今シーズンの先陣きってバラの花が咲き出しました。いちばん最初に咲いたのはチャーリー・ブラウンだったのですが、その日の気温が高かったためか一気に開ききってしまい写真を撮るタイミングを逃してしまいました。そこで最初の登場はオールド・ブラッシュでいきます。
オールド・ブラッシュはかなり古いチャイナ・ローズなのですが、微妙な色合いの花がひらひらと咲きます。昨年新苗を植えたものなので株が充実してはいないのですが、今年はいち早く新芽が出て、いちばん早くつぼみもついていました。
オールド・ブラッシュのほかにチャイナはエルモサ、粉粧楼、赤旦紅心(紫燕飛舞はチャイナじゃないらしい)がありますが、どれも繊細でやさしい花が咲きます。四季咲きでいっぱい花をつけてくれるのですが、枝が細く自立しにくいので、ぐんぐん伸びる時期は扱いが難しいのが難点です。そうそう、うどんこ病にも弱いですね。そう、暑さにも弱いかな?
モダンローズのようにパワフルに株は成長しませんが、つぼみのつき方、花の咲き方にいきいきした雰囲気が感じられます。ちいさな株なのですが、いっぱいつぼみがつきますし、つぎからつぎへと咲く雰囲気は、ほんとうになにかうれしさを感じてしまします。
このオールド・ブラッシュは新苗でも接ぎ挿し苗を購入し、それに届いたのは9月末だったので、まだまだ十分に成長していません。株のバランスもとれていませんが、これからもっと大きくなっていっぱい花をつけてくれるはずです。チャイナとしては超スタンダードなのですが、楽しみな品種なのです。
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