金曜日, 10月 22, 2010

根性で咲くあゆみ

  我が家のバラ園は実際のところなつのくじけが尾を引いていて、なかなか復活してくれない。それでも、すこしは花がみられるようになって、このブログは復活できそう。バラだけでなくコンピュータもくじけていて、いままで写真を整理していたマシンの調子が悪くて、デスクトップのコンピュータにすべてを移して復活できたというわけなんです。  きょうの花は今年手に入れた京成バラ園芸の50周年記念のバラ、あゆみです。最初からいまいち元気がなくて心配していたのですが、いまもぎりぎりの状況で生き残っているという感じです。黄色バラなのでやはり黒点病には弱くて、夏の暑さを乗り越えても、なかなか葉を増やせない状況で、根性で花を1輪だけつけているという感じです。
  ということでこの3つの写真は1つの花、たくさん咲いているわけではありません。葉もほとんどなしの状況で、やっと涼しくなってきて新芽が出てきてくれました。でもこれからはどんどん気温が下がっていきます。もはや、元気を出して花をという時期でもない。とにかく枯らさないようにして、春咲き頑張れるようにしてあげることにします。
  しかし、葉無しの1輪にしては立派な花です。きっとそれなりに育ててあげたらきれいな黄色の花をつけてくれることでしょう。来年の春はまだきびしいでしょうが、ケアをして元気にさせたいと思います。
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日曜日, 10月 17, 2010

オーギュスト・ルノアールで復活

  ひさしぶりの投稿ということになってしまいました。8月をのりきれるかということについては、のりきれなかったという雰囲気の庭になっております。それでも、秋になりまして少しは花をみることができるようになっています。
 あまりたくさんは咲いておらず、とりあえず玄関のオーギュスト・ルノアールの写真を載せてみます。雨が多い時期はつぼみがボールになってしまって、なかなかきれいな花をみることができなかったのですが、ある程度株が充実してきたら、つぼみを膨らませるパワーが出てきて、きれいな花をみることができるようになりました。ちゃんとした花をみるのに3年かかりました。
  この株が玄関のところで昼間はあまり日が当たらない場所にあります。朝晩は日はあたるのですが、日中はちょっと影になるのです。それが幸いしたのか、この夏の暑さの影響を最小限にできて、葉も落とすことなく夏を乗り越えることができました。もっと、暑さは大丈夫でも、チュウレンジハバチやシャクトリムシの攻撃はやられたわけで、新芽が出てきてもすべてやられてしまっていました。涼しくなってやっと虫の攻撃も一段落したということなのです。
 秋の花はちょっと期待できませんが、春に向けてなんとか元気をつけさせたいと思っております。鉢植えは当然、地植えのものでもこの夏の暑さはきびしかったようです。全滅とはいいませんが、ダメージは秋になっても回復できていません。
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日曜日, 8月 01, 2010

8月を乗り切れるか?

既に暑さと黒点病で厳しい状態になっている我が家のバラたち。以前はこんなにひどい状況になることはなかった気がするが、地球温暖化なのだろうか?とにかく、黒点病で葉をほとんど無くしてしまっている。なんとか、秋までもってもらいたい。

土曜日, 6月 19, 2010

新苗ですが咲かせちゃいました、ラ・カンパネラです。

  今年の春新苗で手に入れたラ・カンパネラです。ニュージーランドからの品種で、オークランドというハイブリッド・ティーの枝変わりなんだそうです。日本ではキリンローゼスが切り花や苗を販売しているので、いろんなところで見かけるようになっています。
  以前から気になっていた品種だったのですが、値段が高かったので手が出ないでいたのですが、新苗がてごろな価格で手に入ったので思わず買ってしまいました。
 みかけはフリフリで柔らかそうな花びらなのですが、ぜんぜんそんなことはありません。この花びら硬いんです。ですから、雨にも強いし、花持ちは抜群だと思います。こぶりな花のように見えますが、実際はけっこう大きくて、Webで調べたところでは10cmぐらいにはなるようです。写真の花も8cm以上はありそうです。
  やはりなんとなく多花性で枝が細い感じのバラを想像してしまうのですが、生育力は強く、枝も太い、花首も太く、直立性です。ぜんぜんイメージと違いますよね。
 新苗なので、摘蕾をして育てていたのですが、生育力が強いのでけっこう大きくなっていて、ちょっとほっておいた間(出張とかあって忙しかった)に蕾が膨らんでいたので、いいやって具合に咲かせてみたのでした。
  切り花用の品種はうどんこ病や黒点病に弱いというのが一般的な感覚なのですが、どうも病気にも強そうで、なかなかの品種です。日に当たると色が濃くなるようです。秋はもう少しやさしい雰囲気の花になるのでないでしょうか?秋にはきれいな花をつけてくれるよう大切に夏の管理をしてあげようと思っています。
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金曜日, 6月 18, 2010

