土曜日, 5月 01, 2010

ユジェーヌ・イー・マルリというらしい

  紫燕飛舞の本当の名はユジェーヌ・イー・マルリというらしい。ブルボンローズでチャイナではないようだ。以前からチャイナじゃないという話は流れていたし、チャイナらしくない生育力を考えるとなっとくがいく。ただ、ブルボンにしては四季咲き性が強く、ほんとうによく咲く。病気にも強いし、扱い易いよい品種だと思う。
  我が家には新苗から育てているものと、その枝を適当に挿しておいたら成長したものがある。以前にも書いた気がするが、挿し木の成功率が大変高い。また挿し木でも元気よく成長し、むしろ挿し木のほうが花がつきやすいような気もする。そういえば、ルィーズ・オディエあたりも挿し木のほうが花つきがいいらしい。我が家のルィーズ・オディエはまだ1つもつぼみがついていない。接ぎ木がどうのこうのというより日当たりの問題だろうが....
  ユジェーヌ・イー・マルリと呼ぶより紫燕飛舞のほうが呼びやすいというか慣れてるし、身近な感じがしていい。適当に挿しておけばつくバラで、オベリスクでもアーチでも使える。病気にもそこそこ強い。さらに四季咲き。すばらしいよね。色が少し地味というよか、表に出てこない感じではあるが、自然な雰囲気もあってアーチにもいいかもしれない。
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金曜日, 4月 30, 2010

クレマチスは咲き始めています

 連休に入りましたが、まだバラはそれほど咲いていません。つぼみはだいぶ膨らんでいるのですが、ちらほら状態で本格的な開花には至っていません。ここ数日咲いた花はエルモサ、紫燕飛舞、ベビー・ロマンチカが咲き始めてはいます。これらの花ももう少したってからのほうがいい花の写真が撮れそうなので、今日はクレマチスの写真を載せておきます。 
 最初の写真は「火炎」という品種のようです。八重のクレマチスで豪華です。近くのサニー(西友系のスーパー)で売られていた苗を植えたものです。安く買った苗が豪華に咲いてくれたりすると、バラもそうですがなんか得した気がします。
 そうそう昨日、久留米つつじまつりでバラの新苗を2本買いました。1本は300円のピンク・アイスバーグ、2本目は800円でラ・カンパネラを手に入れました。ラ・カンパネラは本物?と思いましたが、きっと海賊苗に違いないと思って買ってしまいました。
 
 2つ目の品種は謎のというか、普通にテッセンと書いて売られていたクレマチスです。青はきれいですね。バラもこれくらい青いものができたなら青バラと言っていいと思いますが、サントリーのアプローズは青とはいいがたい単なる紫バラ。遺伝子操作で作らたという事実だけを売っているような気がします。
 青バラといえば、故・小林森治氏作の「思い出」が1,370円で鉢苗が売られていた。買おうか買うまいか悩んだが、たぶんうどんこ病に弱いだろうと思い買わなかった。青バラは魅力的だけど難しい。そういば「青龍」も新苗が800円だった。
  クレマチスの写真を乗せながら青バラの話をするのはなんとなく変な気もするのでクレマチスに話を戻すことにしよう。3つ目の写真は「リンカーン・スター」。アーチにホワイト・ストリームと共にからませようと植えたものだが、以前はあまり成長してくれなかったが、アーチを金属製に変えて位置をすこし動かしたら日当たりがよくなったのか土がよくなったのか急成長。昨年は完全にアーチを覆った。花もそこそこ咲いてくれたのだが、このクレマチス実は旧枝咲き。あたらくのびた枝にはつぼみがつかない。伸びても剪定してしまうと花が付かない。しかし、大成長で剪定せざるをえない。これは困った問題だ。今年もすでにボーボー状態。どうしましょう。  最後は「スノー・フレーク」。モンタナ系のクレマチスです。一時期は東側のフェンスを5m以上覆うぐらいに成長したのですが、最近は元気がない。新しい枝が伸びてくれない。新しい枝を伸ばすようにしてあげないといけないのだろうが、どうしたら新芽が伸びてくれるのだろう?とりあえず古い枝は整理をしのだが、今年の成長に期待したい。
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月曜日, 4月 26, 2010

シュートの芽

  例年ならばゴールデンウィークの前に咲き始めたバラの写真を載せるのだが、残念ながら咲いている花の数も少ないし、うどんこ病にやられたショボい花の写真しかない。だいたい普通はつるテディベアがきれいに咲いて、つるディンティベスの華やかな雰囲気をということなのだが、ディンティベスはおもいっきり切り詰めたのでつぼみの数は少ないし、うどんこ病にやられていて、いまいち花の形は悪い。テディベアはいっぱいつぼみをつけているが、なぜか開花していない。
  ということで花はこれからいくらでも咲くということで、シュートの芽の写真をとってみた。花が咲く前にシュートというのはちょっと肥料のやりすぎだったりするのかもしれないが、ベイサルシュートが出てくれるのは花が咲く以上にうれしかったりする。特に枝の更新が少ない品種はやった~!という気持ちになったりする。
 最初の写真はラ・フランスだと思う。じつはこのラ・フランス、鉢の土替えの時に癌腫を発見。えぐりとってはいるが、おかげで株元はよわりぎみな雰囲気。そんな株からベイサルシュートはかなりうれしい。更新が活発な株の癌腫はけっこう治る(癌腫が衰える?)のである。
 つぎはテディベア。つるじゃないやつね。つるテディベアがかなり元気よく病気にも強いのだが、ミニなテディベアはうどんこ病にも黒点病にも弱い。花も元気がないような気がする。今年もうどんこ病にやられてしまっているだが、シュートが出ていることを発見。これはいける。もうちょっと株自体を大きくすれば元気が出てくるんじゃないかと思っていたところのベイサルシュート。ズーンと伸びてほしい。
  最後は万葉。万葉も元気がなかった。これも確か癌腫病にやられていたが、切り取って養生中の株である。万葉は元気がよく病気にも強いと書かれていたが、いえいえとってもいいたくなるほど、黒点病に弱い。もっとも花つきはよく、元気がいいときはよく成長をしてくれる。最初の年はほんとうに枯れそうになった株だったが、すこしづつ元気になってきている。癌腫は何度か再発しているので、ダメもとという感じなのだが、ベイサルシュートが出てくれるようになれば、これから本格的に生育してくれるのかもしれない。あきらめず育てることにしよう。
 実はどれもよわよわ株だったもの。丁寧にケアしたものが元気をしてくれるのは、りっぱな花が咲く以上にうれしいものである。
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