いつもくじけていてなかなかきれいな花が見られない代表といれば、ミミエデン、ローズオオサカ、そして第1位は粉粧楼だろう。どれも病気に弱くてなかなかまともな花がみられない。ミミエデンは、おもいっきりうどんこ病に弱いし、ローズオオサカは強いと書いてあるが、実際はうどんこ病にもなるし、黒点病にはかなり弱い。そしてさらに弱いと思うのが粉粧楼。どれもきれいに咲けば完璧な品種なのだが、パワフルに育たないのである。最近、粉粧楼はどこにでも売っているので、ポピュラーな品種なのだろうが、買っていった人は奇麗に咲かせることができているのかいつも疑問に感じていた。
そんな粉粧楼ですが、なぜかきれいに咲いている。大敵にうどんこ病になっていないのである。この粉粧楼、うどんこ病には弱くても黒点病にはそこそこ強いようで、暑い時期は日陰においてあったので、根がくじけなかったようである。
写真はあまりよく撮れていないので、いまいちに見えるが、実物はもっときれいに咲いている。粉粧楼にしてはけっこう大きめの花で、花びらの枚数も多く、粉粧楼らしい花になっている。ほかの花がくじけているなかで、きれいに咲いてくれるとほんとうにうれいしい。
そろそろ気温も安定してきて、すこしづつ復活を始めている。昨年はほんとうに元気のよかったセプタード・アイルも気がつくと葉が出てきている。花が咲いてくれるかは難しいが、11月の末ぐらいになるとけっこういい雰囲気になっているといいなあと思う。
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