3月になりました。これからだんだん春に向かうことでしょう。バラもだいたい剪定が終わり、あとは芽が成長するのを待つのみといったところです。
そんな中温室で育てているわけでもないので、いっぱい花をつけているのがアンティーク・レースです。昨年の秋のつぼみがゆっくり成長して、いまの時期になって開花しているんです。
アンティーク・レースは切り花用の品種で、花びらがしっかりしているので、ずっとつぼみのままでも花びらがしっかりしていて、今でもちゃんとした花になってくれるわけです。これが、花びらの薄いラ・フランスあたりだと咲いた時に花はぼろぼろになってしまっていたり、花びらが散りやすいチャイコフスキーあたりは咲ききれずにつぼみのままで散ってしまったりするんです。
まあアンティーク・レースですが、今8つも花やつぼみがあります。もう春の準備なんですが大丈夫なのでしょうか?暖かくなって全然成長できなくて、夏には黒点病、秋も遅くなってつぼみをつけてでは、昨年の悪循環になってしまいます。ミニバラ系っていっぱんにその傾向はつよいと思います。暑さに弱く寒さに強い品種は温暖化の時代にあっていないのでしょうね。
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