金曜日, 6月 06, 2008

棘が強烈!ピンク・グルーテンドルスト

  棘がなかったらバラはどんなに扱いやすいんだろうと思うことがよくあります。棘のおかげで手は傷だらけです。当然棘は少ないほうがうれしいのですが、ここまで棘があればそれも鑑賞の対象とおもうのが、このピンク・グルーテンドルストです。ハマナスの交配種、ハイブリッドルゴサで、花はぜんぜんハマナスとは違いますが、棘はハマナス以上に強烈です。
  写真を見るとカーネーションみたいできれいな花ですねなんていわれるのですが、実物の棘を見た瞬間引かれるのが普通です。たいへんきれいな花なのですが、切り花にしても持つ方法がないいくらいにたくさんの鋭い棘があります。
 このたくさんの棘ですが、防犯用には役に立つはずです。この棘のバラを素手で扱うことはできません。花壇に植えてあったとすれば、進入は不可能です。血だらけになることは目に見えています。
 
 棘の話しかしていませんが、育てるのは比較的簡単です。病気にはほとんどかからず強健です。剪定もバシバシやってしまってかまいません。しっかり強烈な棘のある枝が伸びます。中途半端な剪定だとどんどん茂るので後になって困ります。
 増やすのも簡単です。挿し木にしておけば簡単に増えます。ハマナス系で根も丈夫なので接木でなくても大丈夫のような気がします。挿し木にする場合は、棘が邪魔になってうまく挿さらないのでそこが注意点です。棘をすこし切ってから挿したほうがいいでしょう。  鉢で育てるのは挿し木でいいとおもいますが、地植えの場合は地下茎が伸びるはずなので注意が必要かもしれません。庭全体に広がってしまったらそれもまた悲劇でしょう。うちのは一応接木なので、いまのところ広がる気配はありません。
 グルーテンドルストには赤とピンクと白の3種類があります。白あたりもいいなあと思っているのですが、棘のために躊躇しているのが実際です。
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木曜日, 6月 05, 2008

葉切り現行犯

 ついにハキリバチの葉切り映像を撮影しました。現行犯です。ほんとうにびっくりするほどきれいに切り取っていくものです。もうすこしきれいにピントがあっているといいのですが、デジカメの動画撮影なので、ゆるしてください。
 ちなみにやられているのは、アスピリン・ローズのスタンダードです。

火曜日, 6月 03, 2008

繊細さに欠けるのは肥料のせい?

  パット・オースチンです。オレンジ色というか銅色がたいへんきれいなイングリッシュローズです。
 本来はもっと繊細な雰囲気で咲いてくれるのですが、今年はちょっと大味な咲き方しかしてくれませんでした。窒素肥料が多すぎたのでしょうか?株全体にもまとまりがありませんし、つぼみがうどんこ病にやられてしまいました。イングリッシュローズは比較的病気に強く、病気が広がることはないのですが、今年はケアに失敗したようです。油断ですね。
  肥料ですが、昨年は汚水処理のリサイクル肥料がいっぱい手に入いりました。15kgで100円しかしません。ちょっとにおいが独特で、いかにも汚水処理というにおいなのが難点ですが、他の有機肥料のように小ばえが寄ることがないので扱いが楽です。
 15kg袋で3袋もあったので、そこらへんにいっぱい撒いてしまいました。昨年のうちはさっぱい効果をみることができなかったのですが、今年はそれが効いている感じなのです。窒素よりもリン系が多い肥料なのですが、どうも窒素が効いているようです。そもそも与えるのが多すぎたのでしょうか?それとも気候の関係でしょうか?
  この肥料、鉢にはやりませんでした。元気よく育ったのは地植えのものであることを考えるとやはり、この肥料の可能性が大です。ちなみにうまく効いたところもあって、アイスバーグやレオナルド・ダ・ヴィンチあたりはたいへん多くのお花が咲いてくれました。パット・オースチンやグラハム・トーマスはちょっと失敗だったようです。いろいろ試してみないといけないですね。
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月曜日, 6月 02, 2008

タモラとレオナルド・ダ・ヴィンチをどうぞ

  ここのところちょっと忙しくて投稿をサボっていましたらすっかり花も散ってしまいました。奏の写真がかわいかったので、思わずその写真でごまかしておりましたが、やはり、それなりの写真を載せておこうとおもいました。
 今年はなぜかイングリッシュ・ローズはきれいに咲いてくれませんでした。成長がよすぎたという感じです。グラハム・トーマスも枝が伸びすぎてまとまりが悪いし、枝も太くなりすぎて味わいがありません。パット・オースチンも花がどうも大味で、やさしい感じが出てくれません。
 一方、鉢植えのセプタード・アイルはつぼみはいっぱいついたのですが、なんとなく弱々しく大きな花がついてくれませんでした。うどんこ病にも冒されてしまったのもいけませんでした。
 てなわけで、イングリッシュローズはいまいちです。しかし、玄関にあるタモラはそれなりにきれいに咲いてくれた気がします。タモラは日当たりがいまいちなので、それほど生育はよくなかったのですが、今年はすこしはバランスがとれていたようです。数咲いてくれたので、単独のいい写真はありませんが、レオナルド・ダ・ヴィンチとのコラボはいい感じになっております。
  レオナルド・ダヴィンチは今年は当たりでした。タモラとの色あいもいい感じです。実はもうタモラの花は終わってしまいましたが、きれいな写真が撮れたので、報告しておきます。
  レオナルド・ダ・ヴィンチだけでもいい感じでしょう。この春いちばんきれいな花は、ガートルード・ジェキルかこのレオナルド・ダ・ヴィンチでしょうね。数はいっぱい咲いていますが、完璧というのは少なかったような気がします。
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うんくんと花束

  こんにちは!うんくんです。うんくんね、ようちえんのせんせいにおはなもっていくんだよ。おかあさんがね、おはなチョキチョキしてくれたんだよ。でも、うんくんもおてつだいしようとおもってね、チョキチョキしたらおこられた。
 うんくんちね、おはながいっぱいあるんだよ。しらないおきゃくさんもいっぱいきたんだ。でもね、このまえあめがいっぱいふってね、はなびらがみんなおちちゃったんだ。がっかりです。

  ひさしぶりに奏くんに登場してもらいました。以前に撮影した写真はいっぱいあるのですが、実際の庭ももう終盤戦も終え、お花はみなゴミ袋につめられ、ゴミ回収へと旅立っていきました。
 バラの本数も増えましたが、剪定枝や花柄の量ももはやばかになりません。今日のゴミは3袋。これらを集めるだけでもうたいへん。一気に堆肥にでも変えてくれるような方法はないものでしょうか?
  とはいえ、まだまだ花をつけているお花はいっぱいあります。雨に濡れてしまうので写真に撮れるようなきれいな花は少ないのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチやギィ・ドゥ・モーパッサンなどは花もちもよく比較的きれいに咲いてくれております。
 暑くなってきたので、だんだん害虫も増えてきました。チュウレンジハバチ、バラゾウムシ、アブラムシ、そしてコガネムシしっかり登場してくれております。これから、2番花も咲きますので、くじけずケアしていかなくてはいけません。今日は雨なので、昨日のうちに黒点病の予防薬も散布しました。ほんと殺菌剤はタイミングが難しいです。
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