新登場ポンポネッラです

  アーチのホワイトストリームの反対側に植えたポンポネッラです。アーチがどうもうまくいってなくて、もともと植えていたつるメニュエットはいつの間にかブッシュになってしまたし、その後植えたフェリシアは枯れてしまいました。強くてきれいな品種は無いものかと探していて、ポンポネッラが目にとまりました。
  ポンポネッラは無農薬でも育てることができるバラの賞であるADRを受賞しており、病気に強いバラということで、やはり病気ならないのがいいよって京成バラ園芸から通販で大苗を買って植えました。
 今のところシュートがバンバンでるということはなく、比較的ゆっくりと成長しています。今シーズンは花はつかないのかなと思っていたら、他のバラが終わった頃にこんなきれいな花を咲かせてくれてました。
  多花性の品種なので、小さくコロコロした花がいっぱい咲くと思っていたのですが、実際はもう少し大きめで、存在感のある花です。色はレオナルド・ダ・ヴィンチのような濃いピンク色でよく目立ちます。コロコロ系はロー・ブリッターがありますが、はっきりいってぜんぜん雰囲気が違います。ロー・ブリッターのような可憐な雰囲気とはかなり違います。もしかするともっといっぱい花が咲くと1つ1つの花が小さくなって感じが変わるのかもしれません。
  似た品種ではアンジェラが同じような性質をもっていると思っていましたが、アンジェラとも違います。ディープカップがはっきりしていて、開ききるようなことはありません。花持ちはかなりよく、うまく伸びてアーチを覆ってくれればかなりいけるんじゃないかと思っています。気になっているのは、いまいち成長遅いこと。その前のフェリシアも枯れてしまったし、砂と赤土が混じったような土で、いまいち肥えた土の雰囲気がありません。肥料は堆肥は十分に入れているとおもうのですが、どうなんでしょう?もうちょっと成長してくれないと格好がつきません。
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月曜日, 6月 07, 2010

忘れてました、チャイコフスキー

  一番花がだいたい終わって、二番花のための準備に入っています。ここで雨が降るようになるとシュートがぐんぐん伸びるのですが、まだその段階にはないようです。
 一番組はほとんど終わってしまって、わずかに花が残っているといった感じ。花も小さくて写真に撮るほどのものがないのがちょっと残念。
  何か忘れていないかなと思ったら、グラハムトーマスの下で咲いているのがチャイコフスキー。クリーム色で花びらが多く、そこそこ豪華な花をつけてくれます。植えたのはほんとうに最初のころで、我が家の初期のバラです。同じ時に植えたのがジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ。どちらもうしろのほうに引っ込んでしまって、つい忘れがちになっております。
  さて、チャイコフスキーですが、けっこう豪快に枝が伸びるバラで、シュラブ的な枝ぶりになります。うまく枝をコントロールできれば、きれいな花をいっぱい見られるはずのですが、どうも枝のコントロールに失敗しています。あまり、強く剪定してしまうと、シュートばかりが伸びて、花がうまくついてくれないし、かといって枝をそのまま残しておいてもまとまらない樹形になってしまいます。
  本来はもっと大きめに育てたほうがいい品種なのでしょう。そう思う品種はほかにもあります。ラプソディー・イン・ブルーなんかも、枝のコントロールが難しいですね。チャイコフスキーはグラハム・トーマスの横に植えてあって、そのあたりの大きさや色バランスもあって、なかなかうまくいってません。今年は、コニファーを引っこ抜いたので、すこしは目立つようになって気にするようになっています。
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水曜日, 6月 02, 2010

