火曜日, 5月 08, 2012

今年の花は大きい

連休が終わったところで、一斉に花が咲き始めました。今年は3月までが寒かったので開花は全体遅めで、遅咲き早咲き関係なく一斉に咲き始めたという感じです。まあ、本当の遅咲きはまだなんですが、4月中に開花するものも5月にずれ込んだという感じです。
イングリッシュローズも咲き始めています。その中ではパット・オースチンが、まず1番咲きでした。このパット・オースチンは日が当たるところに地植えしているのですが、夏がめちゃくちゃ暑いのと、屋根の影になるのでちょっと水不足になるところで、ここ数年元気がなかったのですが、今年は大きな花をつけてくれています。
イングリッシュローズの中では、パット・オースチンはうどんこ病に弱く、もうちょっとというところでつぼみがうどんこ病にやられてしまいます。今年も元気よく成長していたのですが、つぼみがついたところでうどんこ病にやられてしまいました。おまけに、バラゾウムシがこのパットオースチンが好きで、せっかくのつぼみがみんなくたっとしてしまって、ああ今年もダメかなと思っていました。
ところが咲いてみると、つぼみの数が減ったためか、綺麗な大輪。普通は10cmはないのですが、12cm以上ありそうな花がついてくれました。いいんじゃないでしょうか?
イングリッシュローズは一般につぼみにつきはいいのですが、つぼみが付きすぎてしまって、成長のパワーをとられてしまう傾向があります。シュートの出もあまりよくなく、太いシュートがなかなか出てくれません。枝が更新されないのでいまいち株に元気がないようになっていくのです。今年は、3月のうこんこ病がなかったので新芽が元気に育ち、肥料も十分にやったせいか、葉もしっかり茂ってくれています。つぼみも適当に制限されたので、綺麗な花がついているんじゃないかと思います。
全体的に今年は油粕を多めにやって、葉と枝をしっかり充実させようという考えです。そうすると花があまりきれいに咲かないのですが、夏の暑さに負けないようにするには、まず株の体力です。しっかり新しいシュートを伸ばしてもらって、来年のための枝をしっかり育てるのがやはり重要だと感じています。今日あたり花はいっぱいさいているので、それより秋にしっかり花をつけられる体力を付けさせるのが今後の目標です。
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