月曜日, 5月 18, 2009

復活のコーヒー・オベーション

  コーヒー・オベーションが復活しております。ミニバラとして人気の高いコーヒー・オベーション。花つき抜群、病気にもかかりにくいのですが、本には弱いと書いてあったりします。実は暑さには弱く、枝が枯れ込みやすいという欠点があります。他のミニバラも同じような感じではあったのですが、昨年の夏の暑さで枝がほとんど枯れてしまい、秋は復活しきれないでいたのでした。
  枝は他のミニバラと違って太く、一見しっかりしているように見えるのですが、この太い枝が枯れ込みやすいという欠点をもっているようです。暑さや水分不足になると、先からではなく根元から枯れ込んでしまいます。
 そんな状況でも花をつけようと頑張るので、夏が終わった後はボロボロの状態で、枯れた枝を切ったら、横に伸びる枝1本だけになってしまっていました。
  こりゃダメかもねと思ったのですが、春先、日のあたる穏やかな場所で大事にしておいたら、株元からシュートが出てきて、気がつくとちゃんと復活していたということなのです。
 ほかにも、リトル・アーチスト、レッド・シンフォニーは暑さからの復活組です。枯れてしまったものもあるのですが、挿し木苗はやはり根がくじけてしまってダメなのですが、接ぎ木苗は復活します。やはり根の強さが重要みたいです。
  ノイバラの根は夏の暑い時期に休眠するという性質が本に書いてあったような気がします。夏の休眠+暑さで枝は厳しい状況になるのですが、休眠なので復活するのでしょうか?どちらにしろ、春の復活は根のパワーが重要みたいです。
 コーヒー・オベーションは枝が太いけど、あまり伸びず、硬く充実するのに時間がかかります。傷がついたり切れ味の悪いハサミで切っておいたりすると、そこから枯れ込む可能性が大みたいです。花後のケアや夏のケアをしっかりしておくことが大事なようです。花がいっぱいつきますし、花もちもすごくいいので、強いと勘違いしがちなのですが、生育力という面ではややバランスの悪さがあるようです。
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