雨のあとの宴

  我が家では数少ない高芯剣弁咲きのハイブリッドティーです。いままであまり高芯剣弁咲きのバラには手を出さなかったのですが、今年はなぜか赤いクラシックなバラがいいなあと思って、正月に半額になった大苗をホームセンターのユートクで買ったのでした。
  さすがにホームセンターで売っている品種。しっかり成長します。ちょっと遅咲きでしたが、最初からしっかりした花を咲かせてくれています。
 本当は真っ赤なバラが良かったのですが、意外と真っ赤なバラってないものなのですね。実はローズオオサカがあるのですが、地植えにしているのになかなか元気が出ず、思ったような花を咲かせてくれません。たぶん癌腫病かなんかなんでしょう。
  まあ、そのローズオオサカをちょっとあきらめはじめていて、代わりになる真っ赤な高芯剣弁咲きのバラがないかなと見ていたのです。宴は花びらの裏がちょっと白いので、真っ赤という感じではないのですが、赤が映えるバラです。かの鈴木省三氏作出のバラで、日本のバラの歴史を感じます。
  ここ数日まるでスコールのような局所豪雨があって、庭は久しぶりに雨に濡れました。宴の花びらに水滴がついて、たいへんきれいです。水をはじく強い花びらが、オールドローズのやわらかさを感じるものとはまた違っていいなあと思ってしまいました。
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火曜日, 6月 01, 2010

しぶといぞモーニングブルー

  ミニバラのモーニング・ブルーです。青系のミニバラとしては丈夫でなかなかしぶとい。実は花が終わったポットを1ポット50円で買ってきたもので、たぶん我が家のバラとしてはもらったものを除けば最低価格なんだと思います。買ってきたのは、今からもう5年前、適当に植えているけどいつも花をつけてくれます。
  昨年の秋の花つきが悪かったので、冬に植え替えたのですが、根にはおもいっきり癌腫病。もうダメもとで、悪い根を思いっきり切り取り、ほとんど挿し木状態で植替えをしたのです。ところがそれでも復活。ちょっと花は遅かったのですが、このようにきれいな花を咲かせてくれました。
  花がちょっと雨に弱いのと、うどんこ病にちょっと弱いところはあるのですが、基本的には丈夫で、しっかり育ちます。葉は黄緑色で大型、葉だけをみるとミニバラという感じではありません。たぶん、挿し木でも増やせるはずです。癌腫病だったので、枝が伸びたら挿し木で増やそうかなと思っているところです。
  買った時は50円の処分ポットだったのですが、その後はあまりみかけません。もっともセントラルローズで売っていますので、通販で買うことができます。けっこう息の長い人気品種のようです。じっさいそう思います。ちょっと大きめの鉢で育てれば、それなりに茂りますので、かなり見栄えがします。色もかなり青味が強く感じられます。葉の色も影響していると思いますが、味わいのある色です。
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月曜日, 5月 31, 2010

ミニなのにすばらしい香り、スィート・チャリオット

  一昨年、ラヴェンダー・ピノキオを注文したんだけど、結局それがダメということで代わりに注文したのがスィート・チャリオットでした。なんとなく紫色のバラがいいなと思っただけなのですが、うまく咲かせるミニバラとは思えないような香りに感動します。
 もっとも、育てやすいかというとそうでもなくて、すぐに葉が黄色になって落ちてしまって、きれいな葉の茂りにならないのです。そういうものなのか、それとも何か間違いがあるのかわかりませんが、アップの写真と違って全貌はイマイチです。
  香りはほんとうに素晴らしくて、ミニ系の香りではありません。オールドローズのダマスク系の香りなのです。それほど強く香るわけではないのですが、これで樹形がよければと思うのですが、難しいところです。
  たぶん、小ぶりなスタンダードに仕立てるといいんです。枝はまとまりのない細かい枝が広がります。それをうまく丸くまとめてあげることができれば、けっこういい感じじゃないかと思うのです。日当たりの悪い葉がすぐに黄変して落ちてしまうので、うまく日が当たるようにするためにもスタンダードはいけると思います。
  花は今咲いているくらいなので、遅咲きです。一旦伸びて、すこし葉を落として落ち着いてから、おもむろに咲くという感じです。これももう少し早く咲いてくれるといいのですが、これは今年だけの問題かもしれません。アブラムシなどがちょっとつきますが、うどんこ病や黒点病になるというわけではありません。でも葉は黄変しやすいようです。おもしろい品種なのでうまく育てる方法を探していきたいと思っています。
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日曜日, 5月 30, 2010

