日曜日, 7月 12, 2009

ちょい前のミミ・エデン

  毎日ブログを更新したいんだけど、ネタになる写真も撮っていないので、なかなか手が動かない。まだ載せていない春の写真はいっぱいあるのですが、何か今の時期に合わないような気がして、気が乗らない。
 ここ数日風が強くで、鉢は倒れるし、枝は折れるしでまるで台風のようだ。黒点病の葉が勝手に吹っ飛んでいってくれるので、それはそれでいいのかもしれないが、枝ばかりになった株がちょっとさみしい。
 花もそれなりに咲いているのですが、ながーく伸びた枝の先だったり、小さな花がほんのちょっとだったりと、写真の撮るのさえ気がひけるほどのものばかり、きっと摘蕾してあげたほふがいいのでしょうが、なにぶんも手入れをする時間がとれないのがどうしようもない。
  ということで、今日もちょっと前の写真をもってきた。ミミ・エデンです。実はミミ・エデンをほんとうにきれいに咲かせたことはない。すぐにうどんこ病になるし、ハダニにもやられやすい。つぼみがいっぱいついても、なかなかみずみずしい花にはできないのです。
 でも不思議なのは、写真に撮ると結構見栄えがするんです。花もちがいいので、枯れている花がほとんどないのが理由だと思う。実際はボロボロ状態であっても、なぜか写真に撮るときれいなのである。この写真もほとんどお蔵入りになる写真なのですが、今の花のない時期に見ると、そこそこきれいなのである。
  ミミ・エデンは実際のところ、花やさんなんかでみると、なんともいえない美しさなのです。真ん中はピンク色で、外側にいくにしたがって白くなっていき、外側にあわずかに緑色、絶品ですよね。
 やはりこれをきれいに咲かせるには、温室で丁寧に育てなければダメなんでしょうね。夏の暑さには弱いし、花つきがいいためか成長は春先だけといった具合。温度管理や病害虫から完全に守ってあげないとダメみたい。
  時間と環境があれば、このミミ・エデンをほんとうにきれいに咲かせてみたいものです。十分に樹勢が強くなるまで育てれば、枯れた花が1つもなりきれいな房咲きが見られるはず、花つきのいい品種は樹勢を維持するのが難しい。選定や摘蕾を丁寧にやってあげないと、すぐにバランスを崩してします。蕾をつけさせるより、いかに蕾をつけさせないかのほうが重要みたいですね。
Posted by Picasa