バラの写真をデジカメからスマートフォンのカメラで撮るようになって、Facebookでの投稿のほうに移っておりました。改めて、過去の投稿をみるとブログのほうが、過去がわかっていいなあと思いまして、再度復活です。 以前に比べて株が老化して花の数も減ってしまっていますし、私自身も歳をとりまして、パワーが落ちております。それでも再度頑張りますので、我が家のバラ、よろしくお願いします。
土曜日, 5月 26, 2007
タモラはまだ咲いてくれています
一番花も終わりという雰囲気になってきてちょっとさみしい。花の咲き始めは眺めているだけでいいし、何もしなくていいのだが、花の終わりは一生懸命花がらをとらないと庭は散った花びらだらけになってしまう。
花びらが落ちないで枯れるバラ、すこしづつ花びらを散らすバラ、一気にバサっと花びらを落とすバラ、いろいろある。花びらが多い品種はどさっと一気に花びらがおちるものが多い。イングリッシュローズのタモラはバサっと落ちる代表的な品種である。まあ、バサっと系の第1は間違いなくチャイコフスキーだと思うが、タモラがたぶん2番だと思う。
バサっと系は、枯れてだんだん汚くなっていくという時間がない。それはある意味いさぎよくていい。まあ、桜のような感じですが、桜のようにはらはらという時間さえない。花びらの数が多いので、花の下に山のように花びらがつもるという感じになる。それはそのままにしておくとけっしてきれいではない。花はびらは花にとどまるべきか、散るべきか、難しいところである。
バサっと系の逆がいつまでも残る系である。花びらは最後まで絶対に散らない。典型はオレンジメイアンディナ、退色しても、カビが生えてもなかなか散らない。散るのではなく花そのものが落ちて終わる。ミニバラにはそういうのがある。花びらが散らないのである。つるミセス・ピエール・S・デュポンも花びらが散らない。花もちは悪いが、散りもしない。これもすぐきたなくなるので、しっかり花がらとってあげないときれいじゃない。まあ、花びらが山のように落ちるよりはこのようがいいような気がする。
さてタモラの話に戻そう。タモラに似た花にアンブリッジ・ローズがあり、そちらのほうがどちらかというと評価が高い。しかし、タモラもなかなかいい。香りもクセの少ないミルラ香で感じがいい。花びらはアンブリッジ・ローズのほうが多そうだが、開いていく感じはタモラもなかなかである。あまり目にしない品種だとは思うが、私は好きなバラである。
金曜日, 5月 25, 2007
ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコが少し遅れて
日が当たると花びらの縁が赤くなっていきます。咲き始めのピンク色がだんだん濃い赤に変わっていくところがきれいです。
今年はちょっと花数が少なく、その分大きめの花が咲いてくれているような気がします。生育は良好で病気にもなっていないのですが、つぼみの付き具合は遅く少なめだったのでどうしたのかなと思っていましたが、きれいな花はついてくれてまずまずといったところです。いったいどうしたんでしょうね。
水曜日, 5月 23, 2007
ゐぶちゃんのシャルル・ドゥ・ミル
今は無きホームセンター・ヒライで何気なく買ってきて、適当に植えたらどんどん育ってしまって通路を塞いでしまうことになり、一昨年の秋に現在の場所、南東のホルトの木の向こう側に引越しました。昨年は根の成長がよくなかったのか、花付きはいまいちで、なおかつ忘れられていたのですが、今年はいっぱいつぼみをつけてきれいに咲いてくれています。
火曜日, 5月 22, 2007
ピエール・ドゥ・ロンサールはいずこに
我が家では2代目のピエール・ドゥ・ロンサールです。ちなみに1代目は癌種病にやられてしまいましたが、挿し木で生き残って花をつけてくれています。
以前はなかなかピエール・ドゥ・ロンサールの苗は見つからなかったのですが、いまやどこにでも売っています。ただ疑問なのは、あんなたくさんのピエール・ドゥ・ロンサールの苗はいったいどこにいってしまうのでしょうか?今や園芸店やホームセンターでピエール・ドゥ・ロンサールの苗はいっぱい売られ、どんどん売れていっているようです。しかし、私は世間でピエール・ドゥ・ロンサールを見ることはほとんどありません。簡単に3mには成長するピエール・ドゥ・ロンサールです。道を歩いていて目立たないはずはない。
つるバラでも、カクテルやアンジェラなどは見ることがある。しかし、ピエール・ドゥ・ロンサールをみることはほとんどない。もしかして、つるバラとは知らずに育てているのだろうか?確かにピエール・ドゥ・ロンサールは小さく仕立てても花はちゃんとついてくれる。一代目の生き残り挿し木はわずか20cmぐらいしかないが咲いてくれている。
さて、世間のピエールはどうなってしまっているのだろうか?
さて、世間のピエールはどうなってしまっているのだろうか?
月曜日, 5月 21, 2007
レッド・ムーンはじゃがいもじゃない
当然買って帰って品種を調べたわけだが、レッドムーンという名前で検索しても出てきたのはじゃがいもの品種でバラじゃない。今度はバラというキーワードを入れて検索してみる。ハイブリッドティーにレッドムーンという品種があるようで、最初はそれが出てきた。さらに検索をしてやっと発見。どうもタキイ種苗の品種らしい。
それは仕方ないとして、このバラはどんなバラかというと、3cmぐらいの一重で赤い花がさくランブラーです。葉はきれいな照り葉なので、素直にテリハノイバラの交配種だと思われます。色は真赤な色をしていて多花性、さらに繰り返し咲きです。さらにさらに赤くちょっと細長いローズヒップが楽しめます。
花がいっぱい咲きますので花がらの処分が大変ですが、けっこう長くさいてくれますし、トゲが鋭い点を除けばたいへん優秀なバラといえます。
謎のオールド、ケンブリッジ・キャッスル
きれいなバラほど花が散ってしまうとそのかたづけはたいへんなもので、花びらが多いのはへたに散らせてしまうとたいへんです。このケンブリッジ・キャッスルなんかはまだ散りそうもないふりをしていきなり散ってくれます。まあ、はなびらの大きさはそれなりに大きいのでそれほど集めるのはたいへんではないのですが、小さな薄い花びらが数多くあるオールド・ローズ(ジャック・カルチェ、ルィーズ・オディエなど)は散らせてしまうとほんとうにたいへんです。
タワー・ブリッジはメイヤー・オブ・キャスターブリッジ、セレブはゴールデン・セレブレーション、ナッティング・ハムズブライトはグラハム・トーマス、そしてケンブリッジ・キャッスルはオセロとそっくりだそうです。確かにオセロと特徴あるつぼみの雰囲気がそっくりなのです(つぼみの写真が見つかったらまた...)。
しかし、オセロは実はどちらかというと花はそれほど大きくないようなのですが、ケンブリッジ・キャッスルの花はたいへん大きなディープカップとなります。そのあたりが違います。セレブもゴールデン・セレブレーションとは何かちょっと違っていました。
まあ、謎の品種なので育て方もわからなかったのですが、以前に書いていたようにオベリスクに誘引してつるバラのように育てたらいっぱい花がついてくれました。香りもよくゴージャスな花はそれなりに目立ってくれて庭を演出してくれました。
ERのようなやさしさは感じられませんが、それなりに素敵な花だと思います。
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