今年の春新苗で手に入れたラ・カンパネラです。ニュージーランドからの品種で、オークランドというハイブリッド・ティーの枝変わりなんだそうです。日本ではキリンローゼスが切り花や苗を販売しているので、いろんなところで見かけるようになっています。
以前から気になっていた品種だったのですが、値段が高かったので手が出ないでいたのですが、新苗がてごろな価格で手に入ったので思わず買ってしまいました。
みかけはフリフリで柔らかそうな花びらなのですが、ぜんぜんそんなことはありません。この花びら硬いんです。ですから、雨にも強いし、花持ちは抜群だと思います。こぶりな花のように見えますが、実際はけっこう大きくて、Webで調べたところでは10cmぐらいにはなるようです。写真の花も8cm以上はありそうです。
やはりなんとなく多花性で枝が細い感じのバラを想像してしまうのですが、生育力は強く、枝も太い、花首も太く、直立性です。ぜんぜんイメージと違いますよね。
新苗なので、摘蕾をして育てていたのですが、生育力が強いのでけっこう大きくなっていて、ちょっとほっておいた間(出張とかあって忙しかった)に蕾が膨らんでいたので、いいやって具合に咲かせてみたのでした。
切り花用の品種はうどんこ病や黒点病に弱いというのが一般的な感覚なのですが、どうも病気にも強そうで、なかなかの品種です。日に当たると色が濃くなるようです。秋はもう少しやさしい雰囲気の花になるのでないでしょうか?秋にはきれいな花をつけてくれるよう大切に夏の管理をしてあげようと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