土曜日, 12月 08, 2007

やっと咲いたカフェ

 もう一ヶ月以上前からつぼみがついていたカフェがやっと咲きました。ここのところ急に寒さが冬モードになってきたので、もしかしたらこのまま咲かないんじゃないかと心配していたのですが、なんとか咲いてくれました。
カフェは丈夫で枝もよく伸び花つきもいいと書いてあったりするのですが、我が家のカフェはざんねんながらまだそのパワーを発揮しておりません。春に新苗を植えたものですので、まあそのうちに株が充実してくれば、元気よく咲くようになるでしょう。
 このカフェは寒いのには強そうな雰囲気はあるのですが、暑さはぜんぜんダメなようで、黒点病にやられて夏の間はほとんど成長しませんでした。ところが、10月の半ばを過ぎたあたりから成長を始めて、つぼみもつきました。ただ、つぼみの成長は遅くなかなか花が咲いてくれないままに寒くなってしまいました。晩秋はこのなかなか咲かないつぼみというのがじれったいですね。咲けばけっこうきれいなんですがね。
 この渋い色は晩秋の雰囲気には合っています。地味で枯れた感じがいい雰囲気です。フロリバンダなので、もう少し花がついて房咲きになってくれたりするとうれしいのですが、カフェはそれほど房咲きにならないみたいですね。どこにでも売っているメジャーなバラなんだと思いますが、個人的にはこの花は好きです。
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火曜日, 12月 04, 2007

セプタード・アイルはまだつぼみがいっぱいあるが...

 やはり12月にはいると寒くなる。当然の話なのだが、今年はなぜか急に寒くなったという感じがしてならない。昨年のブログの記事を読むと既に10月中に寒くなったと書いていたりするが、今年は同じような内容は11月である。1ヶ月ずれている感じだ。しかし、今日当たりは平年よりも気温は低いようで、本当に寒い。バラのつぼみはまだいっぱいあるのだが、この寒さでは咲ききれないかもしれないとふと思った。
 このセプタード・アイルなのだが、まだいっぱいつぼみがついている。9月末に咲いて10月に成長し、11月にまたつぼみをつけているわけだ。パット・オースチンも同じような感じだし、タモラもつぼみが残っている。すこし暖かい日がつづくとそれらのつぼみが咲いてくれると思うのだがこのまま寒くなってしまうと無理なんだろうなあと思う。
 異常に扱ったのは9月10月だった気がする、本来は涼しくなってどんどん成長しつぼみをつけるはずの10月が、暑さに耐える10月になってしまって、本格的に復活を始めたのは10月の末から11月になってしまったのである。本来なら花が咲く時期なのにである。咲くのが遅くなってしまった花はどうも寒そうで、このセプタード・アイルも開ききってくれない。風邪をひいた感じだ。本来なら黄色いおしべがのぞくのだが、ディープカップな雰囲気のままである。それはそれできれいだし、花もちもいいのだが、せっかつつぼみがあるのあだから、元気に咲いてくれないかなとも思うのである。
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クォーター・ロゼット咲きとは..

 ウィリアム・シェークスピア2000がほんとうに本に出ているようなクォーター・ロゼット咲きで咲いてくれました。どうも一般にロゼット咲きとかクォーター・ロゼット咲きというのもいろいろあるようで、花びらの厚さや、花びらの形などで実際の花形は違うようです。
一般にオールドローズは花びらは薄く枚数が多いので、その花びらの多さから花びらの入り組んだクォーター・ロゼット咲きになります。典型はガリカのシャルル・ドゥ・ミルなんかでしょうか?花びらももっと小さくなると、花びらがふわふわっと吹き出てくるように咲きます。ジャックカルチェがそんな感じです。これもクォーター・ロゼット咲きと呼ばれますが、雰囲気はだいぶ違います。
 モダン・ローズは花びらが厚く1枚が大きくなります。イングリッシュ・ローズの場合はどちらかというと花びらは薄めですが、それでも1枚は大き目です。1枚1枚が複雑に組み合わさってロゼット咲きになっているような気がします。メイアンのレオナルド・ダビンチやギィ・ドゥ・モーパッサンなどは花びらは厚くて、枚数はそれほど多くはないのですが収まりが悪くてクォーター・ロゼットになる感じです。
ハイブリッド・ティーでクォーター・ロゼットっぽく変化する品種はオールド・ローズのそれとはかなり違いがあります。まあ、どちらもきれいですがね。
このウィリアム・シェークスピア2000のクォーター・ロゼット咲きは、やはりすごいと思います。ゴージャスですね。もっとも写真で紹介されているようにこのウィリアム・シェークスピア2000はゴージャスな雰囲気じゃありません。どちらかというと普通のモダン・ローズのように咲き始めて、気が付くとクォーター・ロゼットになっているパターンです。そういえば、アルキミストのそれも同じ感じがします。その変化がいいですね。
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日曜日, 12月 02, 2007

紫燕飛舞分家

 紫燕飛舞はチャイナじゃないという話のようで、どうもブルボンのようですね。京阪園芸ではユジェーヌ・イーマルリという名前で売られています。でも、ブルボンだと思えば四季咲きですし、大きさも手ごろ、花も美しい、すばらしい品種だと思います。
この写真は適当に挿し木にしておいたものが成長してこんなにきれいな花を咲かせてくれています。本家はハキリバチに葉を切り刻まれて、花も終わってくじけて?おります。
 挿し木でもどうもちゃんと育つようで、しっかり成長しています。なんか花は挿し木版の分家のほうがきれいな気がしますが、気のせいででしょうか?植えてある場所も半日陰で、夏の暑さをちょうどよく避けられたのかもしれません。
オールド・ローズの中には接木しなくてもそれなりに根がしっかりしたものがあるようで、ルィーズ・オディエなんかもけっこう挿し木でのものが元気よく育ちます。ガリカのシャルル・ドゥ・ミルなんかも簡単に挿し木が根付くし、地下茎でどんどん増えるので危険という話もあります。
 ルィーズ・オディエなどは、自根のほうがよく返り咲くという話もあるので、必ずしも接木して育てたほうがいいということでもないようです。環境がよければ、挿し木のほうがよかったりすることもあるようです。
 とにかく、紫燕飛舞はきれいに咲いてくれています。鉢植えだとちょっと細い枝が伸びすぎて扱いが難しいのですが、低いフェンスに適当にからめておけるので、簡単に育てることができるかと思います。1本買って育てて、後は挿し木というのもいいと思います。丈夫ですし、香りも大変いいです。花の大きさは8cm程度でしょうが、今回の花は10cmぐらいあります。写真よりずっときれいですよ。
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