木曜日, 4月 08, 2010

寒さにくじけるバラ

 ここのところの気温の変化は極端だ。暖かい日ではなく暑い日で、その後は3月のはじめに戻ったような寒い日。やはりバラもくじけるみたいだ。急激な寒さに新芽は弱い。元気のいいものはそれでもどんどん新しい芽を伸ばすが、今年植えたばかりのものや、スタンダードは風と寒さで新芽がやられてしまった。スタンダードはおもいっきり風を受けるようで、昨年接いだタモらのスタンダードは3月ごりはいっぱい新芽が出て着ていたが、それらがいっきにくじけてしまっている。このままだと枯れてしまうかもしれない。どうしよう。今年になって京成バラ園芸の福箱のあゆみもくじけている。こちらも最初の芽出しはよかったが、それらが寒さでやられてしまった。おまけにもう黒点病が出てしまっている。いま復活の祈りを捧げているが、今春の花は難しいかもしれない。
 寒さや風で弱ることはあったけど、こんなにくじける姿は見るのは初めてだ。新しいスタンダード接ぎ木の芽もウィリアム・シェークスピア2000を除くといまいち伸びが悪い。温室とはいわないが、風よけは必要みたいだ。夏は暑くなるのにね。春先の寒さでくじけるなんて、でもまあ元気がいいものはいけている。つるバラたちはもういっぱいつぼみをつけていますし、ラプソディー・イン・ブルーなんて寒いの大好きといった品種は日差しをうけてどんどん伸びています。

火曜日, 4月 06, 2010

つぼみがつきはじめましたよ

  桜の花も満開を過ぎ、いよいよバラの季節が始まります。まあ、その前にはチーリップと写したりとか、モンタナ系のクレマチスもあったりするのですが、いまいち撮るシーンが無いのかサボっているのか、時間だけが過ぎていきます。まあ、春休みで子供たちの写真は撮っているんですがね。
  そんなこんなしているうちに、新芽は立派な枝を伸ばし、葉は茂り、蕾がつきはじめています。ピエール・ドゥ・ロンサールはもうつぼみがはっきりしてきましたし、チャイナ系もかなりつぼみが目立ちます。上の写真は小さな鉢で育てているピエール・ドゥ・ロンサールです。高さ1mで、挿し木のオウンルートです。ちなみにピエール・ドゥ・ロンサールの自根は生育力は幹と違って弱いです。
  次の写真は、ベビー・ロマンチカです。もう、1年中つぼみをつけている品種です。もう少し成長してくれたらと思うほどよく花をつけます。大きめの鉢に植えてもっと肥料をやると、葉も茂るんでしょうね。花をつけさせる逆をやればしっかりした株に成長させられるのかもしれませんね。
 スタンダードにしたらかわいいかなと、1本スタンダードの接ぎ木をしています。今やっと芽が伸びてきたところなのですが、うまくいっているかどうかはまだよくわかりません。とりあえず枯れてはいません。
  ピエール・ドゥ・ロンサールの本家というか本来のつるバラバージョンの全貌です。こちらもつぼみがついています。テッポウムシにやられてしまったので、パワーが落ちるかと思っていたのですが、多少生育パワーが落ちたのかもしれませんが、南向きの日当たりがいい場所なのでグングン葉を伸ばしています。
 気になっているのが、コナジラミです。コナジラミは以前から悩みの種なのですが、今年も早くから目につき、生育が早い葉の裏に潜んで汁を吸っているようです。どこからか飛んでくるのでなかなか本格的な防除がむつかしく、困ったものです。とりあえず、昨日はオルトランを噴霧していたりするのですが、あまり効いているようではありません。とはいえ何もしないでいるとどんどん増えるというか群がるので、いろいろ対策はしております。
 さあ、これからが季節ですよ。
Posted by Picasa