土曜日, 11月 03, 2007

ケンブリッジ・キャッスル、花は少しですが目立ちます

 ちょっとくじけた廉価苗をさらに半額ぐらいで買った気がするケンブリッジ・キャッスルですが、だんだん元気になってきて、気づけば2m以上になっています。
最初はひょろひょろ伸びる枝をそのままにしていたのですが、ブッシュとしてはまとまりが悪いので、オベリスクにまきつけて育てることにしました。どうも、これは正しかったようで、枝の数も増え、春はきれいな花をいっぱい咲かせてくれました。
 ケンブリッジ・キャッスルといえば、国華園から出回ったらしいなんちゃってイングリッシュ・ローズ。一説によれば、イングリッシュ・ローズのオセロとそっくりという話。オセロの本物をみたことはないので確認は難しいが、つぼみの雰囲気などはオセロにそっくりなのは確かである。違う点は、大きく育っている点。オセロはそれほど大きくはならないようで、大きめに育っているところが疑問をもつ点ではある。
 オセロではないとしても、花の形や香りなどはまさにイングリッシュ・ローズである。10cm程度になる花は豪華で、数は少なくても存在感は大きい。現在も3つか4つぐらいしか花はついていなが、オベリスクから自由に広がった自然な形とあいまって、なんとも庭で存在感を演出しています。やはり赤い薔薇は目立ちますね。
11月に入って涼しくなってきたおかげで、花もちはよくなっていますし、不快なコナジラミも飛ばなくなって、いきなり訪れる薔薇色の日々といったところです。アイスバーグだけは数十の花がついているけど、他の薔薇はほんの少しだけの開花。しかし、夏のくじけ状態からも回復した庭はなんとなくうれしい気持ちにさせてくれます。
 例年だと11月なのでそろそろ秋の薔薇も終盤戦かなと思うところですが、今年はなぜかこれからかなと思ってしまいます。ウィリアム・シェークスピア2000などはいっぱいつぼみがついてくれていますし、セプタード・アイルなんかもすこしづつですがきれな花をつけてくれていますし、まだつぼみが上がってきています。あと1ヶ月ぐらい楽しめそうです。
Posted by Picasa

木曜日, 11月 01, 2007

タモラも気がつくと咲いておりました。

 気がつくとけっこう花が咲いているもので、イングリッシュ・ローズのタモラがきれいに咲いていました。アンバーな色合いがきれいで、世間の評価はアンブリッジ・ローズのほうがいいと書いてあったりしますが、我が家の評価は◎な花です。
イングリッシュ・ローズも大きくなる組と小さい組があって、タモラは小さい組ですが、けっこうきれいな花を咲かせてくれます。もうちょっと大きくなってもいいと思っているのですが、小さいです。50cmもないと思います。ちなみに、アブラハム・ダービーも小さい組です。こちらはさらに小さく、40cmぐらいしかないと思います。これは輸入苗でいまいち元気がないのが理由ですが、元気が出てくれれば大きい組に入れるはずです。
 大きい組は、グラハム・トーマスとかパット・オースチン、セプタード・アイルも鉢植えですが大きい組ですね。もうすぐまた花が咲きそうなウィリアム・シェークスピア2000は小さい組です。
小さい組は花つきがよすぎて、成長できないんです。大きくなる前につぼみがついてしまいます。たぶん、環境が劣悪なので、がんばって花をつけようとするんでしょうね。どうしたらもっと枝が伸びるのでしょうか?そのうちに、根が成長すればきっと大きくなるんでしょうね。あんな小さなアブラハム・ダービーは拍子抜けです。
 今年は9月につづいて、10月も記録的な暑さだったようです。観測史上最高の平均だったようです。やっぱり暑いのがいけなかったですね。タモラももう少し環境がよければもっと成長してくれて、いっぱい花をつけてくれたに違いありません。玄関の目立つところにあるので、小さい組から中くらい組ぐらまで成長してほしいものです。
Posted by Picasa

水曜日, 10月 31, 2007

シャルル・ドゴールの紫がきれい

 シャルル・ドゴールが咲きましたよ。やっと、秋のバラのシーズンが来たという雰囲気になってきました。昨年の秋に植えたバラです。南の島で買った598円の廉価苗だった気がします。春は癌種も発見されダメかと思ったのですが、なんとか秋の花を咲かせてくれています。もっと青っぽいかなと思ったのですが、春よりさらに赤みが強く紫色という色あいです。モーニングブルーのほうが青系です。
 昨年はフロリバンダのブルー・バユーあたりが欲しくて探していた気がしますが、たまたま見つからなくて、シャルル・ドゴールあたりもいいかなと思って買った気がします。
やはり青系のバラは気になります。香りもいいし、写真にとればさらに青みが強くでてきれいに写るし、なんとなくあやしい雰囲気がいいです。
 紫バラだと、紫の園とかたそがれとかミスティ・パープル、つるバラだとすみれの丘などが気になりますね。日本人がこのあたり頑張ってるんですね。なかなか青バラは難しそうな雰囲気がありますが、きれいなことも確かですね。
 
