木曜日, 1月 25, 2007

力いっぱい咲きまくったグラハムトーマス

一番パワフルに咲きまくったバラはなにかと考えてみると、やはりグラハムトーマスだったような気がします。秋はまあそれなりに咲いてくれたという感じだったのですが、春のいったいいくつ咲いてくれたのかわからないくらい咲いてくれました。花の数は200輪ぐらいは咲いたんじゃないですかね?

実はこのグラハムトーマスは新苗を298円で買ってきたものです。接ぎ口もテープじゃなくて、わらで巻いてあった、まさに適当な苗。でも、いい苗を選んで買ってきましたから、成長は完璧。今年は3年目になります。新苗から植えて2年目には花が200以上です。そりゃま、うれしいです。それも花は色も香りも形も素敵。2.3mぐらいのオベリスクに沿わせているのですが、その高さを軽く超えています。花が咲いてきたときはオベリスクがほとんど見えませんでした。

ただ、春に花が終わった後は一気にパワーを失ってしまいました。黒点病でもないのに葉が黄色くなって落ちてしまって、こりゃだめかなと思ったのですが、夏を過ぎたあたりから復活したのでよかったです。グラハムトーマスは暑さにはあまり強くないようです。

今はどうかというと、まだ葉も黄変せず、まだまだ茂っております。あったかいせいか、葉は黒点病ぎみで、早くむしってしまったほうがいいのでしょうが、まだそのままになっております。アルキミストの誘引でまた血まみれになりまして、くじけてしまってます。
秋にダコニールあたりの散布をやめてから、暖かい日が続いて、黒点病がまだじわじわと広がっているんです。葉をとってしまって、石灰硫黄合剤を散布するのがいいのでしょうが、あれ白くなって目立つんで噴霧器で撒ける場所は限られてしまいます。刷毛で塗るのもかなり面倒ですしね。早めに、殺菌剤を撒いて黒点病の胞子の活動を抑えるしかないでしょうね。そうそう、うどんこ病も抑えないとね。

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月曜日, 1月 22, 2007

アイスバーグ圧倒的

圧倒的にいっぱい咲いたバラというとアイスバーグとグラハムトーマスだったような気がする。グラハムトーマスはけっこう高さも高く2m以上あったので、1mちょっとでいっぱい花をつけてくれた大賞はアイスバーグだったと思います。アイスバーグはたいへんメジャーな品種で、どんな本を見てもお勧め品種になっていますが、わたしもやっぱりお勧めします。
アイスバーグの苗は特に高くもないし、どこでも売っています。つるアイスバーグもありますし、どんな場面でも利用できます。さらにお勧めです。

株は横張りで、3月の末から12月までずっと花をつけてくれます。調子がいいと1月まで咲いてくれます(今年は12月までだった)。特に春の花のつぼみのつきかたは、まさに圧倒的でした。花自体のもちはいいほうではなく、咲ききるとすぐ痛んでしまうのですが、つぎからつぎへと咲くので、そんなのはまったく気になりません。

真っ白な色もなんともいえないさわやかさを感じます。赤いバラと違って写真写りがよく、誰が撮ってもきれいにとれるのがアイスバーグだと思います。逆に赤バラはたいへん難しいです。晴れの日よりちょっと曇りの日のほうがうまく影がでてくれてきれいに撮れます。晴れの日は晴れの日でいい写真も撮れますが、その場合はちょっと遠くからいっぱい咲く様を撮るのがいいような気がします

アイスバーグは、デビッドオースチンのイングリッシュローズにも大きく影響を与えています。有名なヘリテージの交配親になっていたりしますし、透明感あるやわらかい雰囲気のイングリッシュローズはアイスバーグがかかわっていることが多いですね。メアリーローズやグラハムトーマスもアイスバーグ系だったような気がします。どこでも売っている品種ですが、超優良花であることは間違いないです。

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日曜日, 1月 21, 2007

春のウィリアム・シェークスピア2000

春のウィリアム・シェークスピア2000です。ほんとうによく花をつけてくれて、イングリッシュローズってすごいって思わせてくれます。株はたいして大きくないですし、枝もしっかりしていないのですが、つぎからつぎへと花が咲いてくれました。房咲きになるのに、花は大きく香りもいい。咲き始めは普通の高芯咲きのバラのように見えるのだが、クォーターロゼットに変化していく様はなかなか見ごたえがあります。まあ、かなりお気に入りのバラではあります。


この前、鉢の土替えをしたのですが、根元に植えていたワイヤープランツの根のほうが元気にはびこっていて、肝心のバラの根はあまり伸びていませんでした(伸びることができませんでした)。冬の間はちょっと寂しいし、根元を隠すのに植えたのですが、栄養豊富なバラの土はワイヤープランツにはうれしすぎたみたいです。


ワイヤープランツを取り除いて、植えなおしてあげたのですが、さて春は元気になってくれるでしょうか?
枝や葉が茂るつるバラやシュラブはよく伸びるけど、花は一期咲きだったり返り咲きぐらい。四季咲きで何度も花をつけるバラは、それおど成長しない。ウィリアム・シェークスピア2000のような花がつきまくるバラは、いっぱい日を当てて、肥料をいっぱいやらないと、花によってパワーを失ってしまうみたいですね。日照と根の成長は特に重要みたいです。


とにかく花をいっぱいつけまくってくれたのに、根や枝の成長はいまいちなので、どうにかしてもうすこしシュートでもでるようにしてあげないといけません。根の環境はよくなるはずなので、肥料や日照ということでしょうね。一期咲きのバラはある意味で気楽だね。

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