日曜日, 5月 18, 2008

存在感あるつるディンティベスももう終わりです

  いつも一番最初に咲き始めるつるディンティベスですが、第1弾はもうすぐ終わりです。ディンティベスは一重のバラですが存在感のあるバラです。つるディンティベスは特に花が大きく房咲きになるので、庭ではたいへん目立ちます。
 よこにピエール・ドゥ・ロンサールが植えてあるのですが、あの存在感のあるピエール・ドゥ・ロンサールよりつるディンティベスのほうが目立ってしまうのです。花のボリュームは当然ピエールなのですが、やや紫がかった鮮やかピンク、あやしい雰囲気のしべ、ゴージャスだがやさしい色あいのピエールでは、その独特な色の雰囲気に負けてしまうのです。花びらが多ければ華やかというわけではないんですね。
  このつるディンティベス、生育力は旺盛でシュートをぐんぐん伸ばします。枝は比較的老化が早いのですが、新しいシュートは確実に出てくるので、計画的に更新していけば毎年満開の花をみることができるでしょう。
 まあ生育力は旺盛でいいのですが、うどんこ病に弱いというのが困り物です。いくら薬剤を散布してもちょっと気を抜けばうどんこ病が蔓延してしまいます。うどんこ病感染に弱いんですね。やわらかい枝や葉をぐんぐん伸ばすのが感染に弱い原因でしょう。我が家は風が強く、風によって枝や葉が痛みやすいのです。風によって弱った部分じ感染し、蔓延してしまうんです。
  また大きくなりすぎるのも難点です。十分な面積があればいいのですが、限られた壁面ですとすぐに場所がなくなってしまいます。まあ強く剪定をしても咲くには咲くと思うのですが、それでもぐんぐん成長するのでコンパクトにまとめるのは難しい品種です。
 とはいえ、香りもいいし味わいのある品種だと思います。いかにもアーリーモダンローズという雰囲気もいいです。
 そのつるディンティベスも第1弾は終わりです。花もちは決してよくなくせいぜい3日程度、一気に咲いて一気に散っていきます。返り咲きはすこしだけなので、この雰囲気はまた来年ということになります。
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