木曜日, 6月 07, 2007

花びら噴きだすジャック・カルチェ

ジャック・カルチェは典型的なオールドローズのあじわいがあるバラですが、四季咲き性があり、あまり大きくもならないので、たいへんいい品種だと思います。 花びら話を昨日書きましたが、オールドローズの古い系統は花びらの1枚1枚は幅が狭いですね。クォーターロゼット咲きと書かれている花には、花びらの1枚1枚は大きめで、それが反り返るようになってクォーターロゼットになるパターンと、小さな花びらが噴きだすように咲くパターンがあります。
 イングリッシュローズやメイアンのロマンチカシリーズなどは比較的花びらは大きく、カップ咲きがクォーターロゼットになっていくパターンです。アルキミストもそうです。
一方、このジャック・カルチェ、ブルボンのルィーズ・オディエ、ガリカのシャルル・ドゥ・ミルなどは、花びらは小さくそれがぎっしりと詰まっており、それが複雑に広がっていきクォーターロゼットになっていきます。
花びらが多いものはみなクォーター・ロゼットと書いてしまっていますが、実はもっと微妙なものです。
 ジャックカルチェは花びらの1枚1枚はほんとうに小さく、100枚以上の薄い繊細な花びらが噴きだすように咲きます。綺麗に咲いた姿はとうぜんいいのですが、咲いていく姿がさらに素敵だと思います。定点で1分間隔ぐらいで写真をとり、連続して動かしたきっと素敵な動画になると思います。秋か来年あたりやってみようかな?
Posted by Picasa

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