木曜日, 12月 31, 2009

年末のバラたち

  12月は何も書かないうちに年末になってしまいました。実は結構12月も花が咲いていました。アイスバーグは春じゃないんだよと言いたくなるほど今もいっぱい花が咲いています。やはり名花というだけはあります。今年は夏はちょっとくじけていたのですが、やはり復活しております。
  アイスバーグの反対側にはスカーレット・オベーションがちょっとだけ花をつけています。ちょっと前だとタモラも咲いていましたが、やはり寒いようであまりきれいには咲いてくれませんでした。
 アイスバーグの横には新たにクィーン・オブ・スウェーデンを植えています。アイスバーグがこんなに元気ならば、色違いでバーガンディ・アイスバーグなんかもよかったかなと思っています。
  メインの庭に移ってくると、目立つのはマチルダですが、今日はたまたまいい写真がありません。風が強かったので被写体ブレしてしまいました。
 ほかに咲いているのは、もとはつるバラだったが普通のブッシュになってしまったメヌエット。こちらはまだつぼみがあったりして、ほんと年中つぼみがついています。
  あとは、王子様モナコことジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコです。こちらも寒さに強く元気ですが、春のように縁が赤くはならず、薄ピンクのままです。今年はいまいちいい花をつけてくれませんでした。剪定を強めにして枝の更新をして、ちょっと肥料を多めにやって、元気を出させよと考えているところです。
 ということで、また来年もよろしく。
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土曜日, 12月 05, 2009

ひらひらでふわふわのオールド・ブラッシュ

  ずっと花をつけてくれているのがオールド・ブラッシュです。チャイナの代表格です。この花が四季咲き性をもつバラの元になっているということですが、確かに写真を撮るとラ・フランスなんかによく似ている雰囲気があります。
 チャイナは花つきという点では最高ですし、花も小さいですが秋でもいっぱい花をつけてくれて、いつでもいい雰囲気を楽しめます。
  チャイナはほかにも粉粧楼、エルモサ、赤旦紅心などがあります。どれも小ぶりですが、秋いい花をみせてくれています。まあ、夏はハダニがつきやすかったりしてちょっと厄介なところもあるのですが、あまり大きくならないし、花もひらひらと優雅、特にこのオールド・ブラッシュは素敵です。
  さあ、今日もちょっと庭の手入れをしないといけません。鉢も植替えをしなくてはいけないし、モーリス・ユトリロもどこかいいところに植えないといけない。そうそう、次にくるフラウ・ホレも場所も考えておかないといけません。もう庭のスペースはいっぱいなんだけど、鉢植えを増やすと夏が乗り切れないのでどうにかして地植えにしないといけません。チャイナ組も夏が難しいので、できれば地植えにしたいものです。
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水曜日, 12月 02, 2009

ディスタント・ドラムスの色合い

  ディスタント・ドラムスはほんとうに色を楽しめるバラです。季節によっても色合いが違いますし、咲き始めてからだんだん色が変化していくところもきれいなバラです。実際に見ても写真に撮ってもよしです。
 春のディスタント・ドラムスは色は薄めで、薄い紫とピンクが混じったような色なのですが、秋は茶色が強く出て、紫と茶色のグラデーションがきれいに出ます。
  最初は茶色っぽい色で開いていきますが、だんだん紫色が出てきて、白っぽい色に退色していきます。今の時期は花もちもいいので、この変化を時間をかけて楽しむことができます。
  このバラのいいところは樹勢が強く、夏の暑い時期でもくじけません。寒さにも強く、冬になっても花をつけてくれます。うどんこ病も黒点病もそれほど被害が広がりませんし、黒点病になってもすべての葉が落ちてしまうようなことにはなりません。いいことばかりです。
  シュラブ系でもつるバラのようには使えませんが、逆にコンパクトで鉢植えでも地植えでもいいバラです。シュラブに分類されていますが、横張りというわけではありません。雰囲気はハイブリッドティーです。花は一度にそれほど多くはつきませんが、ずっと連続して開花してくれますので、長く花をみることができます。秋には最高のバラだと思います。
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土曜日, 11月 28, 2009

