この紫雲はどこにでも売っているふつうのバラなのですが、こんなふうにきれいに咲いてくれることが、たいへんうれしく感じます。実はこの紫雲、値段は398円の半額、つまり199円の大苗だったのです。今はなきグリーンサミットという園芸店で、バラ苗半額の時に一番安い買った398円の苗。そしてその50%の苗だったんです。まあ、どうでもいいやという気持ちで、楓の根本に植えました。当然日もあまり当たらないので成長しません。苗も398円という雰囲気の小さな苗、まあどうでもいいやという感じでほってあったのでした。
楓がアブラムシはつくし、紅葉はせず葉は暑さで枯れるしで人気がなく、引っこ抜かれました。そこで、陽の目をみるとおもいきや、横に植えてあったマチルダが成長。マチルダのほうが後輩になるのですが、マチルダは楓がなくなったので陽をあびてぐんぐん成長。紫雲は、その影にかくれてまともに枝も伸びずの状況。
マチルダの反対にあるのはジャック・カルチェこちらも元気がいい。東からの光はマチルダが遮り、西からの光はジャックカルチェが遮り、楓がなくなってもいっこうに環境がよくならない。しかし、そんな状況でもすこしづつ枝を伸ばし、高さを確保してなんとか陽が当たるようになってきた。遅咲きで注目されないなかも、すこしづつ花もつけるようになってきたのが昨年あたり...
そうしてついに今年は、立派な花がつくようになったなのです。いったい何年かかっているのでしょうか?2004年の秋に植えているので、6年半も時間がたっているのです。立派いですね。感動ですね。というわけで、なぜかうれしくなるわけなのです。
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