月曜日, 9月 11, 2006

つるメヌエット

アーチのからませているバラの道路側から見て右側のつるメヌエットです。元はフロリバンダの枝代わりで、8cmぐらいまでの花が房咲きになります。
つるバラとは思えない四季咲き性で、つねに花をつけてくれますが、そのためか養分を花に使い切ってしまいシュートなかなか伸ばしてくれません。黒点病にも強くはなく、雨が多かった今年の夏は、ほとんど葉が全滅してしまいました。
この写真はまだ葉がいっぱい茂って元気だったころのものです。今は、たいへん悲しい状況になっていて、こんな元気な葉はぜんぜんありません。
つるバラの場合、夏は茂った葉も景観のためにたいせつな要素です。四季咲きでつねに花がつくのもいいですが、シュートをつんつん伸ばして茂ってくれることも大切です。
ところで、アーチをきれいに仕立てておくのは難しいですね。どうしても下のほうが葉も花もなくなってしまいますし、太い枝はなかなか思うように誘引できません。いわゆるつるバラよりも、シュラブやランブラーのほうが枝が細くて思うようになりそうですね。
このつるメヌエットは現在療養中です。枝を伸ばして葉をつけようとがんばっている最中ですが、なぜか花が咲いてしまいます。植物は危機的な状況になると子孫を残そうと花をつけてしまうんですね。花より葉だと思うのですが... Posted by Picasa

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