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アルキミストが今年もきれいに咲いてくれています。一期咲きですが花つきはたいへんよく北側で日当たりが悪いことなど一切関係なく生育してくれます。
昨年は根元からのベイサルシュートは出なかったのですが、今年はすこし強く剪定をしていたら、立派なシュートも伸びてくれています。肥料もまったくやっていないのですが、たいへん元気生育力抜群です。
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アルキミストは原種のロサ・エグランテリアの交配種で、枝の伸び方や葉の茂り方は原種に近く自然な雰囲気でのびのびと生育します。分類からいくとモダンシュラブになっておりつるバラではないのですが、つるバラのように扱うのが一般的なようです。南側に植えたらどんなに大きくなるのでしょうか?想像がつきません。北側がでも育つというレベルではなく、北側がちょうどいいという品種だと思います。
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花は最初は普通の高芯咲きのように咲き始めますが、どんどん花びらが広がっていきロゼッタ咲きになっていきます。色も最初は濃いオレンジ色なのですが、花びらが広がるとともに薄い紫が入ってきてピンク色に変化していきます。まさにアルキミスト(錬金術師)という感じです。
北側のほうがちょうどいいと書きましたが、色の具合も半日陰がちょうどいいと思います。強さと繊細さが同居した不思議な花です。
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病気には強いバラです。うどんこ病になることもありますが、株全体に蔓延することはありません。黒点病になることはほとんどありません。気をつけなくてはいけないのはどちらかという虫ですかね。どうもコナジラミが大好きなようで、気がつくとコナジラミがいっぱい近くを飛んでいます。コナジラミはうっとうしいので、どうにかならないかなと思っています。
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