土曜日, 5月 08, 2010

香りが写らないのが悔しいです

  ガートルード・ジェキルが咲き出しました。咲き出すと香りが漂ってきます。香りのバラのトップは我が家ではやはりガートルード・ジェキルでしょう。香りだけだとラ・フランスもすばらしいと思うのですが、この澄んだようなピンク色がさらに香りを引き立てます。
  イングリッシュ・ローズのすばらしい点は、単に花びらが多くて香るというだけではなくて、影や透明度までがバランスした花はほんとうにすばらしい。この花なら当然すてきな香りなするだろうと思ってしまう。
 ガートルード・ジェキルは香りがほんとうに凄いのだが、写真をみていると香ってこないのが不思議に思えています。きれいな写真なのに香りが写らないのが悔しい。
  このガートルード・ジェキルは新苗から育てている。久留米のバラフェアで500円だった。1本だけ紛れていて、それほど元気な苗でもなかった気がする。いっしょにコンテ・ドゥ・シャンボールと、エルモサを買った。コンテ・ドゥ・シャンボールももうすぐ咲くので紹介できると思うが、交配親だということは後で知った。葉や樹形はよく似ている。枝は細いが固い。立派なシュートは伸びてくれないがなんとなく成長しているといった感じ。コンテ・ドゥ・シャンボールも同じだ。まあ、ガートルード・ジェキルのほうが地植えで誘引しているので少しは大きいと思う。
  500円の苗でなかったらもう少し立派に育っていたかもしれないが、お得度満点といった気持ちだ。新苗から育てる喜びはまさにそこにといったところ。今年は、ラ・カンパネラ、ピンク・アイスバーグ、イレーヌ・ワッツ、フランシス・デュブルイを新苗で手に入れた一番高価なものは800円、安いのは300円。300円のピンク・アイスバーグが元気で楽しみでならない。
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金曜日, 5月 07, 2010

シャルル・ドゥ・ゴールはもっと元気がよくても

  シャルル・ドゥ・ゴールが開き始めています。南側の日がよくあたるところにあるのですが、つぼみはとりあえず4つだけで、それ以上に咲きそうな雰囲気がありません。シュートも出てきそうな雰囲気もないし、早く載せておかないとタイミング的にその後がないかもしれないので、全開する前の登場です。
  そもそも新しいシュートが出にくい品種らしいのですが、日当たりがいいところでもそれほど成長する気配もなく、いったいこの光合成エネルギーはどこにいってしまうのかと疑問に感じるほどです。
 実は植えてすぐ癌腫病にやられていて、こぶが大きくなる前に削りとりながら育てています。つねに気をつけているので、それほど大きなものにはならないのですが、完全に治ることもないようです。もしかすると根の下のほうにできているかもしれません。
  紫の色合いがきれない花なので、もっと元気を出してくれればと思っているのですが、難しいようです。これからもしかすると元気が出てくるのかもしれません。昨年は癌腫病をたくさん発見しました。鉢の植替えをやるときにしっかり株元をみただけなのですが、安く買った苗はかなりの確率で癌腫病です。同じところで買ったものはほとんどすべて発症しました。苗がいけない可能性は大きいのですが、土がまずいのかもしれません。牛糞堆肥ですが、よくみるといろんなものが混じっています。バークや剪定枝などがベースになっているようですが、それに病原があることは不思議でもなんでもありません。
  まあ、癌腫病の株は廃棄しろと書いてある本も多いのですが、それに従うと1/3ぐらいは廃棄しなくてはいけなくなりそうです。地植えにしたものは、切り取っておくとそのうちに発症しなくなるものが多いので、そこそこ元気に生育しているとよくなっていくものだと信じています。シャルル・ドゥ・ゴールも元気よくなってくれることを期待して、最初の花の写真を載せることにしました。
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水曜日, 5月 05, 2010

