火曜日, 5月 27, 2008

枝の扱いが難しいコンフェデレーション

  なかなかゴージャスな花を咲かせるコンフェデレーションです。剣弁咲きですが、花びらの数が多く、ロゼッタ咲きのように広がっていきます。花もきれいですし、香りあって、最近のバラとは少し違う感じがいい雰囲気なのですが、それは写真の上のことです。実際は、枝が横にびゅんびゅん伸びるのでなかなかきれいにまとまってくれません。直立性ならばまだどうにかなるのですが、なんと横張りなんです。
  性質は基本的にハイブリッド・ティーで、花は房咲きにはならず、1枝に1輪咲きます。枝は横に伸びますが、分岐はそれほどよくありません。横に広がるならと、うまく分岐するように、摘心して枝が分岐するように試みましたが、摘心しても出てくる枝は1本だけでした。結局のその先に花が咲いたのですが、どうもかっこがよくありません。花つきも悪くはないのですが、枝が少ないので花1輪のゴージャスさとは相反してちょっとさみしい感じです。
  このコンフェデレーションですが、ネットで検索してもなかなか出てきません。2006年に京阪園芸の小山内健氏がおすすめにしていた品種なのですが、2007年のカタログにはなくなっていました。やはり、癖がある品種だからなんですかね?
 我が家に植えてあるバラのほとんどが初心者向きの育てやすい品種です。育てやすい強い品種でないとすぐ病気になるので、それほどきれいに咲かせることができないのです。
 初心者向けの品種は病気に強いと思っていたのですが、初心者向きというのは枝のバランスがよく、剪定が楽という点もあるんでしょうね。枝が暴れたり、分岐の悪い品種は確かに面倒です。このコンフェデレーションは少なくとも気を使って育てないといけない品種のようです。
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