木曜日, 5月 05, 2016

今年はあたりとはずれの差が大きい


今年はあたりとはずれの差が大きい。あたり組はパット・オースチン、アブラハム・ダービー、そしてガート・ルードジェキルだな。あれ、みんなデビッド・オースチンのバラじゃないか。
春先はいつもはうどんこ病に泣かされるわけだが、 今年はうどんこ病の被害はほとんどない。3月の気温の問題だろう。うどんこ病が蔓延しなかったので、薬剤を散布することがなくて、そのため殺虫剤の散布もしなかった。その結果、クロケシツブチョッキリの活動を活性化させてしまった。
今年、調子のいいバラはこのクロケシツブチョッキリの被害をうけなかったバラということが1つ条件だろう。イングリッシュローズはチョッキリに強いのか?
デビッド・オースチンが気に入っていた、グルス・アン・アーヘンはちょっきり被害で最悪の状態。ジャクリーヌ・デュ・プレも綺麗な花が咲かない。ホワイト・ストリームもダメダメ。植えている場所かな?
とにかく、ガート・ルード・ジェキルは被害を免れていることは確かだ。香りのいいバラがさらに綺麗に咲きそろっているのは気持ちいい。
実は今年は剪定をかなりサボっている。剪定を深くしたほうがいい品種と剪定が浅いほうがいい品種がある。シュラブ系の品種は剪定をあまり強くしてしまうと花の数が減ってしまう傾向にある。新しい枝はひたすら枝を伸ばすだけで、花は旧い枝に咲くわけである。一季咲きのバラはその傾向が強い。
ということを考えると、旧枝系のシュラブはチョッキリの被害もなく、つぼみもいっぱいついたということになるのだろうか?
まあいろんな条件が重なって効いてくる。肥料、日照、水、成長次期、いろいろあっておもしろい。品種ごとに細かく対応すればいいのだろうが、結果論しか論じることができないのが実際である。

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