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我が家の庭にはプリンス・ドゥ・モナコとジュビロ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコが並んで植えてあります。お姫様モナコと王子様モナコです。お姫様モナコは大輪のハイブリッドティーですが、王子様モナコはフロリバンダです。太陽の日を浴びると花びらの縁がきれいに赤くなるところがたいへん素敵です。ふつうに考えるとお姫様のほうが華やかに見えそうなですが、花の数、色のコントラストから圧倒的に王子様が目立ちます。
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温度や光で花びらの色が変わっていくバラがありますが、王子様モナコは光を受けると赤く発色します。ですので咲き始めは淡いピンクなのが、咲き進むにつれてどんどん赤くなっていきます。南側に植えているのですが、我が家は西向きの玄関なので、となりの家が光を遮るので秋が深まって日が短くなると日が当たらなくなり、色はほとんど真っ白になってしまいます。
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この写真は5月の末の花で、いちばんいい色がつく時期の花です。夏の暑さにはあまり強くないのですが、春も秋もいっぱい花をつけてくれます。昨年は秋のつぼみに付き具合から、12月のはじめで花は終わりましたが、その前の年は1月末まで花をつけてくれました。寒さにはたいへん強い品種のようです。秋が深まってからの花は、わずかにピンク色になる程度で、それはそれで味があります。
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このバラの欠点はといえば、棘が鋭いところでしょうか、ちょっと黒点病にもなりやすいかな?基本的には大変病害虫に強い品種だと思います。黒点病になっても、全滅してしまうことはないし、病気にかかった葉をとってしまってもすぐに復活してくれます。園芸店でも最近はよくみかけるようになった品種です。枝はフロリバンダらしく横張りですので、ちょっと広めのスペースを確保してこんもりと枝を張らせてあげるといいかなとお思います。ちなみに我が家はフェンスぎりぎりに植えてしまったため、かなりの花が隣の家で咲いております。
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