水曜日, 5月 27, 2009

ギィ・ドゥ・モーパッサンは遅咲きなので

  5月も終盤になると1番花は終わりでなかなかきれいな花がみつかりません。そんななかギィ・ドゥ・モーパッサンは遅咲きなので、いまもきれいに咲いてくれています。このギィ・ドゥ・モーパッサンやレオナルド・ダ・ヴィンチはメイアンのロマンチカシリーズ、共に遅咲き、花びらは多いけどしっかりしているという似た性質をもっています。すこしぐらいの雨や風ならへっちゃらというのがうれしい性質です。
  もう今の時期になると気温も高くなり雨も多くなってきます。バラにとってはだんだん過酷な日本の梅雨が迫ってくるわけです。花びらの薄いイングリッシュローズはすぐ痛んでしまいますし、香りの強いバラはすぐに虫に攻撃されます。そんななかギィ・ドゥ・モーパッサンは劣悪な環境に強いバラだと思います。
  ロマンチカシリーズはほかにオーギュスト・ルノアールがあります。これも遅咲きで今咲いているのですが、花が大輪で花びらが弱いのか、なかなか開いてくれないままにボールになってしまうのが残念です。いまだ、きれいな花をみたことがありません。開くパワーが弱いんですよね。ということで、オーギュスト・ルノアールはなかなかいい写真もとれないのです。
  今は2番花に向けて一段落の次期なのですが、今年はコガネムシの襲来が少ないので、意外の多くの花が残っています。もうほどんどの花が終わっているので、花がらを切ったあとの枝ばかりが目立ちきれいではないのですが、それなりに花があるなあと感じる庭になっています。もう、お客さんは来ませんし、気楽に手入れをしていきたいと思います。
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日曜日, 5月 24, 2009

小さな花も拡大して...リトル・ウッド

  5月も後半になると気温もだんだん上がって、つるバラの大きな花はいっきにくじけてしまいました。長く咲いていたピエール・ドゥ・ロンサールもバサバサと花びらを落としています。イングリッシュローズもガート・ルード・ジェキルが終わってしまい、遅咲きでセプタード・アイルが咲き始めているけど、いまいち。地植えにしたけど、あまり元気が出ていません。
  では大きく派手な花ではなくて、小さいバラで、リトル・ウッドでいくことにします。花の大きさは大きくて2cmくらい。小さな花がいっぱいつきます。房咲きの小輪花は花びらが薄く弱いのが一般的ですが、このリトル・ウッドは花びらがしっかりしているので、けっこう花もちがよくきれいに咲きそろいます。
  病気にもめっぽう強いので、水は上からバシャバシャとかけても大丈夫。黒点病にはなりません。うどんこ病にもなりませんし、普通に肥料をやっておけば、どんどん成長して株が大きくなっていきます。
 まあ、夏の暑さはあまり得意ではないようなので注意が必要かもしれませんが、適当にバシバシと選定しておけば、どんどん新しい枝が伸びて復活します。
  剪定をしないでほっておくとほんとうにぼうぼうになってしまうので、要注意です。花が小さいので、ぼうぼうになるとぜんぜん可愛くありません。うまくドーム状に広がるようにしてあげることが重要でしょう。花の色もいいし、1つ1つの花もきれいです。拡大して撮影してあげると素敵な写真がとれます。
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