金曜日, 5月 25, 2012

レオナルド・ダ・ヴィンチ今年はいけています

レオナルド・ダ・ヴィンチは我が家の玄関のバラなのですが、今年は特にきれいに咲いてくれています。おもての木をばっさりの切ってしまったおかげで、日照ばっちり、肥料もばっちりで、花つきも咲き方も抜群です。
レオナルド・ダ・ヴィンチのいいところは、花持ちのいいところです。雨が降っても花が傷むことはないし、すこしぐらい強い風が吹いてもびくともしません。これが、イングリッシュローズだったりすると、咲きはじめて2,3日すれば散ってしまうし、雨でも降ろうものなら、雨の重さで花首をもたげてしまいます。
イングリッシュローズは花びらは薄くて、たいへん繊細できれいに咲いた一輪は最高なのですが、株いっぱいに咲き誇る姿を見ることは難しい。グラハム・トーマスなどはとにかく樹勢が強いので、一斉に咲くことはありますが、その後の花びらの掃除もたいへんです。その点、このレオナルド・ダ・ヴィンチはそう簡単に花は散りません。3日で散る花と、10日ぐらいきれいに咲き続ける花、仮に咲く花の数が1/3だったとしても、同時に咲いている数は上ですよね。
残念ながら香りはありませんが、ずっと満開のままが維持されて、散った花びらのゴミを出さない。これはたいへんすばらしいことです。色はガートルード・ジェキルの目の覚めるようなピンク色ではありませんが、これくらい一斉に咲けば、華やかと言わずしてという雰囲気になります。枝に沿って花が並ぶ感じはいいでしょ。
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土曜日, 5月 12, 2012

花ざかりダイジェスト

いっぱい咲きだしたので、何を載せていいのかわからなくなりました。ということで、今日はいっぱい咲き出したもののダイジェストでいきたいと思います。
まずは、ピエール・ドゥ・ロンサールかですね。これは、つるバラの定番です。一季咲きで春だけなんですが、花つき抜群、樹勢も強く、病害虫にもつよい。冬は誘引もしやすく、スペースさえあれば、誰でもびっしりのカップ咲きの花を楽しむことができます。どこでも苗が並んでいる定番なのですが、モッコウバラやナニワイバラなどは見かけても、壁面びっしりといったピエール・ドゥ・ロンサールはあまりみたことがありません。不思議です。

つぎはアンクル・ウォーターです。これも定番のつるバラで、苗の価格も安く、どこでも売っているような気がします。実際、大苗を300円くらいで買って植えています。しかし、これもきれいに咲かせているところはバラ園以外は見たことがありません。たぶん、安く苗を買ってもあまりの生育力にビビって切ってしまうのではないでしょうか?確かに大きくなるので、扱いはちょっとたいへんですが、花はまさに赤いバラです。大きな高芯剣弁咲きがびっしり咲く姿は壮観です。最近のひらひらの赤バラもいいでしょうが、枝を広げるスペースがあるのなら、このアンクル・ウォーターはオススメです。日当たりがいい壁面なら何も肥料などやらなくても育ちますし、いっぱい花を付けます。ただし、生育力も棘も鋭いです。ビビってはいけません。

今年はきれいと思っているのが、バロン・ジ・ロード・ランです。オールドローズですが、結構大きく成長します。最初はそれほどでもないのですが、3年くらいたつと太いシュートをグングン伸ばしてきます。それをうまく倒して誘引してあげると、次の年には、いっぱい花をつけてくれます。花びらがふちがギザギザでそこがちょっと白くなるんです。最初は赤なのですが、だんだん色が紫色になっていくのですが、それがまたきれいです。かおりもダマスク香でいい香りです。たくさん花がつくと、風にのって漂ってきます。枝の更新が早いので、古い枝はバシバシ切って新しいシュートを育てて、誘引しないといけませんが、基本的には育てやすい品種です。

最後は、グラハム・トーマスです。イングリッシュローズではじめてバラの殿堂入りした品種です。黄色バラだけど、きれいなカップ咲きで、色もあざやかです。樹勢も強く、これも日当たりがよければ、どんどん育ち、いっぱいつぼみをつけます。我が家ではあまり秋には花をつけませんが、繰り返し花をつけてくれます。花持ちはあまりよくないので、切花には向かないかもしれませんが、庭にはぜひ一株という品種です。
今回はひかく的大きくなる品種のダイジェストでした。これ以外にもつるバラやシュラブがあります。ブッシュの小さなバラにはない圧倒するような美しさがあります。ぜひスペースを確保して植えてみてはいかがでしょうか?
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火曜日, 5月 08, 2012

