水曜日, 2月 07, 2007

うつむくパットオースチンたち

 昨年のいっぱい花が咲いたで賞はグラハムトーマスなんですが、ずっと咲き続けたで賞は同じくイングリッシュローズのパットオースチンです。夏の間も咲き続け、冬近くになっても咲いてくれました。それも昨年植えたばかりなのに、素敵な花をいっぱいつけてくれました。庭のMVPだったと思います。
 デビッドオースチンの奥さんの名前がついているだけあって、落ち付いたオレンジ色のやさしい花を咲かせてくれます。写真だとちょっと地味な雰囲気なのですが、庭ではもう少し華やかさがあり、目を引きます。春にはどんどん花が咲き、夏でもくじけることがなく花をつけ続け、秋にはさらに渋さを増した花をつけてくれました。
 しいて気になるところをいうならば、花がいつもうつむいてしまうところです。いつも恥ずかしそうに下を向いているので、ローアングルから写真を撮るしかありません。枝が細めで長くのびるのでしかたないですが、もうちょっと上を向いて咲いてくれると華やかな雰囲気になるんじゃないかと思います。
 この花は香りがまたさわやかで、うれしくなってしまいます。基本的にはティーの香りなのですが、フルーティーな香りでアールグレイの感じといったらいいのでしょうか、特に春の香りが最高です。ああ、春が待ち遠しい。
花の質からいうと秋の花のほうが色も素敵だった気がするのですが、きっと次のシーズンは株も充実しているので、きれいな花をいっぱい見ることができることでしょう。
Posted by Picasa

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