Posted by Picasa

月曜日, 10月 29, 2007

もう少しいい写真を

 ひきつづきレディ・マリー・フィッツウィリアムです。今日の朝のもうすこ開いた写真があったのでこれも載せておきましょう。こんなふうに開いていくところに趣きのある花なんですよ。単純なピンクじゃなくて、花びらの表の裏の色が微妙に違うので花びら1枚1枚が光の具合でたいへんきれいなんです。
 そういえば、紫色の紫雲も表と裏が違ってきれいです。こちらはまだくじけたままですがね...
Posted by Picasa

レディ・マリー・フィッツウィリアムも咲きました

 アーリー・モダン・ローズのレディ・マリー・フィッツウィリアムのつぼみが開いてくれました。花びらの表の裏の微妙な色の違いがきれいです。先週の初めも咲いていたのですが、第2弾という感じですね。葉っぱは黒点病でくじけたので、いまいちの状態ですが、復活は早めでつぼみもしっかりつけてくれています。
 ピンク色のアーリー系はこれ以外にラ・フランスがありますが、雰囲気は似たところもあり、違うところもありという感じです。ラ・フランスは花びらは薄く、現代のハイブリッドティーとは全くことなる繊細な雰囲気なのですが、レディ・マリー・フィッツウィリアムはもしかすると現代のハイブリッドティーやフロリバンダのルーツなのかなという感じをもっています。とはいっても、現代の大輪のハイブリッドティーとはまったく違います。花びら1枚1枚がしっかりしていて、その花びらがつぼみから反り返りながら開いていく感じがなんとなく現代バラ系かなと感じるのです。
 たぶん、現代バラは切花としての市場の影響が大きく、派手でかつ花もちのいい花が好まれたからでしょう。オールドローズはほとんどすべて花びらは薄く、枝も細く、繊細な花なのに、ピース以降のバラは力強さを感じるほどに自己主張が強い感じがします。最近のイングリッシュローズにしても同じといえば同じです。
その点、1900年以前の品種はハイブリッドティーでも繊細です。オールドローズのティーの雰囲気をしっかり残してくれています。もっといっぱい植えたいなと思うのですが、植える場所がね...。鉢植えより地植えのほうが、よさそうなんだな...
Posted by Picasa

日曜日, 10月 28, 2007

アブラハム・ダービーですが、元気がいまいちです

 秋はきっときれいだろうと期待をしていたアブラハム・ダービーですが、いまのところこの1輪のみで当分花は咲きそうにありません。つぼみもないということです。
冬に1,980円で安いと思って、輸入苗だとわかった上で買ったのですが、やはりこの夏の暑さにはめげたようで、まだ復活できないようです。
きっと大きく成長するだろうと、西の道路側の目立つところに植えていたのですが、春はそれなりに花をつけてくれましたが、ここのところさっぱり成長してくれません。涼しくなってきたのでどうにかなるかなと思っていましたが、いまのところまだ元気は出ていないようです。
 とりあえず春はいい感じで成長してくれていたのですが、暑さも日差しも水の条件も厳しい西側には合わなかったのでしょうか?これからでもいいので、元気を出してほしいものです。花はすごく好きだんですがね...
Posted by Picasa

アンティーク・レースが元気になってきました

 夏も花をつけてくれていたアンティーク・レースですが、黒点病で下葉が落ちてしまってひょろひょろ状態になっていました。基本的には元気で下のほうに芽が出始めていたので、まあ枯れないだろうと9月のはじめにバシッと切りつめて枝だけ状態にしていました。
ところが、それからなかなか葉が復活してこなくて、こりゃまずかったかなと思っていたのですが、涼しくなってきたら元気に葉が出てきて、今回ちゃんと花をつけてくれました。
 このアンティーク・レースは今年の春に新苗で植えたもので、確かディスタント・ドラムスといっしょに購入したものです。どちらも夏でも元気がよかったのはきっと苗がしっかりしたものだったからでしょう。
やはり、夏の過酷な環境だと苗の根の強さがはっきりわかります。廉価品で売っていた出どこの怪しい苗は成長しきれずにかなり苦しんでおりました。一方、それなりの専門店で買ったものは黒点病でくじけようとも根は元気で、しっかり復活をしてくれています。適当なノイバラの台木じゃだめなんでしょうね。台木にもブランドがあるのだろうか...
 話をアンティーク・レースに戻しますが、色合いはなんともいえずアンティークな色です。電球で照らしたようなちょっと渋いクリーム色です。写真などをみると、もっと茶色系みたいですが、我が家のものはそれほど茶色(オレンジ色?)にはなりません。春もそうでした。白い枝代わり種もあるようなで、それかもしれません。アンティーク・レースは切花としてよく出回っている品種のようで、切花として買ってきて枝を挿し木で増やすことができるようです。まあ、ミニバラですからそんな感じでも育つかもしれません。
Posted by Picasa