いっぱい咲きだしたので、何を載せていいのかわからなくなりました。ということで、今日はいっぱい咲き出したもののダイジェストでいきたいと思います。
まずは、ピエール・ドゥ・ロンサールかですね。これは、つるバラの定番です。一季咲きで春だけなんですが、花つき抜群、樹勢も強く、病害虫にもつよい。冬は誘引もしやすく、スペースさえあれば、誰でもびっしりのカップ咲きの花を楽しむことができます。どこでも苗が並んでいる定番なのですが、モッコウバラやナニワイバラなどは見かけても、壁面びっしりといったピエール・ドゥ・ロンサールはあまりみたことがありません。不思議です。
つぎはアンクル・ウォーターです。これも定番のつるバラで、苗の価格も安く、どこでも売っているような気がします。実際、大苗を300円くらいで買って植えています。しかし、これもきれいに咲かせているところはバラ園以外は見たことがありません。たぶん、安く苗を買ってもあまりの生育力にビビって切ってしまうのではないでしょうか?確かに大きくなるので、扱いはちょっとたいへんですが、花はまさに赤いバラです。大きな高芯剣弁咲きがびっしり咲く姿は壮観です。最近のひらひらの赤バラもいいでしょうが、枝を広げるスペースがあるのなら、このアンクル・ウォーターはオススメです。日当たりがいい壁面なら何も肥料などやらなくても育ちますし、いっぱい花を付けます。ただし、生育力も棘も鋭いです。ビビってはいけません。
今年はきれいと思っているのが、バロン・ジ・ロード・ランです。オールドローズですが、結構大きく成長します。最初はそれほどでもないのですが、3年くらいたつと太いシュートをグングン伸ばしてきます。それをうまく倒して誘引してあげると、次の年には、いっぱい花をつけてくれます。花びらがふちがギザギザでそこがちょっと白くなるんです。最初は赤なのですが、だんだん色が紫色になっていくのですが、それがまたきれいです。かおりもダマスク香でいい香りです。たくさん花がつくと、風にのって漂ってきます。枝の更新が早いので、古い枝はバシバシ切って新しいシュートを育てて、誘引しないといけませんが、基本的には育てやすい品種です。
最後は、グラハム・トーマスです。イングリッシュローズではじめてバラの殿堂入りした品種です。黄色バラだけど、きれいなカップ咲きで、色もあざやかです。樹勢も強く、これも日当たりがよければ、どんどん育ち、いっぱいつぼみをつけます。我が家ではあまり秋には花をつけませんが、繰り返し花をつけてくれます。花持ちはあまりよくないので、切花には向かないかもしれませんが、庭にはぜひ一株という品種です。
今回はひかく的大きくなる品種のダイジェストでした。これ以外にもつるバラやシュラブがあります。ブッシュの小さなバラにはない圧倒するような美しさがあります。ぜひスペースを確保して植えてみてはいかがでしょうか?
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