ゴールデン・メダイヨンがやけにきれい

  我が家ではかなり古株のゴールデン・メダイヨンです。ちょっと遅咲きだし、病気にもあまり強くないし、コガネムシにはおおいっきり狙われるということで、なかなかいい写真を載せてあげた覚えがないバラです。バラを植え始めて最初のころ、あまり知識もないままに、398円の鉢苗ということで安いという理由だけで買った気がする。
  幸いなことに、今年は黒点病も抑えているし、コガネムシの出没も少ない。冬には土替えもして元気よく成長できて、久しぶりにきれいな花を見せてくれています。久しぶりというか、こんなにきれいに咲いてくれているのは始めてかもしれません。
  写真だとちょっと地味に写っていますが、見た目はイングリッシュローズと思えるほどひらひらの花びらがかなりいい線いっています。確かに、ちょっと古い品種で目立たないものであってもうまく咲かせると、めちゃきれいとうことがあります。病気にしないで、うまくバランスよくさかせる技があれば、みんなきれいな花を見せてくれるのです。
  もっとも、病気だけではなく、花つき、バランス、雨の影響などいろいろな要素をすべてクリアしないといけません。結局、素人には病気に強く、花つきのバランスがよく、雨が降る前に咲いてくれるなど、条件がそろった品種がいいわけです。雨の影響やコガネムシはなかなかどうにもならないわけで、遅咲きで雨に弱ければほとんどダメなのです。また、つぼみから咲くまでの時間がかかるものも難しい。雨がやられてボールになってしまいます。花びらが多く柔らかい品種は難しい。オーギュスト・ルノアールが今年はうまく咲いてくれているけど、いつもはボールでダメになっていまう。今年は、いつもと環境が違ってちょっとおもしろいです。
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木曜日, 5月 27, 2010

復活のアンティーク・レース

  切花品種のアンティーク・レースです。お花屋さんでもみかけるバラです。花びらにこまかなフリルが入って、たいへんきれいです。花持ちもいいし、四季咲きだし、寒さにも強いということでお気に入りだったのですが、実は昨年はテッポウムシにやられて瀕死の状態だったのです。
  テッポウムシは本来はもっと大きな株を狙うのですが、なぜか小さな鉢植えのアンティーク・レースが狙われてしまいました。株が小さいので被害の影響は大きくて、もともとあった枝は枯れてしまいました。昨年は接ぎ木をして復活させようと思ったのですが、残念ながら成功せず、元の株の復活にかけるしかなくなったのでした。
  しかし、丁寧にケアしていたらなんとか夏を越すことができて、細い枝しかありませんし、株の形もへんな形になってしまいましたが、すこしづつ回復していきました。春先になって、どうかなと見ていたらいちはやくシュートが出てきて、これはいけると思いました。
  まだちょっと枝のバランスが悪いのですが、今年は新しい枝も伸ばしており、とりあえず復活の宣言?ができるようになりました。テッポウムシに食べられた部分はまだ目立ちますが、カルスが成長して、そのあたりも修復が進んでいるようです。植物のパワーはたいしたものです。
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水曜日, 5月 26, 2010

グラハム・トーマスを忘れていたよ

  黄色のバラといえばグラハム・トーマス。いつならな、グラハム・トーマスを何度も載せることになるのでしょうが、今年は集中して一気に花が咲いたので、なぜか登場が遅れてしまいました。いやいやまだほかにもいっぱいあるんですがね...
  現在品種だと名無しのミニバラや台木用のノイバラも入れると104種類ほどになっています。仮に毎日ブログに1品種づつ載せていっても3回ぐらいしかまわりません。もちろん、季節を外しては書けませんし、これにクレマチスやらクリスマスローズやらと書いていますので、タイミングを逃すと紹介しないで終わってしまうことのほうが多いのです。
  黄色系おバラもグラハム・トーマス以外にもゴールデン・メダイヨンとか、つるミセス・ピエール・S・デュポンとか咲いている(た)のですが、写真をとるタイミングが悪くて、いい写真がなかなかとれないのです。黄色はコガネムシにやられるし花の痛みが目立ちやすいので、きれいに写真がとれないのです。黄色の花素敵なんですがね。
  今年は花が咲く時期が遅くて、5月になって急に暖かくなったので、花が咲くのもシュートが伸びるのも全部いっしょという感じでした。普通なら花が咲いている時期は枝が伸びないのですが、花が咲かなかったので枝が花を追い越して伸びてしまっている感じがします。グラハム・トーマスは特に枝の伸びが速いので、ちょっとバランスが悪くなってしまった感じがあります。花は高い位置にいってしまうし、風や雨でさらに崩れてしまっています。なかなか難しいものです。
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