月曜日, 5月 21, 2007

レッド・ムーンはじゃがいもじゃない

 このバラ一鉢398円ぐらいで買った気がする。3年前の春である。ラベルには「ミニバラ・レッドムーン」と書かれていた。花がついていて、枝も伸びていたので、普通のミニバラではなく、ほふく性のつるバラだとは思った。
当然買って帰って品種を調べたわけだが、レッドムーンという名前で検索しても出てきたのはじゃがいもの品種でバラじゃない。今度はバラというキーワードを入れて検索してみる。ハイブリッドティーにレッドムーンという品種があるようで、最初はそれが出てきた。さらに検索をしてやっと発見。どうもタキイ種苗の品種らしい。
 ちなみにじゃがいもは赤いさつまいも色のじゃがいもで、ハイブリッドティーのレッドムーンはサカタのタネらしい。紛らわしい同じような品種名をつけないで欲しい。
それは仕方ないとして、このバラはどんなバラかというと、3cmぐらいの一重で赤い花がさくランブラーです。葉はきれいな照り葉なので、素直にテリハノイバラの交配種だと思われます。色は真赤な色をしていて多花性、さらに繰り返し咲きです。さらにさらに赤くちょっと細長いローズヒップが楽しめます。
花がいっぱい咲きますので花がらの処分が大変ですが、けっこう長くさいてくれますし、トゲが鋭い点を除けばたいへん優秀なバラといえます。
 一応葉は小さくミニバラのようなのですが、シュートは元気に伸びて、左右2mぐらいは広がる雰囲気です。ただそもそもランブラーでほふく性なので、上に向かってシュートが伸びるわけではありません。適当に剪定しておけばそれなりに花をつけてくれます。病気にもかなり強い品種です。チュウレンジハバチぐらいに気をつけておけばいいんじゃないかと思います。たぶん我が家では最強のバラでしょう。
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