バラの写真をデジカメからスマートフォンのカメラで撮るようになって、Facebookでの投稿のほうに移っておりました。改めて、過去の投稿をみるとブログのほうが、過去がわかっていいなあと思いまして、再度復活です。 以前に比べて株が老化して花の数も減ってしまっていますし、私自身も歳をとりまして、パワーが落ちております。それでも再度頑張りますので、我が家のバラ、よろしくお願いします。
土曜日, 1月 20, 2007
金曜日, 1月 19, 2007
ミミエデンはいかがでしょう?
ミミエデンはいかがでしょう?花の雰囲気はミニ・ピエールド・ロンサールといった雰囲気で、写真うつりがたいへんいいバラです。以前に切花をみて欲しいと思って手に入れたもので、最初は切花用として流通していたようです。
このバラ、つぼみはよくつくし、花もちも抜群、最高にかわいい花をつけてくれるのですが、うどんこ病にかかりやすいのが難点なのです。我が家は風が強く、風で枝や葉がこすれて痛むため、うどんこ病にかかりやすい環境なのですが、ミミエデンはさらにうどんこ病に弱いのです。ふつうにしていたらもうつぼみも葉も真っ白になります。
でもって、どうやって解決したかというと、もう3日に1度薬剤散布です。炭酸水素カリウムが主剤のカリグリーンは、発生してしまってからの治療には効果的です。ハンディースプレーに入れておいて、気が付いたら吹きかける。これくらいやらないと、うどんこ病はくじけてくれませんでした。でも、ミミエデンはうまく咲かせるときれいです。ミニバラですから、つるバラのようにたいへんではありません。昨年はどうにかうどんこ病には勝つことができました。でも、黒点病には勝てなかったんだけどね。
木曜日, 1月 18, 2007
ローブリッターでした。
一期咲きで、シュートもびゅんびゅん出るわけでもないので、春以外は忘れられているローブリッターです。春はけっこう長い期間かわいいコロコロの花を咲かせ続けます。四季咲き性を全く期待しないのであれば、枝も細く横張りなので気楽に育てられると思います。
このコロコロの花ですが、1週間以上このコロコロのままで咲いています。雨にも比較的強かったと思います(過去のことなので)。うどんこ病にも黒点病にもなりやすく、最初の年は枯れてしまうんじゃないかと思っていたのですが、病気になろうと次の年にはちゃんといっぱい花を咲かせてくれました。病気になりやすい品種、病気になりにくい品種という概念とは別に、病気に弱い品種、病気に強い品種があることがわかります。
このローブリッターもオールドローズではありません。ただし、原種のロサ・マクランサの交配種なので、マクランサの性質が強く出ている気がします。オールドというよりワイルドな感じです。コロコロの花はポリアンサ系の品種にはありますが、ワイルドな雰囲気のためか、ぜんぜん違うという気がします。
てなわけで、これも2006年のおすすめ優良品種組だと思ったわけです。まだ、誘引のしなおしはしていませんが、特にボーボーと茂ったり、ギュンギュンとシュートが延びているわけでもないので、花がきれいに見えるようにちょっとだけ枝を整えてあげればいいんじゃないかと思っています。今日はの花はローブリッターでした。
火曜日, 1月 16, 2007
アンクルウォーターはやはり強力だ
日曜日に剪定を終えたので、アンクルウォーターってどんなふうに咲いていたのかを確認しようと過去の写真を探してみました。やはり強力である。いかにも薔薇!赤い薔薇である。ザ高芯剣弁咲きとう感じです。我が家には実は大輪の高芯剣弁咲きの薔薇は少ない。ほかには、ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズぐらいである。
赤の大輪で高芯剣弁は主張が強すぎます。周りが負けてしまいます。アンクルウォーターの周りには花が無いのでいいけど、ほかに目がいかなくなるくらい目立っています。でも、つるバラでこんな赤く大きな花がいっぱい咲くと育てたという充実感はあると思います。もっとも、このアンクルウォーターは簡単なんですがね。買ったときも300円ぐらいだったし、どこにでもある品種です。
