月曜日, 10月 02, 2006

日照の問題

涼しくなってつぼみもついてきたが、やはり今年はパワーが感じられない。北九州地域はコメも不作なのだが、もしかすると原因は同じなのかもしれないと考えている。
今年の春はたいへん花のつきがよかった。理由はうどんこ病から守ったこと、春先の天候がよく温暖で日照がよかったことが考えられる。しかし、花が咲いた後はあまり天候はよくなかったような気がする。写真を見直しても雨や曇の時の写真が多い。梅雨も長くつづき、梅雨の終わりには黒点病(黒星病)が出てしまい。花が終わった後に出た葉もかなりやられてしまった。この天候のため、シュートの出はよくなかった。根元からのシュートはほとんどなく、遅くなって上のほうから出てくる場合が多かった。
結局元気がないままに夏を迎えてしまったが、夏は暑く根の活動を止めてしまうし、おまけに害虫はいつもより多く発生(特にコガネムシ類)、そのために新しい葉が全く成長できなかった。ノイバラの根は成育力は強いが、夏の暑い時期は休眠する性質があるらしい。水不足で枯れるようなことはなかったが、暑さはどうも根の活動を止めてしまい。シュートの成育を妨げたのではないかと思う。
マーガレット・メリルは春先はたいへんきれいな花をつけ期待をしていたのだが、花が終わった後は、勢力を使いはたしてしまった感じで、今もまだ復活のきざしがない。おもいっきり花をつけてくれて元気だったグラハムトーマスもやっと元気を取り戻してきたといった感じである。
この秋は、花を期待するよりも、葉を十分につけされてあげて、来春に向けての力をつけさせることが大切なのかもしれないと考えている。
やっぱりバラは肥料じゃなくて、お日さまで育つんだよなと思っている。

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