今年の花は大きい

連休が終わったところで、一斉に花が咲き始めました。今年は3月までが寒かったので開花は全体遅めで、遅咲き早咲き関係なく一斉に咲き始めたという感じです。まあ、本当の遅咲きはまだなんですが、4月中に開花するものも5月にずれ込んだという感じです。
イングリッシュローズも咲き始めています。その中ではパット・オースチンが、まず1番咲きでした。このパット・オースチンは日が当たるところに地植えしているのですが、夏がめちゃくちゃ暑いのと、屋根の影になるのでちょっと水不足になるところで、ここ数年元気がなかったのですが、今年は大きな花をつけてくれています。
イングリッシュローズの中では、パット・オースチンはうどんこ病に弱く、もうちょっとというところでつぼみがうどんこ病にやられてしまいます。今年も元気よく成長していたのですが、つぼみがついたところでうどんこ病にやられてしまいました。おまけに、バラゾウムシがこのパットオースチンが好きで、せっかくのつぼみがみんなくたっとしてしまって、ああ今年もダメかなと思っていました。
ところが咲いてみると、つぼみの数が減ったためか、綺麗な大輪。普通は10cmはないのですが、12cm以上ありそうな花がついてくれました。いいんじゃないでしょうか?
イングリッシュローズは一般につぼみにつきはいいのですが、つぼみが付きすぎてしまって、成長のパワーをとられてしまう傾向があります。シュートの出もあまりよくなく、太いシュートがなかなか出てくれません。枝が更新されないのでいまいち株に元気がないようになっていくのです。今年は、3月のうこんこ病がなかったので新芽が元気に育ち、肥料も十分にやったせいか、葉もしっかり茂ってくれています。つぼみも適当に制限されたので、綺麗な花がついているんじゃないかと思います。
全体的に今年は油粕を多めにやって、葉と枝をしっかり充実させようという考えです。そうすると花があまりきれいに咲かないのですが、夏の暑さに負けないようにするには、まず株の体力です。しっかり新しいシュートを伸ばしてもらって、来年のための枝をしっかり育てるのがやはり重要だと感じています。今日あたり花はいっぱいさいているので、それより秋にしっかり花をつけられる体力を付けさせるのが今後の目標です。
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金曜日, 5月 04, 2012

つるディンティベスだけどちょっと花がまばら

つるディンティベスは我が家では古株中の古株で、いちばん最初に植えたバラの1つです。最初のころは花つきもよく、4月のうちから咲いてくれたので、たいへんよい子ちゃんだったのですが、最近はどうも花つきが悪くなり、その割には枝はぐいぐいと伸びるので、ちょっと扱いにくい株になってしまっています。
バラの株もだんだん老化していくわけで、うまく枝の更新を行わないと、花つきの悪い株になってきてしまいます。老化するといっても、元気がなくって枝が枯れていくわけではなく、枝が充実して木質化して、下のほうから新しいシュートが出なくなってしまうわけです。まあ、上のほうからはどんどん新しい枝が出てくるのですが、それはそのまま伸ばすわけにはいきません。けっきょくその枝を主幹として更新していくことはできず、冬には剪定で切ってしまわないといけません。結局、細かな枝の出ない古い枝が主幹に定着してしまい、花枝がでにくい状態をつくってしまいます。
やはり、ここは太い主幹をばっさりと剪定する必要があるわけですが、更新する次世代の枝がないことには、これもなかなかうまくいきません。シュートを下から出すようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?今年は、花が咲く前にどんどん枝が伸びています。すこし後で伸びてきた枝はシュート性でつぼみはついていません。今日はおもいきってそのえだの先を切ってみました。上の枝が伸びなければ下から出るだろうという甘い考えなのですが、基本的には樹勢は強いので、これくらいいじめてもいいのではないかと考えました。まあ、そのまま伸ばしても結局は切るしかないのですから、早いうちに剪定しておいたほうがいいはずです。
花のつく枝をどのように出すかですが、シュートは先を抑えたほうが、きっと細い花枝が出るのではと考えています。今年無理でも、秋の花や来年度の花は、今年伸びた枝でなくてはいけないので、残すことができる枝をどのように伸ばすが決め手だと考えています。
おなじように悩んでいるのがルィーズ・オディエです。こちらはもうぜんぜん花がつきません。枝は伸びるのですが、つぼみはつかず、ブラインド枝が伸びるのみです。これも、来年度に残せる枝をどう確保するかが決めてだと思い、今から剪定を考えているところです。つるバラは枝の更新が決め手のようですね。
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木曜日, 5月 03, 2012

