やはりつるバラでも冬の剪定の具合で花のつき方が変わります。昨年は太いシュートがいっぱい出ていましたが、古い枝のカットもあまりせず、あまりストレスをかけない形で誘引しました。
結果は、さらに多くの太い枝を伸ばす結果になり、花のつく細い枝はあまり出でず、花の数は思ったほど多くはありませんでした。しかし、成長はぐんぐんして、さらに太い枝が伸び、結果収拾がつかなくなってしまったのが昨シーズンです。
予想どおり、細い花がつく枝の出方はよく、その先に確実につぼみがついています。花をいっぱいつけるためには、基本は枝や根をしっかり育てるということなのですが、最後はいかにストレスを与えるかが決め手になります。モダンローズの場合は、ストレスは確実に花つきに直結するようです(オールドローズの場合はそうでもない場合はあるようです)。
ブッシュのバラは、ビシッと剪定すれば花がつくようになります。つるバラは、枝ストレスを与えるような誘引、枝の整理などがきいてきます。日照の変化や肥料の変化なども関係するみたいです。