金曜日, 4月 24, 2009

花がいかにもバラです

  そろそろつぼみに色がついてききました。つるバラには色づいたつぼみが目立つようになっています。今年はつぼみが大きく成長しているので、みんな大きな花をつけてくれるじゃないかと思います。
 写真はつるマダム・ピエール・S・デュポンです。黄色の花としては古い花で、20世紀初期のいわゆるアーリーモダンローズです。花の形がいかにもバラという感じが素敵です。実は開ききってしまうと、あまりきれいじゃないんですが、開き始めの形が最高です。
  例年はもうすこし花が咲くのは遅いのですが、今年はいちはやく咲いてくれました。植えたばかりのころは、日当たりが悪かったのかいまいちの成長で、わずかしか花が見ることができなかったのですが、だんだん株が充実してくるにつれて花の数も増えてきました。古い枝でもしっかり花をつけてくれるのが特徴で、渋い枝が味わいを増してくれます。
  実は昨年はテッポウムシにやられて、株元をかなり傷めてしまったのですが、そこはしっかり自己修復して、なにごともなかったごとく新枝を伸ばしてくれています。みたところかなりのダメージなのですが、バラの修復能力はすばらしいです。テッポウムシも早めに見つけてあげれば、それなり修復されるものです。株元はすっきり掃除しておかないとダメですね。
  さて、このつるマダム・ピエール・S・デュポンですが、なかなか扱いが難しいバラです。基本的には丈夫なのですが、うどんこ病には弱い、黒点病にもなる、アブラムシはつくし、コガネムシにもコナジラミにもやられる。黄色のバラは虫が大好きなようで困ります。でも、きれいですね。
Posted by Picasa

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