月曜日, 10月 29, 2007

レディ・マリー・フィッツウィリアムも咲きました

 アーリー・モダン・ローズのレディ・マリー・フィッツウィリアムのつぼみが開いてくれました。花びらの表の裏の微妙な色の違いがきれいです。先週の初めも咲いていたのですが、第2弾という感じですね。葉っぱは黒点病でくじけたので、いまいちの状態ですが、復活は早めでつぼみもしっかりつけてくれています。
 ピンク色のアーリー系はこれ以外にラ・フランスがありますが、雰囲気は似たところもあり、違うところもありという感じです。ラ・フランスは花びらは薄く、現代のハイブリッドティーとは全くことなる繊細な雰囲気なのですが、レディ・マリー・フィッツウィリアムはもしかすると現代のハイブリッドティーやフロリバンダのルーツなのかなという感じをもっています。とはいっても、現代の大輪のハイブリッドティーとはまったく違います。花びら1枚1枚がしっかりしていて、その花びらがつぼみから反り返りながら開いていく感じがなんとなく現代バラ系かなと感じるのです。
 たぶん、現代バラは切花としての市場の影響が大きく、派手でかつ花もちのいい花が好まれたからでしょう。オールドローズはほとんどすべて花びらは薄く、枝も細く、繊細な花なのに、ピース以降のバラは力強さを感じるほどに自己主張が強い感じがします。最近のイングリッシュローズにしても同じといえば同じです。
その点、1900年以前の品種はハイブリッドティーでも繊細です。オールドローズのティーの雰囲気をしっかり残してくれています。もっといっぱい植えたいなと思うのですが、植える場所がね...。鉢植えより地植えのほうが、よさそうなんだな...
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