紫雲、いい色だ

  もうだいぶ前から植えてあるのに、いまいちうまく成長せず、時々忘れたころ花をつけてくれる紫雲です。どこでも安く売っている地味な高芯剣弁のハイブリッドティーというイメージなのですが、花の少ない時期に咲いてくれて今日はかなり目立っていた。
 ちょっと赤みの強い紫色、青系の紫ではないのですが、この色合いがいまの時期なかなかいい。高芯剣弁っていいよねって思ってしまった。
  我が家には高芯剣弁のハイブリッドティーはほんの少ししかない。フロリバンダのほうが多いし、大きな花はあまりきれいに咲かせられないので、ほとんど植えていないのである。紫雲は今はつぶれてしまってないグリーンサミットでバラ苗全品半額の時、398円の苗を半額の199円で買った気がします。
  根はピートで巻かれ黒いビニール袋で覆われただけのもので、199円ならと買った気がします。とりあえず植えるところがなかったので、カエデの根元のあたりに植えておいたのですが、日当たりは悪くぜんぜん成長しませんでした。しかしカエデにはムシはつくし、秋もきれいじゃないので、のこぎりで切られてしまいました。
 ひょろひょろだった紫雲にも日が当たるようになり、すこしづつ成長。なんとか定期的に花をつけてくれるようになってきたというところです。でも、本来花つきがいいはずの紫雲ですが、まだ時期はずれにちらほらとうところです。さて春はどうなんでしょうか?ちょっとたのしみになってきました。
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金曜日, 11月 27, 2009

やっと秋バラの時期到来?

  かのやばら園にいって秋バラ気分はそれなりに盛り上がってはいたのですが、なかなか載せるようないい花が咲いていなくて、またお休み期間が続いてしまった。しかし、ここのところだんだんつぼみも目立ち始めて、きれいな花もみられるようになってきた。
 ということで復活。今日の花は万葉です。まあ、598円で大苗を買ったもので、それほど元気もなかったのですが、ここのところきれいな花をつけてくれています。
  秋の花は少ないので、黄色は特に目立ってきれいです。ほかにもグラハム・トーマスやパット・オースチンも花をつけているのですが、目立ちますね。秋は赤もいいけど、黄色もいいね。黄色といえば、つるバラのマダム・ピエール・S・デュポンも蕾がついている。ほとんど一期咲きなんだけど、なぜかここのところ新しい葉も出ていてちょっと元気があるようす。
  やはり夏が厳しかったんだろうね。暑さはそれほど厳しくなった気がするけど、水不足がよくなったようだ。秋の最初にころに十分に雨が降ってくれると根が復活するんだけど、どうも根の活動が復活できず、やっと今頃復活してきたようだ。
 根といえば、葉を落としてしまって元気がないミスティー・パープルを植え替えたのですが、コガネムシにやられてしまって、なんとほとんど根がない。引っ張ったらすこっと抜けてしまった。こまかな根は出始めていたので復活を祈りながら地植えにした。
  そうそう、今年も新しい大苗を買ってしまった。イングリッシュローズでクィーン・オブ・スゥエーデンとジェントル・ハーマイオニィ、それとデルバールのモーリス・ユトリロです。デルバールのハンドペイントのバラは好きだったのに、今年はぜんぜん出ていないのね。どうしてだろう。斑入りは人気なかったのかな?きれいなのになあ...
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火曜日, 11月 10, 2009

ひらひらとパットオースチンが咲いております

  文化の日は寒くいよいよ秋も終盤冬に向かっているなと思っていたら、立冬は夏日で気温は25度を超えて暑く、全然晩秋の気温ではありません。まあそれでも少し涼しくなって我が家のバラも復活して花をつけております。といっても葉をだいぶ落としてしまっているのでバラの庭としては全然きれいではありません。
  根の復活が遅かったのか、枝が細く花は小さな花ばかりで、秋の充実した花は残念ながらみることはできません。その中でやはりちゃんと花をつけてくれるのはイングリッシュ・ローズです。グラハム・トーマスやこのパット・オースチンは葉がおちてくじけているように見えてもちゃんと咲くからびっくりします。恐るべし、デビッド・オースチンです。もっとも、ウィリアム・シェークスピア2000とセプタード・アイルは昨年から地植えにしていますが、いまいち元気が出ていないようです。でも、花は咲くからびっくりだけど...
  秋の花をきれいにみるには、夏の根のケアが重要なんだろう。コガネムシや夏の暑さでやられてしまうとなかなか秋までに復活はしないようです。黒点病の葉はさっさととってしまって広がらないようにすることも大事かもしれません。枯れはしませんが、枝ぶりというか葉のつきかたがかっこ悪くなってしまいます。黒点病は気にしなくてもいいという話をよく聞きますが、やはり小さな庭ではそうほってもおけないようです。やはりダコニールの定期散布、サプロールによる防除はやらないと見た目が耐えられません。
  ことしも暖かそうですが、冬まで花をひっぱるのはアイスバーグぐらいだと思うので、早めに植え替えにとりかかって、くじけた根を整理して伸びやすくしてあげようと思います。コガネムシも撃退しないといけません。
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水曜日, 11月 04, 2009