前にも書いたと思うけど、近くのガーデニングショップが閉店する時に処分価格600円のさらに半額で苗を買ってきました。根をみるとやはり癌種病。根の端だったので、その根の大元からカット。最初の年はあまり育たず、小さな花をつけただけでした。まあ300円だし、どうでもいいやと思って適当にほっておいたら、秋になって結構シュートが伸びてくれて、誘引する格子を作ってあげました。最初はここにピエールド・ロンサールと思っていたのですが、癌種でピエールさんはやられてしまって、日もよくあたるいいポジションに鎮座できたのでした。ちなみに二代目ピエールは反対側に植えられました。
そんなわけなのですが昨年は2年目で期待にこたえてくれてみごとな花をつけてくれました。でもシュートはあまり育っていません。昨年は立派なシュートぜんぜん出てくれなかったのです。秋になって上のほうの枝は伸びたので、全体に下のほうに咲くように誘引をしてあげたわけです。来年の春も主張強く咲くことを期待します。ほんとうは好みじゃないんだけど、期待はしちゃいます。
月曜日, 1月 15, 2007
棘と誘引と血
土曜日はマダム・アルフレッド・キャリエールとルイーズ・オディエ、日曜日はアンクルウォーターの剪定と誘引をしました。
マダム・アルフレッド・キャリエールはその長さに四苦八苦して、ルイーズ・オディエと2本で丸1日かかってしまいました。3m以上もある枝が絡むともう手におえなくなるのです。結局枝分かれしているようなところはバサバサ切ってしまいました。ルイーズ・オディエはキャリ夫人が片付いてからだったので、すこし楽でした。キャリ夫人で4mぐらいですが、10m以上になるポールズ・ヒマヤランムスク・ランブラーなんてどうするんでしょうね。おまけに棘がするどいしね。
そうそう、次の日のアンクルウォーターは棘が痛い。頭の上から枝が落ちてきて、頭から血を流しての作業でした。まだ、今も痛いです。革の手袋をしていても手に刺さりまくり、紐を結ぶのは手袋をしていてはできないし、なんか便利だ道具が欲しいです。
誘引で、普通は1本づつ根元に近いほうから結んでいきますが、ある程度枝数が大いと、順序が重要になってきて、やり直さないといけなくなってしまいます。重なりや交差がないようにうまく平面配置する必要があります。
今年の技は三次元誘引です。太い枝をわざと壁から離して誘引します。最初に仮止めしておいたものをわざと後でゆるめて、空間を作り立体交差させるのです。太い枝はそれ自体しっかりしているので、上が止まっていれば安定するのです。ちなみに昨年の技は太い枝自体を骨格とするモノコック誘引でした。ディンティベスには誘引する立派なトレリスや壁がないので、考えた技でした。
つるバラの誘引はたいへんです。春の花を思い浮かべながら、血を流してがんばるしかないのです。
日曜日, 1月 14, 2007
今も咲いているバラたち
この休みは、つるバラの剪定と誘引を頑張ったのだが、まだ咲いてくれているバラもある。オレンジ・マザーズデイとコーヒー・オベーションはまだ頑張ってさいてくれている。もちろん、そんあきれいというわけではないのだが、微妙な色合いが感じられる。
オレンジ・マザーズデイだが、花は大きめでいっぱい花びらがある。色もオレンジがより深くなり、ちょっとブラウンがかっているところに味わいがある。オレンジ・マザーズデイは秋に鉢増ししてあげたら、遅くなって元気が出てしまって、今も咲いているという具合である。
コーヒーオベーションはほんとうに花もちがいい。この花がいつ咲いたものかは覚えていない。昨年からずっと咲いてくれている。葉はもう既に黄変し、自然落葉し始めているが、花は渋く咲き続けてくれている。
まだほかにも、スプレーウィットや赤旦紅心も咲いてくれている。でもきれいな花の写真が撮れるのはコーヒーオベーションだけかな?つぼみがあったけど、くじけてしまったものも多い。夏から元気がなかったマーガレット・メリル1つだけつぼみをつけてくれたが、咲ききれなかった。