土曜日, 11月 11, 2006

ひさしぶりのウィリアム・シェークスピア2000

秋のはじめにまとまって咲いてくれたウィリアム・シェークスピア2000は、ここのところちょっとお休みだったが、今日はひさしぶりに咲いてくれた。
10月はずっと晴れの日が続いたが、11月になって雨が降るようになった。昨夜もそれなりに降ったようで、庭もしっとりした雰囲気になっている。
これももうすこし寒くなったら、土換えをするか地植えにするかしなくてはいけない。花はあいかわらずよくつくが、いまいち枝や葉にパワーがない。この株はたぶん輸入苗で、根はノイバラじゃないような気がする。そういえば植えるときに立派なゴボウ根だったような... 根の環境を考えてあげないといけないのかもしれない。
そういえば、今年はイングリッシュ・ローズは輸入苗しか出回らないようだ。デビッド・オースチン社から輸入される苗の台木はロサ・ラクサらしい。じっさいのところどうなんだろう。まあ、イングリッシュローズはあまりにもメジャーになったので、そろそろほかに目をむけるのがいいのかな? Posted by Picasa

金曜日, 11月 10, 2006

秋深まりいい感じ、モーニング・ブルー・オプティマ

50円で買ったモーニング・ブルー・オプティマですが、秋も深まり寒くなってくると花びらが開ききらなくなり、いい感じです。
モーニング・ブルーは本当の四季咲きで、冬でも花をつけます。夏はまったく元気はないのですが、なぜか花がつきます。春は当然きれいな花が咲きますし、秋は寒くなってくるとこんな感じになります。
ミニバラなので大きくはなりません。うどんこ病に気をつかってあげれば、元気に育ちます。
ミニバラ系は寒さに強いですね。最近の九州の暖かさなら、ほとんど休眠することなく咲き続けてくれます。 Posted by Picasa

木曜日, 11月 09, 2006

つるミセス・ピエール・S・デュポンちょびっと返り咲き

ミセス・ピエール・S・デュポン 黄色バラの先駆であるミセス・ピエール・S・デュポンの枝変わりのつるミセス・ピエール・S・デュポンである。本では一期咲きと書かれていたりしますが、元々は四季咲きなので、返り咲いています。といっても数輪だけですが...
この花もいわゆるアーリー・モダンローズなわけで、なんとなくクラシックな雰囲気がいい感じです。もうすこし病気に強かったら、いいのにといつも思います。黒点病にはおもいっきり弱く、ダコニールやトップジンMなどなんの予防にもならないし、サプロールでもぜんぜん抑えられません。おまけに、コナジラミにもやられるし、シャクトリムシにもやられる。まともな花はなかなか見る機会がありませんでした。
今年は日照がよかったせいか、復活してくれてほんのちょっとですが、花をつけてくれました。もうすこし咲いてくれるとうれしいのですが、咲いてくれただけでいいとしましょう。
この花、縁がくるっとしてアーリーな感じでてくれてますよね。 Posted by Picasa

水曜日, 11月 08, 2006

ピンクとグリーンのジュビロ・デュ・プリンス・ド・モナコ

本来なら花びらの縁が真っ赤になるジュビロ・デュ・プリンス・ド・モナコです。 しかし、薄いピンクとちょっとグリーンがかった花びらは、それはそれで味があります。
夏はあまり得意ではなく、黒点病にかかり葉をかなり落としてしまうのですが、秋からの復活はなかなかです。日照も朝日だけで、その後は直接は当たらなくなってしまうのに、葉をいっぱいつけて、12月まで立派なはなをつけてくれます。確か昨年は、1月になっても10cmぐらいの花をつけてくれたと思います。寒さ強い品種です。メイアンの最近の品種は寒さに強く、晩秋でも元気です。
日曜日に久留米の石橋文化センターのバラ園に行ってきました。雨が少ないせいか、いまいち元気がなさげで、元気に咲いていたのは、ストロベリーアイスとイングリッシュローズのヘリテージ、クイーン・オブ・スウェーデンぐらいでした。後は、もう終わりとう感じで、もう1週間早く行くべきだったと思いました。でも、我が家のほうがバラが元気なので、すこしうれしかったかな...
この秋いまのところ、シルキー・イエローとれんげローズの2種類のミニバラ、赤いHTのローズ・オオサカ(マイレイコ)、アルバのケニギン・フォン・デンマークを購入して、さらに京阪園芸にアーリーモダンローズのマーシャ・スタンホープ、レディ・マリー・フィッツウィリアム、HTのコンフィデレーションを注文中です。さあ、いったいどこに植えたらいいのやら... Posted by Picasa

