月曜日, 5月 16, 2016

レッドムーンというランブラー

 レッドムーンという名前のランブラーです。赤いノイバラといった雰囲気の多花小輪品種です。育種はタキイ種苗のようですが、もう出回っていない品種のようです。絶滅危惧種というわけですね。
ピンク色の小輪のつるバラはあるのですが、こんなに真っ赤な小輪のつるバラはなかなか見つかりません。まあ、エクセルサとか、キングローズとかあったりしますが、こんなふうに雄しべが黃色でかわいらしい品集はなかなか見つかりません。
このバラ単独でも当然かわいくていいのですが、組み合わせでいい雰囲気を作ります。今回の写真は単独の写真ですが、このバラの左上にはレオナルド・ダ・ヴィンチ、右上にはアブラハム・ダービー、下にはラ・ペルラやクロード・モネといった比較的豪華なバラがあるところに、目立たないようで目立っているのがこのレッド・ムーンなんです。
基本的に丈夫で春も秋も花がつくし、ローズヒップもついてかわいいんですが、さすがにだんだん弱ってきています。新しいシュートが出てこなくなってこれはちょっとまずいかもという雰囲気になってきました。今シーズン挿し木をしておこうと思います。
まあ、ノイバラよりは葉は小さく、どちらかといえば、テリハノイバラに近い品種だと思います。丈夫で花つきもいいので、増殖を考えてみたいと思っています。



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