我が家には約100種類のバラが植えられているはずなので、毎日1品種載せていってもネタ切れになるということはないはずなのですが、そういつもうまいタイミングでいい写真が撮れるというわけでもなくて、今日はちょっと前に撮ったレディー・マリー・フィッツウィリアムを載せます。
いかにもアーリーモダンローズという雰囲気が好きです。ラ・フランスはもっとオールドローズっぽい薄い花びらなのですが、レディー・マリー・フィッツウィリアムはモダンローズにつながる雰囲気をもっているように見えます。
それでも、淡いピンク色で開きながら反り返っていく花弁は、たいへん繊細で優雅です。花びらの色が表と裏が微妙に異なるため、曇りの天気だとされにきれいに見えます。いまの時期、総咲きでどんどん花をつけるフロリバンダやつるバラに隠れてしまいほとんど目立たないのが残念ですが、素敵なバラだと思います。
初期のハイブリッドティーは現在のハイブリッドティーとはだいぶ雰囲気が違います。花びらも薄くやわらかいし、花の大きさもそれほほど大きくありません。ティーローズよりややしっかりしてきているかなという感じです。現在広がっているハイブリッドティーの雰囲気は、やはりピースあたりから広がってきたのでしょうか?
切り花向けではガーデンローズとは違い、ステムが長くないと商品にならないし、それが細くてはやはりうまく飾ることができません。香る品種はかならずしも好ましくないし、花もちもわるくなります。やはり商品としての切り花の影響は大きいのかもしれません。
最近では、大きな花よりも小さな花が切り花品種からガーデン品種に流れてきています。四季咲き性が抜群で、とくにかくきれいに房咲きになります。花もちももちろんいい。しかし、なぜか人工的で繊細さが感じられないような気もします。まあ、このあたりは個人ごとの感覚なのでしょうが...
2 件のコメント:
はじめまして
ピエールドゥロンサールを買いました。
バラは初心者です。
今日はじめてこちらへたどりつきました。
楽しみが増えました。
よろしく。
macaroonさん、ひさしぶりの日本語のコメント、無人島でやっと通りかかる船を見つけたような気になります。まあ、コメントを誘うように書いていないのが悪いんですが...
今年はピエール・ドゥ・ロンサールきれいに咲きました。十分にスペースをとって大きく育てると、一面あの花びらいっぱいぐるぐる巻きの花で満たされます。つるばらとして扱いやすく、それでいてアピール度抜群なので、可愛がってあげてください。
暇があったら、コメント入れてください。1番花のシーズンは終わってしまったので、ちょっと地味になりますが...
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