば、もっときれいな花をみることができると思っています。そのためまずは剪定の方法を研究してみることにします。
最初に届いたときからちょっと枝ぶりが違うので、およよっと思っていたのですが、育ててみると確かにちょっと変わったバラでした。
一応ハイブリッドティーで、花もハイブリッドティー的な花のつき方なのですが、枝の伸び方がちょっと変わっています。
枝は一般に上に向かって伸びます。横張りの品種もよこに出る枝が多いだけで、出てきた枝は上に向かって伸びていきます。まあ、自分の重さなんかで横に広がってしまうわけですよね。
このコンフェデレーションは枝が上ではなく斜めにまっすぐ枝が伸びていきます。それも1m以上横に伸びていってその先に花が咲いたりするわけです。地植えにするところがなかったので、ちょっと大きめの鉢に植えていたのですが、はっきりいってまとまりが悪くて困ります。うまく剪定をして、上のほうに枝を伸ばしてあげないといけません。普通は、横に枝が出るように工夫しますが、これは逆です。横に出ないようにしないといけません。
さて、花は鮮やかなピンクで、かなり重厚な咲き方をしてくれました。New Roses 2006の写真では平咲きのような感じでしたが、実際は高芯咲きからロゼット咲きに変化していきます。枝が長すぎるので風の影響をうけて少し花が痛んでしまっていますが、うまく咲かせれば、ピンクな鮮やかな素晴らしい花になると思います。
まだ、今年は最初なので、そのうち株が充実してくれば、もっときれいな花をみることができると思っています。そのためまずは剪定の方法を研究してみることにします。
日曜日, 5月 27, 2007
紫燕飛舞再登場
紫燕飛舞です。名前の通り紫の燕が飛び舞うという感じの素敵なバラです。
ほかのバラはもう一番花が終わってしまっていますが、紫燕飛舞はまだまだ咲いてくれています。前回は咲き始めという感じでしたが、より赤みが強くなってそれらしい花になったので再登場です。
この前このバラはどうもチャイナローズではないらしいという話をしましたが、花びらの感じなどはチャイナではない感じです。チャイナローズは薄い花びらが繊細に重なるような雰囲気なのですが、紫燕飛舞は花びらがやや厚めでしっかりしています。
我が家のほかのチャイナローズは、みなうどんこ病にやられてダメダメ状態になっているのですが、この紫燕飛舞はきれいに咲いてくれています。他のチャイナとは、粉粧楼、赤旦紅心、エルモサといったところです。
チャイナは多花性でかつ繰り返し咲きで、樹高も低く素敵なのですが、枝の弱さ(細さ)と、うどんこ病に弱い点、雨に弱い点などがあり、なかなかきれいに咲かせ続けることができません。
まあ、瞬間的にはきれいに咲くときがあって、その時はいい写真もとれるのですが、連続してきれいに咲いてくれないのが難しい点です。
しかし、この紫燕飛舞は、樹形のコントロールができればほんとうに続けてきれいに咲いてくれます。春も小ぶりの花がひらひらで綺麗だし、秋ももうすこし大きめの花が咲いてくれます。
昨年までは鉢植えだったのですが、細い枝が長く伸びるので、今年は地植えにしました。日当たりがいまいちのところなので、いまのところはまだ樹高は50cmぐらいしかありません。しかし、日が当たるようになるにつれ、つぼみ連続してつき、落ち着いた雰囲気で咲いてくれるのがうれしいところです。昨年は夏ハダニにやられてしまいましたが、今年はそのあたりに気を使って育てようと思っています。
ほかのバラはもう一番花が終わってしまっていますが、紫燕飛舞はまだまだ咲いてくれています。前回は咲き始めという感じでしたが、より赤みが強くなってそれらしい花になったので再登場です。
この前このバラはどうもチャイナローズではないらしいという話をしましたが、花びらの感じなどはチャイナではない感じです。チャイナローズは薄い花びらが繊細に重なるような雰囲気なのですが、紫燕飛舞は花びらがやや厚めでしっかりしています。
我が家のほかのチャイナローズは、みなうどんこ病にやられてダメダメ状態になっているのですが、この紫燕飛舞はきれいに咲いてくれています。他のチャイナとは、粉粧楼、赤旦紅心、エルモサといったところです。
チャイナは多花性でかつ繰り返し咲きで、樹高も低く素敵なのですが、枝の弱さ(細さ)と、うどんこ病に弱い点、雨に弱い点などがあり、なかなかきれいに咲かせ続けることができません。
まあ、瞬間的にはきれいに咲くときがあって、その時はいい写真もとれるのですが、連続してきれいに咲いてくれないのが難しい点です。
しかし、この紫燕飛舞は、樹形のコントロールができればほんとうに続けてきれいに咲いてくれます。春も小ぶりの花がひらひらで綺麗だし、秋ももうすこし大きめの花が咲いてくれます。
昨年までは鉢植えだったのですが、細い枝が長く伸びるので、今年は地植えにしました。日当たりがいまいちのところなので、いまのところはまだ樹高は50cmぐらいしかありません。しかし、日が当たるようになるにつれ、つぼみ連続してつき、落ち着いた雰囲気で咲いてくれるのがうれしいところです。昨年は夏ハダニにやられてしまいましたが、今年はそのあたりに気を使って育てようと思っています。
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