いい色が出てきたコーヒー・オベーション

晩秋になってきてやっと秋らしい気候になってきた。寒くならないときれいな色が出てくれない品種もある。コーヒー・オベーションは寒いほうが濃いいい色になる。四季咲きで夏も花をつけてくれるが、色が朱色でいまいちきれいじゃない。オレンジ・マザーズデイあたりも、寒くないとピンクっぽい薄い色できれいではない。ジャック・カルチェは寒くなってピンクが濃くなってきれいになってきた。
一方、寒くなると色が薄くなる品種もある。ジュビロ・デュ・プリンセス・ド・モナコは特徴である赤い縁取りがうまく出ない。まあ、日当たりが重要なのであろうが、今の時期はピンク色になってしまう。でも、12月まで咲いてくれるのはうれしい。
コーヒー・オベーションやオレンジ・マザーズデイはいまごろになってシュートが出ている。今の時期だと枝が充実しないのであまり意味がないのだが、まあ先に花がつくだろうからいいとしよう。 Posted by Picasa

月曜日, 11月 06, 2006

複数の顔をもつチャイコフスキー

メイアンのチャイコフスキーです。アンティークタッチのバラということで、たいへんたくさんの花びらをもつバラです。この花びらが一気にどさっと散るのでたいへんとう話は前にした気がします。
このバラ、あるときはカップ咲きだったり、ロゼット咲きだったり、高芯咲きだったりといろいろな顔をもっています。この写真は外側の花びらが反り返って剣弁咲きです。
なかなかおもしろいバラなのですが、一気に散るところと、ちょっとクリーム色をしているところがいまいちです。隣にグラハムトーマスがあるので、いまいちぱっとしなかったりするのです。グラハムトーマスのほうが目立つし、黄色がだんだん退色してクリーム色になるので、そもそも最初からクリーム色のチャイコフスキーがぱっとしないわけなのです。
でも、丈夫ですし、育てやすい優秀なバラだと思います。四季咲きで花つきも抜群です。 Posted by Picasa

日曜日, 11月 05, 2006

中華お玉はすばらしい

ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズがきれいに咲きました。剛健種と書いてありますが、虫や病気にやられなかなかうまく育ちません。今年はなんとかまともな花をつけてくれています。
高芯咲きのバラは正面からアップで撮るときれいですね。
話はかわりますが、最近便利な道具を発見しました。中華お玉です。中華なべにおまけについてきたものを使わないので、それをガーデニング用に使ったわけです。でもって、これが便利なんです。普通のお玉より長めの柄、ふつうのお玉より角度が小さめでしっかりとしたお玉はいろいろな場面で役に立ちます。
まず、肥料を根元に与えるとき、長い柄が役に立ちますし、丈夫なので肥料を埋めるための穴堀りもでいます。次に、根元の草むしり用、ちょっとした中耕用にもいい感じです。さらに植え穴の土のすくい出しようにも便利です。園芸用のスコップではうまくいかないときもこれならOKです。先が丸いため、土を掘っても根を傷めることがありません。適度な重さと丈夫さはスコップよりも穴を掘りやすい。完璧です。
いろいろ調べてみたら、遺跡の発掘作業に中華お玉を使うようです。やはり、同じ点が評価されていました。みなさんも、中華お玉はぜひガーデニングに使ってみてください。間違いなく役に立ちます。 Posted by Picasa

ケンブリッジキャッスルの育て方?

なぞのなんちゃってオールドローズのケンブリッジキャッスルですが、大輪のきれいな花をひきつづき咲かせてくれています。
昨年までは強く剪定していましたが、今年はオベリスクに沿わせてつるバラのように伸ばしてみました。伸び方としてはつるバラではないのですが、剪定をしても枝は増えないし、花もたくさんついてくれません。たぶん、日照が重要なんでしょう。伸ばせば当然葉は増えるわけで、樹勢はよくなります。たぶん、このバラはちょっと大きめに育てたほうがいいんでしょう。
この冬は剪定は弱くして、伸びた枝をつるバラのように巻きつけてみます。果たしてもっと花を多く咲かせることはできるでしょうか?
わけのわからないバラをどう育てるかというのは確かにおもしろいですね。 Posted by Picasa