いきなり大輪、アブラハム・ダービー

  イングリッシュローズの第一弾はアブラハム・ダービーです。もう植えてから3年になると思うのですが、なかなか大きくなってくれませんでした。まあ、輸入苗なのでそれほど根がよくないからだろうと思っていたのですが、ことしはなぜか元気でいっぱいつぼみをつけてくれました。
  アブラハム・ダービーは基本的には大きくなる品種なので、西側の壁面に沿わせようと考えているのですが、なかなか大きくなってくれません。どうも上よりも横に伸びていくようで、今年は高さよりも横幅のほうが広くなっています。
 アブラハム・ダービー、最初は普通のハイブリッドティーのように開きだすのですが、その後は一気にクォーターロゼット咲きになっていきます。外側の花びらと中の花びらの色が微妙に異なるので、それがたいへんきれいに見えます。よく考えてみるとアルキミストの花も似ているような気がします。ただ、アブラハム・ダービーの花は大きく、ゴージャスさが違います。
  今年はつぼみでいる時間が長いためか、大きな花になっています。13cm以上はあると思います。あまり大きくて、今年はマーガレットの中に咲いているという感じではないので、なんとなくバランスが悪い気もします。マーガレットの中に咲くと、ゴージャスさでは負けないので、写真に撮った感じがたいへんいい雰囲気になるのですが、今年はマーガレットが下にいってしまっているため、ちょっといいシーンが得られていません。
  いっそ大アップで撮ってみようかと思って撮ってみました。色合いが微妙なのでこれもなかなかいいかもしれません。もうちょっとたつと、もっといっぱい咲くと思うので、そうしたら満開のアブラハム・ダービーを載せてみたいと思います。
 連休は気温が上がり、一気に花が咲き始めました。それまでの寒い日々がうそのようです。暑くなってきたらアブラムシをみかけるようになってきました。そういえば、殺虫剤はオルトランしか撒いていません。バラゾウムシが多いなあと感じるのですが、バラゾウムシは早い時期から活動をはじめているようです。みつけたらやっつけているのですが、けっこう花首をやられてしまっているようです。
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火曜日, 5月 04, 2010

エブ・タイドが元気を出し始めた

  アメリカのウィークス社のエブ・タイドです。深い紫色のバラで、ずっと前から興味をもっていて昨年の春に鉢苗を購入しました。それまではなかなか見つけることができなかったエブ・タイドなのですが、買ってしまうともっと大きな株をどこでも見つけるようになってちょっとがっかりしていました。昨年のみつけた鉢苗はちょっと小さめ、つぼみはいっぱいあって昨年も花を楽しむことができましたが、秋に見つけた大苗は太くていかにもウィークスのバラ。あれれという具合でした。おまけに夏は暑さで成長せず、この春もちゃんと成長してくれるかなと心配していました。
  さて、そんなエブ・タイドだったのですが、植え替えて鉢をちょっと大きめにしてあげたら、元気よく伸び始めました。今は、下からシュートがで始めて、これはいけるぞとう具合になっています。
 つぼみはそれほど多くはついていないのですが、昨日きれいな花を咲かせてくました。深い紫の花はなかなか渋くていい感じです。咲き始めもいいのですが、開ききった感じがカップ・アンド・ソーサーでその側の花びらが広がって味わいがあります。
  とりあえず一番花という感じで、まだまだこれからだと思いますが、この調子だとかなり元気にシュートも伸びてくれそうです。濃紫系がバーガンディー・アイスバーグも加わりましたので、ラプソディー・イン・ブルー、エブ・タイド、バーガンディー・アイスバーグと3種類になっています。どんな色と組み合わせるかが難しいかもしれませんが、組み合わせで映えてくるバラたちだと思います。
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かわいいですよ、チャーリー・ブラウン

