火曜日, 5月 20, 2008

ハキリバチにやられる花

  レオナルド・ダ・ヴィンチが咲き始めました。ちょっと遅咲きなんですね。ほかのバラが終盤戦に入るころ咲きだします。一般的にメイアンのバラは遅咲きのような気がします。ギィ・ドゥ・モーパッサンやオウギュスト・ルノアールなどもこれからだし、王子様モナコもお姫様モナコもこれからです。まあ、そういうのも大切です。全部一気に終わってしまうとさみしいですからね。そうそう、一気といえば一期咲きのオールドローズ、シャルル・ドゥ・ミルやゲニギン・フォン・デンマークはこれからです。
  レオナルド・ダ・ビンチはほんとうに優秀なつるバラです。本来はフロリバンダになるようですが、日本だとシュートを長く伸ばすのでつるバラ扱いになるようです。だから四季咲きかというとそうではなく、秋は咲きません。返り咲きはしますのでこれからちょっとの間花を見続けることができます。
 レオナルド・ダ・ビンチはアンティーク調のバラで一見オールドローズ風なのですが、花びらは厚く、実物を見ればモダンローズであることがよくわかります。色も鮮やかなローズ色で、曇りの日でも映えます。
  ところで写真を見てなんか変だと思いませんか?そうなんです。外側の花びらが欠けているんです。犯人はハキリバチです。ハキリバチは本来は葉を切るのですが、なぜかレオナルド・ダ・ヴィンチは花が切られるのです。昨年もそうだったかというとそうではなく、今年からなのです。せっかくの花が台無しです。ハキリバチはなかなか退治できないんですよね。葉をもって飛んでいたりしますが、殺虫剤ではどうにもならないのです。
  ハキリバチ葉を赤ちゃんの寝床にするようで、食べたりはしないのです。ですから殺虫剤は効かないのです。巣を探すのがいいようです。一箇所既に巣は発見しています。昨年と同じインターフォンの下に入り口があるのです。テープでふたをしておけば入れなくなるのでOKです。それにしてもハキリバチはもうちょっと地味に活動してほしいものです。
Posted by Picasa

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