小さなエルモサだけど、アップで見せます

そろそろ、一斉に咲き出しそうな雰囲気になってきました。天気がよければ今日あたりいっぱい咲いていたのでしょうが、ここのところ天気が悪いせいかすこし遅れているような感じです。ピィエールドゥ・ロンサールあたりが咲き出さないうちに、ちっちゃいものクラブのお花を紹介することにします。今日、綺麗に咲いているのは茶色組もそうですが、チャイナ組のオールド・ブラッシュとこのエルモサです。
エルモサは樹形も花も小さいですが、花形が整っているし、花びらも多いので、アップにするとたいへん立派な花に見えます。ということで今回はしっかりとアップでお見せします。
エルモサも鉢植えなので昨年の乾燥と暑さの影響をうけて、さらに小さくなってしまっています。チャイナは元気がないということはないのですが、それほど大きくは成長しません。花つきは抜群によく、たいへんかわいい花をつけます。とはいっても、ポールセンのミニバラあたりとは違い、自然な雰囲気の花色、細くしなやかな茎で、今日のように雨が降った後は、うなだれてやさしい雰囲気を演出します。
昨年弱られてしまったので、このあと肥料をすこし多めに与えて、しっかり株を復活させないといけないと思っています。オールド・ブラッシュは地植えにしたのですが、元気がいまいち。梅雨前までに元気をださせるためには、花柄は早めにとらないといけないと思っています。樹勢あっての花なので、今年は復活を合言葉に頑張ります。
今日は、久留米の石橋文化センターでバラフェアが始まります。まだ咲いていないのはわかっているのですが、やはり初日に行ってみたくなります。お昼ごはんを食べてから子供を連れて出動です。何かおもしろい出物があるといいのですが、最近はあまりぱっとしたものがないので、あまり期待はしていません。でも、きっと1本2本は買ってくるんだろうなあとは思っていたり...
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水曜日, 5月 02, 2012

茶色組が咲き始めました

ゴールデンウィークに入りましたが、まだバラの花はちらほらといったところです。近くの園芸店やホームセンターでは結構咲いている鉢をみかけたのですが、我が家はまだまだです。
そんな中で早咲きなのが、茶色組のバラです。テディベア、チョコフィオーレ、そしてこのチャーリー・ブラウンです。前2つに比べてちょっとだけ明るめの色でさわやかな雰囲気です。もっと黄色っぽい品種にチャーリー・アンバーという品種もありますが、チャーリー・ブラウンという名前だからいいですよね。アンバーじゃ意味がわからない。
ミニバラで小さな鉢なので環境に大きく影響をうけてしまいます。一昨年と昨年は夏がたいへん厳しかったので、もうちょっと枯れてしまうところをなんとか生き残っているといった感じです。暑さと乾燥で枝1本だけがかろうじて残ったといったところだったのですが、なんとか復活をしてくれています。これから頑張って株を復活させないといけません。
暑さと乾燥で根が弱ってしまっているので、肥料などいっぱいやってしまうとすぐにダメになってしまうので、病気にならないようにこころがけて、すこしづつ元気をつけてあげるしかありません。シュートが出るようになればいいんですが、まだそこまでの元気はないようです。
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木曜日, 4月 26, 2012

復活一番はフランシス・デュブリュイでした

 バラの花が咲き出しました。といっても、まだこのフランシス・デュブリュイとオールド・ブラッシュだけです。例年ならもうディンティベスやモッコウバラが咲いているんですが、3月が寒く芽吹きが遅かったので、全体的に遅れ気味です。白モッコウバラも我が家の古株だったのですが、ホルトの木といっしょに伐採されてしまった、もはや庭にはありません。
 このフランシス・デュブリュイはもう3年目ぐらいなのですが、なかなか成長してくれなくて、昨年の秋地植えにしました。元気がいまいちの鉢植えを、まとめて地植えにしたらやはりそれなりの元気が出るもので、期待されていない鉢植えが、期待のちっちゃいものクラブになっています。
 今年は、4月になって一気に暖かくなったため、中途半端な寒暖の変化がなく、霜などで新芽がやられることもなかったためか、全体的に新芽の元気がよくて、うどんこ病や黒点病の発生もなくて、いい雰囲気で成長をしています。来週ぐらいになるともうすこし花がついてくると思います。毎日というのはちょっと無理ですが、また花の写真を投稿していきたいと思います。
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木曜日, 4月 12, 2012

そろそろ復活しましょうかね

昨年5月からずっとお休みしてましたが、またバラの季節になってきましたので、そろそろ復活したいと思っております。昨年は、夏から秋が全くダメだったのと、仕事が忙しかった関係でさぼっておりました。 今年は、うどんこ病の発生も少なく、良い感じで育っています。あと2週間ぐらいで花が咲き出すのではないでしょうか? ということで予告編でした。