紫燕飛舞はチャイナじゃないという話のようで、どうもブルボンのようですね。京阪園芸ではユジェーヌ・イーマルリという名前で売られています。でも、ブルボンだと思えば四季咲きですし、大きさも手ごろ、花も美しい、すばらしい品種だと思います。
この写真は適当に挿し木にしておいたものが成長してこんなにきれいな花を咲かせてくれています。本家はハキリバチに葉を切り刻まれて、花も終わってくじけて?おります。
挿し木でもどうもちゃんと育つようで、しっかり成長しています。なんか花は挿し木版の分家のほうがきれいな気がしますが、気のせいででしょうか?植えてある場所も半日陰で、夏の暑さをちょうどよく避けられたのかもしれません。
オールド・ローズの中には接木しなくてもそれなりに根がしっかりしたものがあるようで、ルィーズ・オディエなんかもけっこう挿し木でのものが元気よく育ちます。ガリカのシャルル・ドゥ・ミルなんかも簡単に挿し木が根付くし、地下茎でどんどん増えるので危険という話もあります。
ルィーズ・オディエなどは、自根のほうがよく返り咲くという話もあるので、必ずしも接木して育てたほうがいいということでもないようです。環境がよければ、挿し木のほうがよかったりすることもあるようです。
とにかく、紫燕飛舞はきれいに咲いてくれています。鉢植えだとちょっと細い枝が伸びすぎて扱いが難しいのですが、低いフェンスに適当にからめておけるので、簡単に育てることができるかと思います。1本買って育てて、後は挿し木というのもいいと思います。丈夫ですし、香りも大変いいです。花の大きさは8cm程度でしょうが、今回の花は10cmぐらいあります。写真よりずっときれいですよ。
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