かのやばら園に行く

  11月3日文化の日は念願のかのやばら園弾丸ツアーを決行いたしまいた。片道約300km、片道で4時間以上かかります。日帰りは無理だろうと思っていたのですが、一泊していくタイミングがなく、無理を承知で日帰りで行ってきまいsた。寒い日でしたが、天気は澄んで最高、運転には日差しがまぶしすぎましたがなんとかかのやばら園に着きました。このバラは最初に撮った写真です。
  かのやばら園のマスコットばららちゃんです。秋のバラ祭りで鹿屋農業高校の生徒さんといっしょに園内を回って写真を撮ってくれていました。
 園内はそれほど広いとは思いませんでしたが、とにかくバラばかりです。品種の数もまたすごい。しらない品種ばかりです。秋なので咲いていない品種も多かったのですが、春のシーズンはすごいだろうと想像でしてしまいました。
  秋のシーズンなので、満開という雰囲気はありませんが、大き目の鮮やかばらがさりげなく咲く雰囲気は、天気の澄み様とあいまえって、落ち着いた午後の時間を提供してくれました。300km走った疲れも感じることなく、子供たちと園内を歩きまわりました。まあ、時間の都合がありまた300km走らないといけないので、それほどゆっくりはできませんでしたが気持ち的にはのんびりさせていただきました。
  気がつくともう夕方4時を過ぎていました。園内だけでなく周辺にも遊ぶところがあり、この時間から遊びにくる人もいたりします。春のシーズンに宿泊していけば一日楽しめるなあと思いながら、帰ってきました。
 そのまま帰るのなんなので、まだ日があるうちに桜島をちょっとみていこうということで、桜島をまわって帰ったのですが、ちょうど噴煙がのぼるところ、火山灰も降ってきて車は真っ白。まあ、それも記念になりました。
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日曜日, 11月 01, 2009

ひさしぶりでごめんなさい

  ひさしぶりでごめんなさい。写真蓄積用パソコンの調子がよくなくて、別のパソコンを使うようになってしまって、なかなか書くタイミングがなくなっております。写真もなかなか撮影するタイミングがないままに、いつのまにか10月が終わってしまっていました。本来なら秋のバラまっさかりといいたいのですが、今年は9月の雨が少ないせいかなかなか復活してくれません。
  ということで、たまにしか花が咲いていないような状況で、さらに写真を撮るタイミングが悪いと、なさけない花の写真ばかりになってしまいます。
 とはいえ、ちょっと寒さを感じるようになってきて、なんとか復活している株もあり、きょうはちょっと花瓶の花なども紹介できる状況になっております。
  黄色はグラハム・トーマス、紫はシャルル・ド・ゴールです。シャルル・ド・ゴールの淡いブルーがいいですよね。まあ、1輪だけしか咲いてくれないので、これが最初で最後かもしれないのですが、1輪だけのハイブリッド・ティーはきれいです。
  そろそろ、来年の春を考えないといけない時期に入ってきました。アーチの反対側のつる・メヌエットの主幹が枯れてしまって、つるバラが普通のブッシュになってしまったので、どうにかしなければいけません。昨年はフェリシアを植えたのですが、これも枯れてしまいました。なにか強くて扱いやすいバラを探しているところです。
 いまのところ、ポンポネッラかジャスミーナなどの強そうな現代バラを考えているところです。オールド系は好きなのですが、何かしら弱点があって、そのあたりをしっかり見定めないときれいに咲かせられないのです。弱点は主に害虫ですね。それと雨に対する強さかな?最近のつるバラは強いですからね。ちょっと、最近は現代バラ志向なのです。
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金曜日, 9月 25, 2009

