月曜日, 5月 11, 2009

コンテ・ドゥ・シャンボールは枝が細いのよね

  ポートランドローズのコンテ・ドゥ・シャンボールです。昨年まではいまいち元気がなくて、雰囲気はチャイナみたいだったのですが、今年はつぼみも最初から大きく、きれいな花をつけてくれてます。
 おなじポートランドローズとしてはジャック・カルチェがありますが、コンテ・ドゥ・シャンボールのほうが普通のバラです。何が普通かといえば、花首の長さが普通ということです。ジャック・カルチェは花首が短く、場合によっては葉と花がぶつかってしまって、うまく咲ききれない場合があったりします。その点、コンテ・ドゥ・シャンボールは普通に咲いてくれます。
  でもコンテ・ドゥ・シャンボールは枝が細くて、なかなか主幹も太くなってくれません。ちょっと雨が降った程度で倒れてしまいます。これはいけません。花は立派なので、当然ですが枝はしなって花はうつむいてしまいます。どうにかならないものでしょうか?写真のとおり、ほんとうにきれいな花をつけてくれるのですが、なかなか目立たないのです。
  実はイングリッシュローズのガートルード・ジェキルの交配親はこのコンテ・ドゥ・シャンボールのです。確かに葉の雰囲気はたいへんよく似ていますし、枝が細いことも同じです。花つきがいいのも、香りがいいことも、ガートルード・ジェキルにしっかり受け継がれている気がします。
 となると、この枝の細いコンテ・ドゥ・シャンボールも壁に誘引したりするのがいいのでしょうか?アーチの南側にフェリシアを植えて、アーチをにぎやかにしようと思ったのですが、肝心のフェリシアは育たず、もう今にも枯れそうな状態。フェリシアの代わりに、このコンテ・ドゥ・シャンボールを地植えにしてみようかと考えています。
  アーチ飾れるほど成長しないのでないかという心配はあるのですが、うまく誘引して上に伸ばせばアーチの上まで伸びるような気がします。上のほうにはつるメヌエットもありますし、下だけでもいいかなと思ったりしています。小さいアーチって案外難しいんですよね。
 まあ、コンテ・ドゥ・シャンボール、かなり優雅で素敵なバラです。もっと目立つようにしてあげたいなと思いますよね。
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