  今年のゴールデン・ウィークは天気がよく、それまでの寒さを感じるような気候が嘘のように暑さを感じる日々となっています。開花が遅れて連休中はだめかなと思っていましたが、ここにきて一気につぼみが膨らみ花が咲き始めています。
 いままでなかなか載せる写真が撮れなかったのですが、今日は朝からいっぱい写真が撮れています。つるディンティベスも咲いていますし、つるテディベアも上のほうから花がひらいてきています。アブラハム・ダービーも予想どうり今日開花していて、連休終盤でどうにか間に合いましたという感じでしょうか?
 それ何を載せるか考えてしまったのですが、チャーリー・ブラウンがかわいく咲いてくれているので、チャーリー・ブラウンを載せることにします。実はちょっと前まで、うどんこ病と黒点病の両方にやられてきびしい状態だたったのですが、蔓延地帯から場所を西側の道沿いに移動して、集中ケアをしてしたのでした。
  チャーリー・ブラウンはテディベアの流れをくむものです。テディベアが素直に開いていくのに対して、チャーリー・ブラウンは花びらの縁にウェーブがかかるように開いていきます。テディベアが色が茶色から紫に変わっていってしまうので、開ききってしまうとそれほどきれいでもないのですが、チャーリー・ブラウンは紫に退色することがないし、花びらのひらひらのおかげで、たくさん花が作といつまでも見栄えがします。
 色はまあブラウンですが、すこし薄くなりベージュっぽい色に落ち着きます。もうすこし黄色っぽい枝変わり種?にチャーリー・アンバーがあります。どちらもいい感じだと思います。
  テディベアの流れでチャーリー・ブラウン以外に我が家にはチョコ・フィオーレがあります。こちらは花びらに切れ込みがはいり、渦をまくような咲き方をしてくれます。色も少し赤が強く濃いめです。黒点病にやられて葉がだいぶ減った状況にあり、療養中といった状況です。どうも、茶色ミニバラ系列は黒点病に弱いようです(うどんこ病にも弱い)。
 テディベアの先祖をたどると、ラベンダー・ピノキオ、グレー・パールに行き着きます。ルーツはグレー系だったのですね。なんとなく病気に弱そうな雰囲気が漂います。青バラ系もベースはグレー系ですね。以前にも書いている気がしますが、グレー系はすごく興味があります。でも、弱そうなので躊躇してしまいます。
  マーガレットが咲いている下に鉢をもっていったのですが、なんでもマーガレットと重ねるときれいに見えます。チャーリー・ブラウンは春よりも秋に合いそうな渋さを感じるバラのような気もしますが、マーガレットと合わせると春の雰囲気になるから不思議です。もうすぐ、アブラハム・ダービーが登場しますが、またアブラハム・ダービーはマーガレットに合います。というか、マーガレットの華やかさを地味に感じさせてしまうほど、華やかな雰囲気を演出します。まあ、色も合っているんですがね。
 今日はもう1つぐらい紹介するかもしれませんので、ネタがなくなりますので、このへんでやめておきます。。
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月曜日, 5月 03, 2010

やはりチャイナからですね

  昨日に続いて晴れて気温が上がったので、つぼみがだいぶ膨らんできた。アブラハム・ダービーやつるテディベアももうすぐ咲きますという感じになってきた。少し待っていたら開くんじゃないかと思っていたが、そういうものでもないようで、やはり咲いているチャイナから紹介していくことにします。
  オールド・ブラッシュがいちはやく咲いているのですが、チャイナの第2弾はエルモサです。紫燕飛舞はブルボンらしいので、チャイナの2番目はエルモサになります。
 これは昨日もいった久留米の石橋文化センターのバラフェアで3年前くらいに新苗で手に入れたものだ。バラフェアの新苗は安いがはっきりいってしょぼい。その時はガートルード・ジェキルとコンテ・ドゥ・シャンボールといっしょに買ったと思う。ガートルード・ジェキルはだいぶ大きくなったが、それほど太くなっているというわけではないし、コンテ・ドゥ・シャンボールも花はよく咲くけど、太ってくれない。ということでエルモサもまだミニバラサイズだ。
 
 その時は新苗は500だったが、昨年からは600円になった。ことしは台木も細くさらにショボイので買う気が起こらなかった。フラシス・デュブルイとイレーヌワッツを買おうかと思っていたが、実物を見たらまた今度でいいやという気になってしまった。この2種はもう何年も買いそびれている品種だ。好きな品種なのでいい苗が欲しいと思っていたらどんどん後になってきている。
  ということでこの2種は買わなかった。代わりにというわけではないが、バーガンディー・アイスバーグの鉢苗が1,000円でいっぱいあったので、しっかりしてそうな鉢を買ってきた。ピンク・アイスバーグも先日買ったので、アイスバーグはあとブリリアント・ピンク・アイスバーグとゴールデン・アイスバーグを手に入れるとすべて揃うことになる。もっともゴールデン・アイスバーグは見たことがない。アイスバーグはいい。ほんとうにきれいだ。
 ピンク・アイスバーグのつぼみを切って挿しておいたら咲いていた。グラデーションのちょっとはかない雰囲気がちょっとチャイナ風でいい感じだ。
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