もうアーモンドの花も終わりまして、世間はいっぱい桜の花が咲いております。庭も気がつけばバラの新しい葉の緑で満ちはじめました。さて、2月の初めの接ぎ木はどうなっているかというと、そろそろ結果が見えてきました。
接ぎ木は温度の管理が重要と書いてありましたが、それは確かに感じました。芽が活動する温度と、カルスが成長する温度、このバランスは重要なようです。暖かい日がちょっと続くと芽はすぐに活動を開始します。カルスの成長はも少し穏やかで、暖めの温度でじっくる台木とつながっていきます。活着する前に芽が動いてしまうと、穂木の力を低下させてしまいカルスの成長さえも衰えさせてしまうようです。
タケノコが伸びるように、スーッと出てくる芽でない場合は×で、小さいまま開く芽はすぐにとってしまったほうがいいかもしれません。まちがって芽がとれてしまったほうがうまくいっていたりするんです。
スタンダード組とは別の接ぎ挿し組もそこそこうまくいっています。こちらのほうが動かしやすいので温度の管理がしやすいので、もうちょっと成功率が高そう?です。
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