ブラッシュノアゼットはいつでも咲く

  今年の秋は早く来ている感じがするけど、なかなか夏の疲れから復活していないという感じです。やはり10月中に復活して、11月に秋の花という具合になってしまいそうです。
 今も花はちらほらと咲いてはいるのですが、小さな花ばかりできれいな花というには程遠い感じ。その中でもそれなりに数咲いているのが、アイスバーグとブラッシュ・ノアゼットです。この2つはいつでも咲いていて、まさに四季咲きです。
  アイスバーグのほうが驚異的なのですが、写真がなかったので、ブラッシュ・ノアゼットにしておきます。結局春からずっと咲いているような気がします。花の数や勢いには波があるけど、いつでもつぼみがついている。花つき大賞ものです。
 ブラッシュ・ノアゼットってすばらしいと思うかもしれないけど、いつもすごくきれいで満開かというとそんなことはないんです。花びらは薄くて花はそれほど長持ちはしません。香るのですが、それほど高貴な香りというわけではないのがちょっと残念ですし、その香りがいっぱい虫を呼んでしまうのか、コガネムシなどが群がってしまうのが大きな問題です。
  いつでも咲くということは、剪定のタイミングがわからないという問題もあります。つぎからつぎへとつぼみがつくと、なかなか剪定ができない。まあ、それはバサッとやってしまえばいいのですが、タイミングがわからないことは確かです。
 そんなことを考えていて、今年も夏の剪定の時期を過ぎてしまいました。本来はきれいになった庭で秋を待つ時期ですが、今だ夏のくじけ状態のまま。どうしましょう。
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水曜日, 9月 09, 2009

センチメンタルですね

  白い部分が少なく色が濃く出ていますが、この花はセンチメンタルですね。ウィークスの品種です。かなり丈夫な品種で、夏の暑さにも冬の寒さにも強く、悪環境でもしっかり育ってくれます。
 フロリバンダですが、横に広がる品種ではなく、上に伸びていきます。花は比較的多くつきますのでフロリバンダ的ですが、雰囲気はハイブリッドティーの感じがします。
  気候が安定しなかったり、病気や害虫が抑えきれない状況になると、丈夫な品種の価値を強く感じます。もうミニバラ系の弱い品種など夏を超えられませんし、枯れそうな鉢にいつ枯れるかなと水をやるのはなんとなくさみしいものです。
 さて、気温も下がってきて、これからだんだん復活してくると思います。この時期にきもちよくすっきり剪定したいのですが、なんか今花が咲いているんですよね。まだ葉も増えていなくてなんとなく心配で、バサッと剪定ができません。元気が戻ってきたあたりから選んで、秋に備えたいと思います。
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火曜日, 9月 08, 2009

粉粧楼はなぜか厳しい時に

  コガネムシはいっぱいだし、葉は落ちてしまっているし、あいからずバラには厳しい環境のままですが、気温が朝夕下がるようになってきたためか、ちらほらときれいな花を見ることができるようになってきました。
  粉粧楼は春はうどんこ病でなかなかきれいな花を咲かせにくい品種なのですが、なぜかこの時期みられる花をつけてくれたりしています。きっと乾燥した環境のほうが合っているんでしょうね。そういえば、雨の季節はつぼみもボールになっていまうしまったくダメですからね。
  ここのところ雨が少なく乾燥した天気が続いています。乾燥しているのでしっかり水はやらないといけないのですが、黒点病になりにくく、それなりに安定した環境をつくってくれているようです。すべての品種でOKというわけではありませんが、この環境に適応する品種もあるんだということがわかります。
 まだコガネムシなどの攻撃がおさまらないので、きれいな花がいっぱいというわけではないのですが、だんだんこれから復活をしてくれるんじゃないかと思っています。
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金曜日, 9月 04, 2009

ディスタントドラムスを攻撃の前に

  夏の暑さもすこしは落ち着いてきて、なんとかブログを復活させようという気になっております。新しい芽が伸び始めているのですが、コガネムシの攻撃がすごく、気がつくと穴だらけの葉になっていますし、花は朝のうちでないと写真を撮ることすらできません。
  今年は下の葉はほとんど無くなってしまっているのですが、つぼみは結構ついていて、実はいろいろ花はついています。イングリッシュローズ系は強く、この前のタモラだけでなく、ウィリアム・シェークスピア2000、パット・オースチン、セプタード・アイルも咲いています。ディスタント・ドラムスもイングリッシュローズの流れを継いでいるのですが、小さい花ですがいくつか咲いてくれています。
  この時期につぼみがいっぱいつくというのは、植物としてはかなり厳しい状況であるはずで、子孫を残さないといけないとう力が働いて花がついているはずです。つるメヌエットは黒点病に葉をやられながらも花をつけ続けたのですが、限界がきたようで主幹はついに枯れてしまいました。やはり厳しい状況だったのでしょう。
  つるメヌエットは枯れたのは主幹ですので、下から伸びてきた枝はまだ健在です。でも、どうみてもつるバラじゃないのです。つる性が消えてしまったような雰囲気なんです。四季咲きになっているときからおかしいなあと思ってはいたのですが、今は普通のフロリバンダになっています。植物は枝単位で変異するものらしいので、変異してしまったのかもしれません。
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