日曜日, 2月 08, 2009

スタンダードと接ぎ挿しに挑戦

  近くの藪に大株のノイバラがあって、太くていきのいいシュートを伸ばしていたので、昨年手頃なやつを4本切ってきて挿しておきました。長さは1.5mくらいから2mぐらいのものを、ただぐさっと挿しておいただけですが、しっかり4本とも発根し、立派に根を作ってくれました。鉢に植えておいたのですが、鉢のそこから根が伸びてしまっていたので、別の鉢に植え替えをし支柱でまっすぐに矯正したのち、さきっちょに接ぎ木をしました。
  じつはこれをやったのは先週なのですが、昨日は来年用のノイバラのシュートを切ってきました。あんなに長い枝がしっかり発根し育つなら、いきなり太い枝に接ぎ木をし、それを挿してもうまくいくんじゃないかと思って、切ってきたスタンダード用の台木の下のほうをきって、接ぎ挿しをしてみました。これがうまくいくならすばらしいことです。
 普通は接ぎ挿しも比較的細い枝を使うのですが、太い枝でいきなりうまくいくなら、かなり安定した苗を作れるのではと思うのです。昨年挿したスタンダードの台木の根はそりゃりっぱなものです。挿し木はなかなか太い枝ではうまくいかないのですが、このノイバラの発根パワーが本当なら、いきなり太木挿し+接ぎ木ができてしまそうです。
  まあ、結果は1月ぐらいたたないとわかりませんが、うまくいっていたならまた報告したいと思います。
 スタンダードも接ぎ木も4本しています。2本は細めだったのでミニバラを、2本はちょっと長めにして、イングリッシュローズを継いでいます。ここのところ暖かい日がつづいて、芽が動いてきてしまっているので、もしかすると着く前に芽が動いてしまって失敗するかもしれませんが、そしたら今度は芽接ぎでも練習しようかと思っています。
 近くに台木のノイバラがいっぱいあるのはここに住んでいる最大のメリット?とひそかに笑みをうかべる日々なのでした。
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